この記事↓のなかで最近、牛乳や缶詰やお弁当のサイズがどんどん小さくなっている。と書かれています。
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食品サイズの縮小現象の記事
■これ
出典：Yahoo！Japan（https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20171120-00078375/）
記事では食品のサイズが縮む理由は、原価が上昇しているものの値上げをしたくないため、量を減らしているんだ。
と説きます。そして、価格を上げてしまうと消費者からの信頼を失ってしまい、ものが売れなくなってしまう。
と書かれています。
確かに明治の飲むヨーグルトや牛乳は、昔は500ml入りだったものが450mlになっていたり、1リットルのパックが900mlになっていて、食品が縮んでいる現象がスーパーに行くと理解できます。
最近ね、この手の馬鹿が増えましたよね。たとえば
- なぜ、若者はゴルフをしないのか？
- なぜ、若者は車を購入しないのか？
- なぜ、車が売れず自転車ばかりが売れるのか？
- なぜ、海水浴に若者は行かなくなったのか？
全部の答えはこちらです。
若者、特に非正規社員は金がないんです。
これをご覧なさい。
■日本人の可処分所得（収入から税金引いた手取りの月収）推移
出典：家計調査報告 家計収支編2017年（http://www.garbagenews.net/archives/2045729）
ピンクの棒グラフが勤労者世帯平均の手取りのお給料です。
見て分かるとおり日本人の労働者は毎年お給料が減っているんです。企業の利益は増え続けているのにです。
さらに若者の平均年収は世帯年収の半分以下です。ほらこの通り↓。
■20代の平均年収
出典：年収ラボ_20代・20歳代の平均年収（https://nensyu-labo.com/nendai_20.htm）
上は世帯収入で下は若者の年収だから単純な計算はできないけど、なんで半分以下の収入しかない若者が車買えるの？ゴルフできるの？
そのお金はどこから捻出するの？
賃金を増やしてないのに、どうやって消費するの？ねえ馬鹿なの？馬鹿なの？
金がないから車に乗りたいとか乗りたくないとか、そういう次元ではなく、金が無いから買えないのです。
ゴルフ場に行くまでの、また、海に行くまでの車を金がなくて所有してないから、ゴルフ場にも海水浴にも行けないのです。
なぜ、車が売れず自転車が売れるのか？
自転車のマナーの悪化が言われて久しいですが、ただ単に自転車乗りスマホと自転車の販売台数が増えて、乗ってる人間が増加しただけです。
賃上げしないから物が買えねえんだよ、カスが！！
これが結論となります。正社員制度が有る以上、確実に日本は滅びます。
もう、この国は現在衰退中ですが、確実にこの国は既得権益によって「自分さえよければ良い」という思想に基づき、木っ端微塵に滅ぶのは決定付けられています。
優秀な非正規社員が日本独自の身分制度によって、賃金が増えない。努力が報われない。
その原因は正社員を解雇できないためです。正社員はアメリカのように能力が低ければ解雇するということが日本ではできません。
一度雇ってしまったら65歳まで43年間どんなに態度が悪かろうが、給料の半分も仕事をしてなかろうが、企業は雇い続けなければいけません。
だから一生懸命働く非正規社員は正社員枠に空きがないため、どんなに一生懸命働いても無意味なんです。
この無意味感、無力感、努力の報われなさが社会の雰囲気を悪くしており、労働者の精神を不安定にして、物の売れない貯金を多くする、子供の生まない（生めるような恋愛できるような精神状態ではない）社会を形成しています。
まずは正社員の解雇規制を撤廃すること。
そして努力して成果を出した人間に対して正社員だろうと非正規社員だろうと、その成果が報われる社会を作らなければこの国は滅びます。
ただ、正社員の既得権益団体「日本労働組合総連合会」の組織票が686万票もあるので、事実上無理です。もうこの国は終わりました。
正社員の解雇規制を廃止させない取り組みをする政治家が選ばれ続けるため、この国が木っ端微塵に吹き滅ぶのは確定しました。
いま私たちは滅んだ後のライフスタイルの話をしています。
アイスクリームの量が減ったのは非正規社員の賃金が上がらず、そして安定雇用できていないため、価格を上げると一気に消費が減るからです。
ひいては努力が報われない社会を作っている組織票があるため国の雰囲気が悪化し、貧乏人ばかりが街中をうろついています。
だから私は既にあきらめた側の人間です。もう無理だから。日本をあきらめた。
食品の量が縮んだどころの話ではない。賃上げできないから、こうなるのです。
努力の報われない社会を作ってしまったため、社会問題が噴出してるんです。
もう無理。
日本は衰退しました。滅びたのです。以上。
関連エントリー：麻生氏「賃金が上がってない状況は感性の問題」。では、統計データを見てみよう！
