NHKは19の命というサイトを作りながら、自分たちも犯罪に加担していることに気づいていません。
☆☆☆
2016年7月、神奈川県は相模原市で起きた、障害者施設殺傷事件と真正面から向き合っていません。
津久井やまゆり園での無差別大量殺人事件でお亡くなりになられた方、19名の障害者のエピソードを感情論で訴え、再発防止どころか、なぜ犯罪が起きたのかすら考察していません。
かわいそうねえ。障害者ちゃん。19人も殺されちゃったの？かわいそうねえ。ねえ、いまどんな気持ち？いまどんな気持ち？
と、感情に訴えるだけのサイト、それが「19の命」です。
■NHKのWebサイト「19のいのち」
出典：19のいのち（https://www.nhk.or.jp/d-navi/19inochi/main）
何不自由しない経済的に豊かな生活をしていた19人の障害者を殺害したのは、この津久井やまゆり園で神奈川県の最低賃金ギリギリの905円で働いていて、解雇され、20代で生活保護を受給するほどまで転落した若者でした。
つまり、植松容疑者は、親も友達も大学時代の恩師もすべてが見放し、孤立し、最低賃金以下の生活保護費で生計を立てていました。
極貧に次ぐ極貧生活です。
加害者側がなぜそのような行動を取るのかの分析を一切せず、被害者側のくやしさや哀しさという、まるで再発防止の役に立たない人々の感情に訴え掛けたカスサイト。
それが19の命です。
さらに言えば、NHKの番組制作スタッフ自体が同じような犯罪に加担しており、同じシステムの基で番組やWebサイトを作っていること自体を理解しないで、ゴミみたいなサイトを作っています。
NHKで番組を作っている職員の平均年収は1,126万4,657円です。
ソース↓
■NHK職員の平均年収推移
出典：年収ガイド（https://www.nenshuu.net/shoku/any/nhk.php）
年収1,000万円越えてる人間が、20代で生活保護まで転げ落ち、精神崩壊を起こし、発狂した容疑者の気持ちが分かるものでしょうか？
その胸の痛みが、心の痛みが、非正規社員の苦悩の日々が。
さらにその最低賃金ですら大卒で解雇された憎悪が、その悪意が、正社員で年収1,000万円越えている選ばれた人たちに理解できるのでしょうか。
NHK職員は自分たちの会社における汚い仕事をしていません。
障害者の糞・便の排泄の手伝いまでする福祉の仕事はFランクの低偏差値大学卒が就く仕事であり、介護福祉士の平均年収は340万円～350万円程度です。
そして自分たち番組制作スタッフは年収1,000万円以上貰っておきながら、こういう仕事に嫌悪感を持ち、偏差値の低い人間の18歳まで勉強してこなかったそいつの自己責任であり、本人が勉強しなかったからそういう仕事に就くのだ。
私たちは選ばれた番組制作スタッフなのだから、汚い汚物を触るような仕事はしないのだ。
という優生思想からNHKでの一番重要な収益源の仕事をトカゲのしっぽ切りのごとく切り離し、外部の会社に汚物を丸投げし、のうのうと一番おもしろい好奇心を満たされる番組制作の仕事だけをしているのです。
そのため、NHKでも一番辛い仕事はNHK職員がするのではなく、外部の企業の非正規社員がしているのが現実です。
このように↓
■NHK受信料の集金業務の求人
会社名は長野システム開発となっていますね。NHKではないのです。一番辛い仕事は外部の非正規社員に丸投げです。
なぜ、障害者の私が加害者側を慮（おもんばか）る記事ばかり書くのか？
それは再発防止をしたいためです。非正規社員の精神が崩壊するのを防ぎたいからです。
再発防止をするには、加害者がどんな境遇でどのようにして心を破滅させ、凶行に及んだのかを理解しなければいけないためです。
