先日、この辛辣なニュース↓を読んだ。
ツイッターのTL(タイムライン)に流れてきたのだ。
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最近この手のニュースが非常に増えている。
この手のニュースとは、奨学金を返済できず自己破産した若者の記事のことである。
■返済総額1,100万円の奨学金自己破産の記事。
出典:Business Insiderの記事(https://www.businessinsider.jp/post-162867)
自分の教え子が1,100万円も自分から教えを受けたいがため、学費を支払い借金してるのに、大学教授はお金を稼ぐ力が全くないから、自分の教え子を一切助けない。実力がないから、平気で人を見捨てるのだ。
酷いシステムである。情理も人情もクソったれもない。大学が学生を一人でも多くほしいのは、お金が欲しいからだ。だからお金のない奴は助けない。お金をくれないからだ。
誰も借金を背負った学生なんて助けない。大学側の、金のない人間とは係わりたくないという強い意志が見え隠れする。
大学関係者は学生が欲しいのではなく、学生が入学することで得られる「お金が欲しい」のである。
という社会と人間のメカニズム(論理性)がよく分かる記事だ。
毎月1回くらいの割合で、このような奨学金を支払えない元学生の自己破産の記事が各種メディアから配信される。
朝日新聞や他の新聞も、この手の記事を月1くらいで配信している。最近配信された朝日新聞の記事はこちら。
出典:朝日新聞の記事(https://www.asahi.com/articles/ASL1F7SBXL1FUUPI005)
朝日新聞のほうはしっかりと調べてあって、なぜ自己破産したのか?の原因が書かれている。
少しだけ抜粋する。
”奨学金にからむ自己破産の背景には、学費の値上がりや非正規雇用の広がりに加え、機構が回収を強めた影響もある。ここに書かれているとおり、大学卒業後に非正規社員にしか就けず、借金を返済できるほどのお給料が得られなかったため自己破産しているのが分かる。本人らに返還を促すよう裁判所に申し立てた件数は、この5年間で約4万5千件。16年度は9106件と機構が発足した04年度の44倍になった。給与の差し押さえなど強制執行に至ったのは16年度に387件。04年度は1件だった。”
出典:上の記事より抜粋
50年前なら大学全入時代ではなく、大学生が少なかったため、大学を卒業した!すごい頭の良い人だ!となって、普通に正社員になれて、お給料多いから返済できた。
だけど、いまは大学全入時代であり、大学を卒業して学士の資格を取得しても、企業側は高偏差値大学以外それほど頭のいい人材とは見なさない。
親御さんは半世紀前の成功法則がいまも適用できていると思っているのだ。
しかし毎月こういう記事が配信されるため、大学でお金を稼げるスキルは教えていないから、卒業しても非正規社員になることもある。そのため、大学に行く意味ってまるでないよね!という社会常識がそろそろ出来上がってくる頃だと思う。
大学の地位は今後失墜すると私は予測する。
だって、ハーバード大学教授のグレゴリー・マンキューさんが出版したマンキュー経済学を5,000円出して本屋で買ったほうが、300万円出して経済学部行くよりも多くのことを学べてしまうことを、実際に700ページ一気読みして認識した自分がいるからだ。
天下り官僚が民間企業に1社も内定を取れずに大学教授に天下りして学生に教養を教えているのだから、就職できない学生が増えるのは当たり前である。
私が18歳だったら親を説得して就職せず、実家で速攻で起業するね。
もっと早く起業してお金を稼ぐスキルを市場から学べばよかったと後悔している。
蛇足だが、私は大学に1週間しか行っていない。行く意味がないことを行った後知ったからである。