最近、私はブログで「日本は終わってる」って言葉をよく使う。
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別に使いたくて使ってるわけではない。じゃなぜ使ってるのか?
それはこのためである。
■これ
この画像はGoogleサーチコンソールの集計データである。
Googleサーチコンソールとは、Webサイトがそれぞれの検索キーワードで何回検索表示されたのかが分かるツールである。
ウチのブログは「日本は終わってる」とその関連キーワードで、ひたすら検索10位以内に表示されているのだ。
掲載順位2位が一番多いですね。
あと「日本は終わってる 2018」とかでも検索上位に来てますね。
なぜこの言葉で検索流入されまくっているのか?
その最たる理由は、日本人が「日本は終わってる」という言葉をGoogle検索バーに打ち込みまくっているからです。
図を見ていただきたい。
ブログへの検索流入1位は「日本 終わってる」である。
この言葉が28日間でGoogle検索バーへ打ち込まれた回数は、なんと驚異の1,111回である。
これ、ぶっちぎりでウチのブロクの検索流入1位のキーワードです。
ブログタイトルである「障害者から見た社会」以外の検索キーワードだと圧倒的に1位です。
で、いまうちのブログはこのキーワードで掲載順位が8.05位です(図参照のこと)。
ユーザーニーズがあるため、この順位をもう少し上げていきたいと思っています。
そのため、いま図書館で借りてきた「10%消費税が日本経済を破壊する(著者:藤井聡)」を読んでいます。
超高学歴のスーパーエリートですが、この本は非常にわかりやすい本です。
本の内容として一番大切なところは、
ここ20年間世界経済は平均してGDP(国民の所得。収入のこと)が2.39倍増えた。
それなのに日本は政府が消費税を5%に増税した1997年以降の20年間で、所得が20%もマイナス成長をした。
お給料が20%も減ったのだ。
マクロ経済統計を見るとデフレ不況の生みの親が消費税であり、消費税増税後、国内消費が減り、消費が減ることから企業の売上高が減り、企業の売上高が減ることから、労働者の賃金が減り、労働者の賃金が減ることから、さらなる消費が減る。
このデフレスパイラルとも言うべきデフレ不況が、消費税の増税から生まれたのだ。
ということを各種統計データによって明らかにした本です。
よって、世界中の国民から馬鹿にされ笑われてる国、笑われ者国家の衰退国が出来上がったんだよ。
世界で唯一の衰退国が日本なんだよ。
世界中の労働者は平均してお給料が2.39倍になったのに。日本だけお給料減ってんだよ。
そのソースがこれ。と、本に書かれています。
本に載ってたソースをネットで探したらあった。
これですね。
■世界成長率ランキング(1995年~2015年)
出典:シェアニュースジャパン(https://snjpn.net/archives/73078)
日本政府の失策によって世界で唯一マイナス成長している世界の笑われ者国家。
世界唯一の衰退国。それが終わった国ニッポン!!
です。
マスコミは絶対に報道しない事実ですけどね。
という本です。
いや、そんなの知ってたし。あと、敢えて言うけど、この本フェアではない。
私は日本政府の回し者ではないが、はっきり言ってデフレ国とインフレ国で名目GDPで比較するのはおよそフェア(公平)な行為ではないと思う。
補足:インフレとは物価の上昇する現象のことです。逆にデフレとは物価の下落する現象のことです。
なぜか?
なぜなら、マクロ経済学を勉強した人なら分かると思うがインフレの国ではお給料も増えてるけど、その分、物価も上昇しているからだ。
逆に日本がそうなのだがデフレの国ではお給料も減っているがその分、物価も減っているから
名目GDPで手取りの所得が減ってます!