NHKは19の命で障害者ちゃんかわいそう～と言いながら、受信料の集金人という一番辛い、NHK職員は帰ってくれ！もう来るなよ！
と国民から罵倒される、集金に来ただけでツイッターに顔写真付きで画像をアップロードされ、一生晒されるそのような凄惨で、過酷な業務を外部の企業に委託し、
月給22万円程度、年収でたったの264万円の報酬を出し、しかも非正規社員で働かせているのです。
見たくないものは見ない。
自分たちも犯罪に加担しているのに、その凄惨な現場を見ず、報道せず、一番辛い仕事をしている人たちを無視して平然と年収1,000万円オーバーの所得を得ている人たちが加害者の壊れてしまった心を、理解してあげられるのでしょうか。
大卒なのに最低賃金で働くことがどれほど苦しいことなのか、どれほど自分の自尊心を破壊させてしまうのかが、汚物を手にする仕事をすべて外部へ低賃金で委託してしまう
そのような、見たいものしか見ないNHKの番組制作スタッフが作った19の命が、ほんとうに適切で正しい報道をしていると言えるのでしょうか。
NHKの受信料を集金している非正規社員が辛い、辛いって言ってるのを無視して、ワクワクする知的な仕事をしている年収1,000万円オーバーの番組制作スタッフが、そのような過酷な業務すら理解しようとせず、自分たちの
外部委託企業の社員が犯罪を犯しまくっているのを無視している人たちが、ほんとうに適切な報道をしていると、19の命を作って再発防止になると、本気で考えているのでしょうか？
集金人の犯罪ソース↓
■NHK受信料集金人の犯罪動画の数々
Google検索で「NHK受信料集金人 犯罪」と打ち込み検索すると、NHK職員ではない外部の非正規社員が次々と精神を破滅させ、犯罪を犯し続けていることが分かります。
自分たちは汚い仕事をしない。見ない。だって、18歳で日本人の人生はほぼ全て決まってしまうから。
低偏差値大学に入学したお前の自己責任！
このような報道がほんとうに正しいのでしょうか。
そして、汚い仕事を外部企業のFランク大を卒業した非正規社員にさせて、その非正規社員の精神が病んでしまい、軽犯罪を繰り返している。
そのような人たち。自分さえよければいい選ばれた人たちが障害者ちゃん19人も殺されちゃってかわいそうねえ～。
いま、どんな気持ち？ねえ、いまどんな気持ち？教えて？
と私たちに言ってきて、19の命が適切なWebサイトであり正しい報道をしていると、ほんとうに言えるのでしょうか？
私にはそうは思えなくなってきています。
自分たちだって下の者に、学歴ヒラエルキーの低偏差値の人たちに、非正規社員で成果の出ない受信料を集金できない人間をクビにして、すぐあなたの替えはいますよ。
と心ないことを言い、言われた側は気が狂ってしまう。精神を壊してしまう。
そして18歳で高偏差値大学に行けなかった大多数の人たちは、もう二度と高収入な職業には就けない。
18歳で人生が決まってしまう。
そういうシステムを善しとする人たちが作っているWebサイトが、ほんとうに適切なものだと言えるのでしょうか。
私にはそうは思えません。
自分は殺された側の障害者だけど、NHKの番組制作スタッフは、そして19の命を作った人たちは、全然実情を把握していない。
自分たちも犯罪に手を染めているのに、それを認識していないし、できる限り見ないようにしている。
見ないようにしている人たちに加害者の最低賃金で働いていたのに、それすらも解雇された、努力が報われない悪意と憎悪を、社会に対する復讐心を！破滅願望を！
大量殺人鬼の心の苦しみが、胸の痛みが、分かるものなのかよ！
相手の気持ちになって物事考えなさい。ってお父さんお母さんから教わらなかったの？
そんな人として当たり前のことすらできない人たちが作ったサイトを適切だって言える？
言えるわけないじゃん。少しは考えなよ。
