障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者が偉そうな態度をとる理由について

なぜ、世間で障害者と言えば「偉そう」と言われるのか?

それには理由があります。一人の障害者として書いてみようと思います。

 

☆☆☆

 

障害者がいつも偉そうで性格が悪い理由は2つあります。

 

1つはわがままを許される環境で育ったためです。親が障害児を大切に育てることは問題ありませんが、甘やかしすぎて育てると、偉そうな性格になります。

 

そのため、尊大な態度で、「助けてもらうのは当たり前」という価値観が植えつけられるのです。

 

2つ目の理由は後天的な障害者の場合によく見られるケースです。それは、生まれたときは健常者だったのに、難病になり、入退院を繰り返すことで、精神が壊れてしまい性格が悪化するためです。

私もそうでした。

 

18歳の1年間で、視力が4分の1まで低下して、会社を辞めざるを得ませんでした。

 

以前までの生活がまるでできなくなってしまい、社会を恨んだり、人を恨んだり、偉そうな態度を取ったりと、性格が悪化する時期が後天的障害者にはよくあるのです。

 

人によっては視野がどんどん狭くなり、最終的に真っ暗になってしまい、何も見えなくなってしまう人がいます。

 

話を聞いていると、全盲になるまでは、酒を飲みまくって、荒れまくったと話していました。

 

彼がどんな視野の病気だったのかは知りませんが、他にも弱視になって、ほとんど目が見えなくなり、性格がメチャクチャに悪化して、酒飲みになった障害者も見てきました。

 

皆、荒れに荒れて、現在の体を仕方なく受け入れているのです。だから性格が悪いし、暴力とか振るったり、暴れたりする人もいるし、なによりも、健常者から見て、態度が偉そうに見えてしまうはずです。

 

それなりに触れてほしくない部分、闘病生活中や、病院に何度も行って、医師は怖がりなので「治りません」とは言わず、10回20回と検査を受けて、貯金が全部なくなり、ヤケになって家族に暴力振るって、酒飲みになって、怒鳴り散らすため、性格が一時的に悪化するのです。

病気が人の性格を変えてしまうのですよ。

 

これが「偉そう」と世間から言われる原因です。まあ、ロクな奴がいないと言われればそれまでだけど、そうならざるを得ないほど病気が重いもののため、少し距離を置いて、コミュニケーションをとるのがいいと思います。

 

あと、ずっと性格悪いってわけでもないのと、障害の部位にも拠るので、車椅子の肢体不自由な障害者は、性格の良い人が多いです。

 

難聴者もなぜか美人が多く、性格も悪くありません。難病であればあるほど、性格が悪化する傾向があります。これは仕方がないです。

 

かくいう私も障害者に友達が一人もいません。健常者にしかいません。いま朝の3時52分。私は仕事をしています。

 

こういうラリった障害者はあまりいません。自分の食い扶持くらい、自分で稼ぎたいため、たくさん働いています。そもそもたくさん働きたいという障害者は、あまりいません。

 

国に援助してもらいたい、障害年金をもっとたくさんほしい。ずっと無職で何不自由なく暮らしたい。大企業に雇ってもらい、生涯大企業に勤め通したい、という人が多いです。

 

そのため、価値観が合わず、障害者の友達が一人もいないのです。

つーか、働けよヴォゲ!!

 

とか言ってしまうため、「頭おかしい」と言われてしまうのです。悲しいですが、自分は生産的な生き方が好きなので、養ってもらうというスタンスを好みません。

 

ガンガン稼いで、自分の稼ぎで富裕層になりたいと思っているのです。そのため、話が合いません。

 

障害者が偉そうな態度をするには、それなりに闘病生活が続き、性格が変質してしまうからです。

 

病気によって、人生が狂ってしまうのです。なので、ある程度は仕方のないことだと、私は考えています。彼らが一方的に悪いとは思えないのです。

 

だけど、障害によって、性格が変質するということは、病気に負けたということです。明るく楽しく元気に、バリバリ仕事をする。元の性格に戻ってこそ、障害者の人生だと私は考えているのです。

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