私は目と耳の障害者なのだが、タダでパソコンを教えている。
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別に人にモノを教えるのが好きなわけではない。
人に会うのもあまり好きではない。
全部聞こえないし見えないため、会話すると疲れるのだ。
まあでもやってくれと言われるため、タダで授業をしている。
毎回、練習問題を作ってそれを手を動かしてアウトプットする(作成する)ことで、体で覚えてもらっている。
んで、5回目の練習問題はこちらである。
■これ
今回でExcelの授業は2回目だけど、1番上の掛け算しか終わらなかった。
オートSUMや数式の転記など、基礎が分かっていないと作るのは難しいのだということを理解した。
Wordの授業3回やったら生徒さんがお知らせ表とかチラシを一人で作れるようになっててビビった。
授業でチラシ2枚作っただけだったのに技術を覚え一人で応用し、作れるようになってしまったのだ。
私の授業では機能を教えたりしない。
1つ1つの機能ではなく、1つの完成品を作るために5つくらい機能をついでに教えてしまい、最終的に何かをものづくりさせることを
テーマとしている。
話を聞いていたらネットからタダで画像を取りたいそうだ。で、取り方が分からんので取ってくれ。と言われた。
とりあえず著作権フリーのものを20個あげたけど、画像を作るにも人件費が掛かっているんだよ。
と伝えた。
が、あまり理解してもらえなかった。
みんなインターネットはタダで取れると思っているのだ。1990年代のインターネットはそうだった。
タダであげるよ。という「善意の文化」だった。
いまみたいにおすすめパソコンランキングとか言って自分が受け取れる高額報酬のパソコン順におすすめしてるクズが、当時のサイト運営者にはいなかったし、倫理観があったからそんなことはしなかった。
自分のおすすめのゲームソフトなどをタダで教えるよ。という善意からだった。
だけど新聞もマスコミもインターネットの文化通りにタダで提供していたら、全員業績が下落したのだ。
だって記事書くのに人件費掛かっているのだから当たり前である。
よっていまの新聞は朝日新聞も読売新聞も日本経済新聞も、すべて有料化された。
当たり前である。記者にそれなりの給料を支払うならタダで提供すべきではないのだ。
逆にいまタダで提供しているのは読者をカモとして見ている悪意あるサイトがほとんどになってしまった。
広告収入の入ってこない商品はもう二度とインターネット上でおすすめされることはなくなった。
まさにタダより恐いものはない。になったのだ。
だが、消費者側にはいまだタダの文化が残っていて、タダで画像を取ってきてくれとか、タダで動画を取ってきてくれとか言われる。
動画1本作るのにどんだけ金掛かってるのか、日本人は相手の気持になって物事を考えることができなくなった。
なんでタダでブログ運営したりパソコン教えたりしてるのか自分でもよく分からん。
ただ、その結果として今月の収入はブログからの寄付金が3名で合計192円である。
10月は21日間働いて私の収入は192円である。
タダで善意のみで働けとは、こういうことなのだ。生活保護者じゃなかったら絶対やってなかったと思う。
まあ、それはそれとして、これからExcelやる人は上の私が作った演習はパクっていいのでそれが終わったら関数へ行かないで、いきなりExcel VBAへ行くことを強くおすすめする。
会社では関数ガッチガチでExcelシートが作られている。
なぜならExcelの関数は入り口は易しく応用は効かないためである。だからみんな関数を覚えるのだ。
しかし、関数は易しいのだが応用は効かないのだ。
逆にExcel VBA(マクロ)は入り口の難易度は高いが、応用と自動化が効きまくるのだ。
もうアホみたいにだ。
関数を1つ1つセルに打ち込んで残業するくらいだったら、完全自動化のExcel VBAマクロのほうが後々あほみたいに楽だし、計算精度も上昇するのである。
だから最初は大変でもいきなりVBAのコードを書けるようになったほうがいいです。
完全なるプログラミング言語だけど、そんな難しくないから、しかもVBE(ビジュアルベーシックエディター)は
とても使いやすい開発環境なので、こっちを覚えたほうが楽です。
後々楽できるのだが、みんな難しいと思ってやらないから、会社の同僚が作ったExcelファイルはゴミみたいに関数が散らばってて
読みにくいし、拡張性低いし、計算精度が低いのである。
楽をするな。とは言わんが、技術的にいま学んでいる技術の将来性や発展型、応用はどうなのかくらいは、考えながら学ぶべきである。
最近なんで生きてるのかよく分からずダラダラしてます。
目と耳失ったため色々できなくて、やれることがもうそんなにないためです。