前に東大首席合格者の佐藤寛司くんの記事を読んでいたとき、気づいたことが1つあります。
それは、彼が大学生になるまで親にスマホを持たせてもらえなかったことです。
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自分はやっぱりね。って思いました。
みんながスマホに夢中になっている時間、彼はスマホで遊ぶことができませんでした。
その空いて確保できた時間で勉強し、彼は東大を首席で合格したのです。
ハーバード大学教授のグレゴリー・マンキューさんの単純な理論に「勉強時間とテストの成績は正比例する」というものがあります。
学校で仲間外れにされる、独りぼっちにされる、時間が余ると人間は、その余った時間で仕方なく勉強するのです。
任天堂スイッチを買ってもらえない子供さんもそうです。
仲間外れにされる。娯楽を楽しめない。時間が余る。しゃーない。やることないし、勉強でもすっか!となるのです。
少数派になればなるほど得をするのに、親御さんはそれに気づかず、必死の形相でスイッチを探し出し、子供の学力を何としてでも引き下げようとする。
人間の時間は大人も子供も1日は24時間なんです。スマホで時間を3時間潰してしまったら、もう残りはたった21時間しかないんです。
スイッチも同じです。消費した時間はもう戻ってきません。
学力の向上と一切関係のないおもちゃを持たせてもらえないということは、その余った時間を勉強に充てられるということです。
仲間外れ大いに結構!!その一人ぼっちになった時間で「親よ!いまに見ておれ!!」と怒りの逆襲の如く勉強しまくってくれれば、メキメキと学力は向上するんです。
こんな当たり前のことを日本人は知らないんだなと。東大首席の佐藤君がスマホを持たせてもらえなかったのに、それだけ勉強する時間をたくさん確保していたのに、そんなことも気づかないんだなって。