障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

優秀な人間なんて世の中に腐るほどいる。だからユニークな人間になろう。

企業で働いていると部長クラス以上は極めて優秀な人間が多いです。

シグナル理論の逆論理を使うと「部長に優秀な人間が多いのではなく、優秀な人間だから部長になった」と言い換えることができます。


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優秀な人間の定義とは頭の回転速度が極めて速いため同じ仕事を同じ時間させても、人の2倍3倍と早く正確に仕事をこなしてしまえる人間のことです。


これ、つまり高偏差値人間のことです。学校のお勉強でミスをしなければ100点になります。そして勉強しているため頭の回転速度が極めて速いのです。


だから上司に出世して、その後より多くの仕事をこなしていけるのです。


だけど考えてもみると東大の1学年だけで3,000人もの生徒がいます。大学は東大だけでなく、他にも一流大学だけで10校程度はあります。京大とか慶応とか早稲田とか数えたらキリがありません。


で、会社に入社すると気づくのです。部長以上の人間10人とか20人の会議になると、みんな頭が良くて理解力が高くて優秀なんですが、その10人20人が全員優秀な人材なのです。


これ、どこの会社も一緒です。どこの会社も経営幹部の会議に出席している人間は高偏差値だったり低学歴だけどメチャクチャ頭のよい人間ばかりです。


何が言いたいのか?


それは、上に登り詰めれば登りつめるほど優秀な人間なんていくらでもいて替えが効くほど社会には腐るほど優秀な人間がいるということです。


そして企業間競争とは、優秀な人間と優秀な人間の勝負なのです。優秀な人間は、上に登りつめればたくさんいるのです。


それより先、優秀さのさらに上にあるものは何か?


それは2つです。


一つはユニーク(世界でただ一人)の人間です。これは学歴関係のないスペシャリスト人材です。ある一点においては日本一とか世界一とかぶっちぎりの専門性を持った人間です。


たとえるならハッカーギーク、クラッカー、スーパープログラマー、天才シナリオライターここら辺は優秀な人間よりも極めて数が少ないです。


一般的な凡人よりも優秀な一握りの人間のほうが数が少ないため、一握りの人間だけが部長になれます。だけど、部長職の人間では頭のネジの飛んじゃったスーパープログラマーにはなれません。


この人たちは一人で巨万の富を生み出す馬鹿共です。高学歴な人間が多いですが、中には低学歴な人間もいます。


特に文系側はあまり学歴が関係なくなります。頭おかしいほどのぶっちぎりな人材であり、社会において極めて少数派の人材となります。


もう一つ少数派の人間であり優秀な人間のさらに上の人間がいます。それは「情熱的な人間」です。


何事も成すべきことは絶対に成し遂げる、やり遂げる人たちです。これも学歴はまったく関係ありません。


特にフリーランスの場合は学歴が無意味になってきます。何が何でも成し遂げる情熱的な人間は、成果が出るまで失敗するため失敗の山の果てに成功を確実に掴み取ります。


どちらかと言えば、高学歴な人間のほうが多いのですが、、情熱とは己のやる気次第のため、学歴がなくても、まったく問題ありません。頭の回転速度も不要です。


社会においては、複雑な思考をするのが大切なのではなく、成し遂げる、実行する、やってみることが何よりも大切なのです。


必ず実現させるという強い野心を持った人間、私が働いていた前の会社の創業者がこのタイプですが、狂ったように働きます。


まさに狂戦士というかバーサーカーみたいな人間です。一緒にいると熱い!熱すぎる人です。


日本の企業の部長は極めて頭の回転速度が速いですが、ただそれだけです。思考したことのすべてを実行する権限は持っていません。


だから、考えたことをすべて実行してしまう情熱的な社長は、製品・サービスを社会に送り出せば社会からの成功か失敗かの何らかのリアクションが届けられるため


成功するまでプロダクトを作り続け、確実に成功させてしまうという熱さ、情熱を持っているのです。


こちら側の人間は周りの人間から「頭おかしい」「変態」「キチ○イ」「狂ってる」「心が冷たい」「人の気持ちが分からない」と言われますが、それだけ野心的であり、独善的であり、無我夢中で働くため、着いて来れない部下に対して、なんでこいつらは着いて来れないの?

という鬼のようなことを言ってしまうため、人から理解されることがありません。


ユニークな人間や情熱的な人間には、努力次第でなれます。ブロガーなんて技術力0で問題ないため、努力とやり遂げる力さえあれば、たくさんの記事を書くことができてしまいます。


優秀で偏差値の高い人間になれないのであれば、それよりもより少数派なユニークな人間や情熱的な人間になればいいのです。


社会は少数派の人間をより高く評価します。


社会における一握りの人材になって、一度きりの人生なのだから派手に燃焼すべきだと私は考えているのです。