と指摘しても、だけど、物価も同じくらい減ってるのだから、豊かさはあまり変わらないよね。
実質GDPで物価調整後のデータを取らないと、国の豊かさなんか分からないよね。って思うからです。
名目のデータを使う奴は素人です。普通、プロは実質値を使います。
その国の本質的な豊かさを知りたいためです。
ハイパーインフレーションになればお給料は100倍になる。
だけど物価も100倍になる。
もちろん名目GDPを使うときもドル建てにするから、ドル換算だとまったく成長してないのは分かってしまうんだけど、それでもすべての経済学書で長期的な国の豊かさを測定するときには実質値を使うのが一般的です。
経済学書はほぼすべて実質値です。GDPも実質値を見る癖を身に付けましょう。
わかりやすく手取りの収入を比較するために名目GDP使ってるんだと思うけど、これは少し失礼です。
お給料は確かに平成初期に比べたら100万円以上減ってるよ。
日本人は貧乏人になってるよ。世界で唯一の負け国だもの。
だけど物価もそれなりに落ちてるから、ここまで貧しい国と断言するのは経済学を独学で勉強した私としては違和感を感じます。
個人的に物価変動を調整させた実質GDPで比較しない資料はあまり信頼していません。
ただしインフレ(物価が上昇する現象)の国というのは需要>供給によってインフレになることがほとんどです。
稀に物価が上がって不景気になるスタグフレーションという現象もあるけど、この場合、失業率が増えるし、実質GDPが減るからすぐ分かります。
スタグフレーションが起きるのは輸入原材料(例えば原油)の価格が上昇して、その分物価が上昇したとき、所得が増えてないのに物価が上昇してしまうから生活が苦しくなる現象のことです。
日本政府は馬鹿だから物価さえ上昇すれば景気がよくなると考えてますが、そうではありません。
一番大切なことは、何によって物価が上昇したのか?
です。
通常の経済成長国で起きる緩やかなインフレの循環モデルとは、供給量より需要量(消費量)が多いと、工場などの生産拠点では人手不足になり、人手不足が賃金を上昇させ(賃金を上げないと雇えないからだよ)
工場で働く生産者の賃金が上昇するとその分が物価に上乗せされ、その値上げされた価格で物が売れ、生産拠点ではいままでよりさらに多くのモノが大量に作られることから、労働者1人あたりが生み出す生産量が増えることになる。
そのため、物価の上昇率より賃金の上昇率のほうが高くなります。
よって物価以上に賃金が上がるから生活にゆとりが生まれ、国民に余剰資金が生まれ、その余剰資金の一部がさらなる消費を生み、経済規模が拡大し、国が豊かになるのです。
緩やかなインフレによる経済成長の基本モデルはこれです。
物価は上昇するけど、それ以上にお給料が増えてるから余剰資金が生まれ、生活にゆとりが生じる。
その余った富の一部がさらなる消費を生み、労働者一人あたりが以前より、より多く、大量に生産することから、従業員一人あたりが生み出す生産物が増えるからお給料が増加するんです。
マスコミはマクロ経済学を理解してないから、この考えがまるで分かっていません。
だからなんで国が豊かになるのかの成長モデルを理解できずに記事を書いてるんです。
国が豊かになるのは消費が増えた際に1時間あたりに一人の労働者が生み出す生産物の量が増えたからです。
つまり労働生産性が増加したからお給料が増えるのです。
最貧国がずっと貧乏なままなのは、稲や小麦を生産する際にクワで畑を耕しているからです。
先進国では全部自動化しててトラクターとコンバインで田植えをし、収穫をし、ヘリコプターで広大な農地を1人で肥料を散布し、一人の農家が生み出す農作物の量が途上国の農家より20倍30倍って多いから、お給料もその分、20倍30倍って多いんです。
先進国の労働者のほうがたくさんのモノを生産してるんです。
これが経済学の基礎原理。私の大好きな理論。生産性理論です。
要するに豊かな国とは、一人あたりが生み出している生産物の量が多いってことです。
これを経済学用語で生産性が高いと言います。
それは良いとして名目GDPで見ると日本は世界で唯一人の負け国であることが分かります。
この国はもう終わったんです。
既に終了してるの。
もう無理。政治家がこの国を壊しすぎた。
賃金上げずに自動化させずに全部最低賃金の奴隷労働者に(人間に)やらせようとしてるからです。
これは生産性理論の逆です。より貧しくなるための政策なんです。
サービス残業とか馬鹿の極みだから。
本来なら全部自動化すべきなんです。一人の人間が生み出す生産物の量を増やすため人間がやる仕事を徹底的に減らすべきなんです。
だけど日本はその逆をやってますよね。
外食チェーン店へ行くとウェイトレスがいる国ですから。
先進国は全部自動化してるためウェイトレスなんていません。全部タッチパネルです。
先進国はキャッシュレス社会だからおつりの受け渡しも、それ以前にレジがもう存在しないから、レジに人を置く必要もないし、そもそも税金自動計算してるから税理士って職業が既にないし、税務署も存在しないし、全部人がやってる(税金で税務署の職員雇ってる)のは日本だけです。
だから先進国とお給料で2倍も差をつけられるんです。
税務署の職員や市役所でネットサーフィンしてたり椅子に座ってるだけの人の来ない障害者の相談施設の職員を全員クビにして、実家に帰って農家にでもなって、メロンでも作ってりゃ、国がより豊かになるに決まってるじゃんね。
なんでこんなことも分からないのか?
