障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者社長として初めてお金を稼いでみて思ったこと。感じたこと。

今月、ブログに貼ってたアフィリエイトプログラムを書き換えた。

そしたら収入が入ってくるようになった。


☆☆☆


私はいま38歳で中学生の頃、父に、「お金を稼ぐことはとても大変なこと」だと教わっていた。

それは25年後の今年まで事実だと思っていた。


とくに障害者になってその後目と耳両方を失い、盲ろう者になって、ほんとうにそう思うことが多かった。

過労で会社で倒れてから失業し、305社も落ちてなかなか再就職できなくて、破産してしまった。


お金を稼ぐことはほんとうに難しいことだと思っていた。だけど私は一つ勘違いをしていた。

それはお金を稼ぐことイコール会社に雇ってもらうこと、だと思っていたことだ。


今月アフィリエイトのプログラムを書き換えただけで、収入が12,500円も入ってきた。

コードの書き換え以外、別にこれといって何もしていない。


ストレスから来る胃痛によって病院に行って、帰ってきて、ブログを書いていたくらいである。

何もしていないのだ。何もしていないのに、勝手にお金が入ってくる。


生活保護の身だから全額納税なので別にあんまり嬉しくもないんだけど、一つのプログラムを書き換えると、いままで作ってきた1,700ページすべてに反映される。


掲載されている広告の表示がすべて変更されるのだ。何も難しいことはしていない。

私はずっと思考していた。


小学校の頃から高校を卒業し働き始めるまで

  • 小学校の先生
  • 中学校の先生
  • 高等学校の先生

すべてお金を稼いだことのない人たちから私は勉強を教わっていたのだ。

彼らは会社を経営し、社会からお金を稼いだことのない人たちだった。


大学へは行かず高卒で就職してしまったが、もし大学に行ったとしても、大学でもまた事業を興したことのない、お給料を人からもらう人(教授)たちから、教養という学問を学ぶのだ。



日本では、食べていくための学問、収入を増やすための学問である「実学」は、誰一人教えられないのである。

なぜなのだろう?


こんなにも簡単にお金を稼げるのに、なぜ誰もお金の稼ぎ方を教えないのだろう?

とずっと思っていた。


これの答えはたぶん、日本の企業が格安で若い体力溢れる労働者を獲得するためなんだと思う。

企業のためひいては日本経済の競争力維持のためなのだ。


だってさ。もしもいまの自分みたいに1年か2年掛けてブログ記事1,000本も作って、その1,000本のすべてに表示される広告プログラムを1個書いてしまったらもう、誰も企業になんか就職しないよね?


何が哀しくて健康被害まで起こしながらサービス残業しなけりゃいけないの?何が哀しくて自分の命を縮めながら、深夜まで働かなければいけないの?

企業は毎年利益を出してるんだよ?


会計学のルールにおける利益とは「収益-費用=利益」のことだよ。

つまり若者は50万円分くらい一生懸命に働いて、手取りで20万円くらい貰っているんです。


残り30万円は税金と社会保険料を取られた後、企業の利益になっています。これが日本の悪習。間違った常識です

つまりはそういうことだよね。

こういう常識を作って国民に多大なる損をさせてたのね。で、その分企業は儲かっていたと。常識だから気づかないんだよね。


誰一人お金の稼ぎ方を知らない人から高卒でも6・3・3で12年間も学ぶ。

大卒だと6・3・3・4で16年間も学ぶのに誰一人事業を興せないのは、16年間も勉強しといてお金の稼ぎ方、事業の興し方を一度も学んでいなかったからなんだ。


自分は視力を失って障害者になった。そして聴力を失って盲ろう者になった。その後305社に落ちて私は経営者になった。

お金の稼ぎ方を独学で学ぶようになった。


ブログを更新し、そのブログの人気次第で、人気のある記事と関連する記事を多く書くようになっていった。

そしたらさらにアクセス数が増えていった。


プログラムを独学で学んだ。中心視点がもう見えない眼でだ。また、少しでも良い会社の広告を貼るべく、企業分析をするようになった。

そして綺麗に表示できるようプログラミングも独学で学んだ。


これらはすべてお金を稼ぐためのスキルだ。

障害者社長の私は無意識のうちにお金の稼ぎ方だけを専門的に、しかも独学で学んでいたのである。

で、結論だけど、別にお金を稼ぐことって父が言ってたように、難しいって訳じゃないよ。


ブログの場合(記事本数にも依るが)アクセス数さえ増えてくればカップラーメン食べてるときとかに、アフィリエイトのサイトにログインすると、今日あなたのサイトから売上が入ってきましたー!


チャラチャラリ~ン!!って表示されて、なんか星の画像が表示されてて、別に私はいまカップラーメン食べてるだけの生活保護者なのに、自動的にお金が入ってくるという現象が起きるのです。


Amazonだと多忙期には、1秒間で426個も注文が入ってくるんだよ。


■ソース

Amazonの注文回数の記事

出典:ギガジンニュース(https://gigazine.net/news/20131227-amazon-sold-426-items-per-sec/


カップラーメン食べるのに5分掛かったとしたら

 5分×60秒×426個=127,800個

なので、12万7,800個売上が入ってきてるんだよ。あそこ。そりゃ日本の企業負けますわ。


Amazonnほどページ枚数なくても、1,000枚くらいあれば、普通にゲームやってたり電車に乗ってるだけで、売上って入ってくるんだよ。

どこが難しいの?

マジで分からん。


最近そう思ってます。

まあ、こういうこと書くから、障害者は生意気で態度がでかくて偉そうだって、言われるんだろうね。


仕方ないです。私はこっちへおいでよ。って言ってるだけだから。副業一つで人生変わるよ!

って読者様に伝えたいだけだから。


結局のところ日本人は実学(生きていくための学問・食べていくための学問)を軽視してるんだよ。

それはよくないことだよ。

目と耳を失った障害者社長が売上増やしまくってて、そんなこと考えてた。


みんなと違うこと学ぶのって、すごく社会に喜ばれることなんだよ

競走相手いないし。

最近それを知ったのでした。おしまい。

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