障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

「東大生が使えない」は間違っている。

週刊ダイヤモンドという雑誌が、ビジネスマンから見て使える大学生と使えない大学生を集計したランキングを2014年度に発表しました。

日本最高学府の東京大学は「使えない大学生」にランクインされていました。


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どうして偏差値のもっとも高い東大生が使えないと評価されているのか、哲学したくなったため、私は哲学を開始しました。


東証マザーズに上場した企業のCEO(最高経営責任者)をもっとも多く輩出しているのは東京大学です。


だけど、労働者として見た場合、上司側の心理から見て、自分よりも優秀すぎる人間はかなり使いにくいです。自分より実力のある人間に対して、上司はその使い方が分かりません。


使い方が分からないという自分のミスをカミングアウト(公表)したくないため、自尊心を保つために、「使えない」と、部下に責任を転嫁しているのではないでしょうか。


ほんとうは使えないのではなく、優秀すぎて何考えているのかが掴めず、気味が悪いから、「使いこなすことができない」が正解ではないかと考えています。


私の上司も「東大卒は使えない」と話していた方が2名いました。ちなみに、東大生は使えると話してくれた方は一人もいませんでした。


だけど、自分は第一次情報しかほぼ信頼しませんので、実際に東大卒の人間と一緒に仕事をしなければ、優秀なのかどうかなんて分かりません。


一つだけわかることは、東大生のような偏差値最強の人間は、就職する必要がないということです。だって、就職したって、上司は自分よりモノを知らないアホしかいないんですよ?


現場の経験と人生経験だけが上で、頭脳は下の人間しか社会にはいません。なら、全員就職せずに、起業したほうがいいと考えます。なんで、自分より知性の劣った人間に頭を垂れてペコペコしないといけないのか、高卒の私にもよくわかりません。


もっと威張っていいと思う。「社会はこうあるべきだ」と考えるのなら、起業してそれを実現すべきであると考えます。


なんで、たくさん勉強してきたのに、それをまったく使わない就職という形で社会に出てしまうのでしょうか。


学者になるなり起業家になるなり、作家や研究者になるなりして、就職とは異なる道を歩んでいくほうがずっといいはずです。


学生はもっと自由に生きるべきです。「俺は社会をこう変えたい」という野心を持ち、人に雇われない生き方(つまり社長)になって、バリバリ稼ぐべきであると考えます。


使えないんじゃなくて、優秀すぎて使いこなせないのです。一生懸命に勉強して知力を高め、東大に入ったのに、電通の女性社員みたいに徹底的にプライドを打ち崩されて、自分よりアホな人間の仕事の非効率なやり方に従って長時間働くとか、そんな辛い生き方をすべきではないのです。


過去の先輩方が大企業に就職しているからって、わざわざ過去の常識に屈する必要なんてないのです。


社会は、一生懸命勉強してきた人が報われる社会であるべきです。


そのためには、受動的になると絶対に損をするから、自分から起業して、裸一貫で社長として社会に出るべきだと障害者の自分は考えています。


その知力と頭脳に自信を持っていい。一生懸命な努力は、専門性に特化さえすれば、日本は、確実に報われる社会であると自分は考えているのです。

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