汚いものは見ないように、触らないように、考えないようにしている。
人の心の苦しみが、非正規社員の心の辛さが、自分も20代の10年間はずっと非正規社員で働いていたけど、毎年契約が更新されるのかが分からなかった。
契約切れの前の1ヶ月は不眠症で眠れなかった、あの苦しみと、社会に対する限りない憎悪が、辛さが、苦しみが、正社員の年収1.000万円オーバーの人たちに分かると、本気で思っているの？
NHKは19の命を制作しながらも、その足元で起きているNHKの業務で一番辛い仕事を外部へ外注させ、外部企業の非正規社員が犯罪を繰り返している事実を無視しています。
隠し通そうと努力しています。
これは津久井やまゆり園が、植松容疑者にしたことと、同じではないでしょうか。
辛い仕事を低賃金でやらせ、しかも非正規社員でいつ解雇されるかもわからず、実際に解雇し、精神が壊れ、凶行に走った。
若者の貧困を放置し続けるどころか、あまつさえ、自分たちも加担している。これが事実なのではないでしょうか。
そういう人たちが作ったWebサイトはとてもチープです。軽くて薄っぺららいです。
表層部しか報道せず、深遠なる淵、貧困労働者の現実をまるで報道していません。報道したらNHKも同じ社会システムを採用していたことが発覚してしまうからです。
だから彼らは隠しに隠し通そうとするのです。綺麗で薄っぺらい感情論で、自分のサイトを塗り固めるんです。
そして障害者ちゃん19人も殺されちゃっていまどんな気持ち？ねえ、いまどんな気持ち？
と私たちに聞いてくるのです。
あなたがたNHKも津久井やまゆり園と同じ仕組みを作り、大量の非正規社員の犯罪を生み出しているのに。
ただそれに気づいていないだけだ。気づこうとしない努力をしているだけだ。
無差別大量殺人事件を起こした容疑者は全員が非正規社員か元非正規社員の無職の若者であり、そういう人たちの精神が壊れてしまう社会を作っているNHK職員側、
ひいては正社員だけが作ったWebサイトなんかにまるで価値なんかないし、そこに事件の原因の究明もその本質も、容疑者の気持ちも犯罪メカニズムも、まるで書かれていない。
載ってはいない（実際に載っていないです）。ガラクタなWebサイト。と言わざるを得ないんです。
あなたがたは犯罪に加担しているんだよ。自分の手を汚さずにね。
あなたがたの足元では、あなたがたの代わりに辛い業務を行い、不平不満が溜まり、気が狂い、軽犯罪を繰り返し、そして強引な取立てをしないと解雇される、精神的に不安定な非正規社員がいっぱいいるんだよ。
さらに自分も非正規のときそうだったけど、解雇されるのを脅え、強引に受信料を取り立てようとすると動画に録画され、インターネット上に顔を晒され、気が狂ってしまうんだよ。
そして精神科に通院しないといけないハメになるのに、そういう大変な仕事をしている人たちのほうが雇用不安定な低賃金労働者なんだよ。
それを理解しないで作られたサイトが19の命なんですよ。
分かりますか？
だから無価値なサイトなんです。
他人の心を分かってあげられない、踏みにじる人間に、再発防止策を立案できるほどの高い知力はありません。
綺麗な仕事しかせず、汚い仕事を低賃金で外注させ、低賃金な若者が「死刑になりたかった」「誰でもよかった」と言うほど心を壊す現象を、NHKの番組制作スタッフが分かるわけがないんです。
分かりましたか？
自分たちがどれほどの憎悪を生み出しているのかを。思考停止した日本のエリートの人たちは理解できましたか？
そういうことです。この国は劣化しているんです。
見たいものしか見ない。臭いものには蓋（ふた）をする。
NHKの19の命からは、いつも通りの日本人の思考停止した、劣化だけが見て取れるのです。
ついでに、日本国の劣化シリーズも貼っておきます。
日本国の劣化シリーズ：
