障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者は助けてくれるみんなに感謝しよう!

5月の中旬、定額給付金の書類が家に届いた。

封筒を開けたが文字が小さくて全部見えなかった。


☆☆☆



生活保護者でも受け取れると聞いたが、書類の文字は見えなかった。

弱視だから仕方ない。10万円を受け取るのは無理だと思った。


区役所へ行って書類が見えないからどこに何を書くか教えてくれ。

と区の職員に言った。


そしたら代筆しましょうか?

と言われお願いします。と言ったら、5分くらいで全部書いてくれて、おまけに封筒に書類を入れてくれてノリ付けしてくれた。


私が弱視すぎてというか視覚障害者はノリで封筒を閉じれない。

切手貼れない。のを知っていたかのようだった。


他にも困っている視覚障害者が頼みに来たのだろう。

手慣れている。と思った。

あとは封筒を郵便ポストに入れるだけだった。


が、最近の郵便ポストは入れる穴が2つあって文字が見えなかった。

障害者の人生に価値なんてない。


すべての社会制度が障害者に対応してない。

当たり前だ。全部障害者対応なんてしてたら税金がいくらあっても足りないのだ。


書面の記入欄すべて書いてもらったのに、封筒を郵便ポストに入れられない。

これが視覚障害者である。


生きる価値などもうないのだ。

郵便局の職員さんにどっちのポストに入れれば良いのですか?

と質問したら笑顔で受け取ってくれた。


受理されたのである。

実際3週間後に10万円が銀行振込されてきた。


厚生労働省のミスで300社落ちて頭痛めて薬飲みながら職探ししてたとき、失業手当を受け取っていたのだが、その金額が計算ミスで少ない金額でした。

支払っていた雇用保険の税金と比べて少なかったから銀行振込したい。

という書類も家に届いた。


全部の欄が見えなかった。

社会福祉協議会の人にその書類を見せたら、これは受け取れないですよ。

と言われた。


厳密には障害年金などと同じように受け取るとその分、翌月の生活保護費を減額されますよ。

と言われた。書面は捨てた。


障害者に生きる価値はあるのか?いいえ、ありません。

無価値です。

税金受け取って喜んでる社会のゴミが私たち障害者です。


400字詰め原稿用紙で7500枚の文章をブログに書いた。

そんでアップした。

もう1500記事以上ある。


それを出版社に言ったら、で?なに?

ということで企画を断られた。


一般求人に障害者が応募したら履歴書が30通ほど送り返されてきた。

封筒すら切らずに送り返されてきた。障害者になったら人生詰むのだ。


障害者に生きる価値はあるのか?いいえ。ないです。

水のなかに頭を押さえつけられて呼吸ができない。上から手で頭を押さえつけられて呼吸ができない。

苦しい。とても苦しい。


生きる意義のない社会。これが障害者からみた社会です。

この生はすでに無意味。


目が見えなくなったため障害福祉課へ行って検査したい。

と言ったら、公務員にえ?なんで?と言われた。


障害等級が確実に上がるからです。

と言ったら、で?上げてどうするのだ?


もっと福祉サービスを受けたいのか?

お前には強い意思があるのか?もっともっとお金がほしいという強い意思をお前は持っているのか?


え?おい?どうなんだ?言ってみろよ?金を欲しいという感情をもっと持っていないと書類はやらんぞ。

と言われた。


障害者を取り巻く環境はこんなのばっかです。諸外国に比べてやたらと障害者が少ないのもこれです。

認定されてない人がいっぱいいるからです。


障害者になると差別通り越して迫害されるし、なんか知らんが頭叩かれます。

イミフです。

とりあえず、どうでもいい生になったものの、半分くらいの人はすっごく親切なので、私はいつも感謝しています。


感謝してていつも頭をぺこぺこ下げてます。そうして生きています。

社会に這いつくばってでも私は生きています。生きているのです。

ここ1ヶ月こんな感じでした。

(おしまい)

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