何も富を生み出してない(何もモノを生産してない)不要な職業が日本には多すぎるから生産性が低いんです。
しかも経営者が創意工夫を施さず、いままでどおりがんばりたいとか言っちゃうから海外から奴隷労働者を輸入して、最低賃金で人間に働かせようとしてるから、いつまで経っても無人化できず、生産性が増えないんです。
日本は全部経済学と逆のことやってんの。豊かで所得の高い国と逆のことやって所得を20年間も減らし続けてきたのです。
だから世界で唯一の負け国なのです。少しは自覚してください。経済学を学ばない損失を。お前たちは馬鹿なのです。
もう無理。この国は終わります。
よって令和の時代はいつ日本を脱出するのか?が、私たちのテーマになります。
大丈夫。この国が発展途上国並に貧しくなるには、収入は少ないものの過去の貯蓄がたっぷりあるから国を壊し尽くすまで、最低でもあと20年は掛かります。
日本の場合、国家が破綻するには借金が2000兆円はないと破綻しません。
たぶん国家が破綻するのは借金2500兆円の頃です。
個人金融資産だけで1800兆円、企業の内部留保だけで500兆円もあるからです。
GDP(収入側。厳密には国民所得)は少ないし、成長してないけど、まだまだ全然金持ちです。
過去の貯蓄がたっぷりあるためです。ただし所得が増えてない。
消費が増えないから企業の売上高が増えず、コスト削減で人件費が一番削減されているから、お給料が増えないためです。
で、お給料が増えず消費税が増税され続けているから、さらに消費が減ってるんです。
馬鹿だよねー。
こんなこともわからないとか、日本人は終わってるよね。頭悪すぎ。知性なさすぎ。
よって令和時代のテーマは「日本はもう終わってる。この国をあきらめよう」です。国を脱出するため力を蓄えよう。自己防衛しよう。
が私たちの目標となります。
国が滅びるのは移民で人口が2000万人程度増えないと無理です。止められない。
いまのところもう無理。
無理なのを認識していつ国を脱出するのか?
また、いつでも国を脱出できる力を蓄えておくこと。が、この時代の生きるテーマとなります。
私はそう考えていますね。
世界で唯一マイナス成長している世界の笑われ者国家ですから。仕方ありません。
全部政治のせい。
政治の劣化を私たちが無視したツケを、いま給料が減り続けるという形で、私たちは支払っています。
平成初期と比べて所得100万円以上減ってるし、非正規社員が労働者の4割を突破してるし、もう無理。終わってる。
国として体を成してない。
もうあきらめよう。日本をあきらめよう。そして国を脱出できるよう力を蓄えよう。
日本はもう無理。終わってる。が、令和時代のこの国で生きる国民のテーマです。
既に日本の2倍の年収に到達したノルウェーやデンマークやフィンランドなどの北欧諸国や、年収1100万円を突破したスイス
最低時給23.66豪ドル(2019年4月4日現在、日本円にして時給1,878円)のオーストラリアと比べると日本は奴隷労働大国であり、ブラック企業先進立国であり、既に途上国です。
もう先進国ではありません。
それはもう仕方ない。
今年秋の消費税の増税とオリンピック特需の終了と、外国人労働者が大量に日本にやってくることによる賃金の下落圧力によって、賃金がさらに伸び悩むことから、もうこの国は詰んでいます。
お終いです。日本は終わりですね。
私たちは豊かな国に脱出するため力を蓄える。そのための時代が令和時代です。
もう無理だから無理でない国へ脱出しよう!
が令和時代の私たちの生きるテーマとなるのです。