障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者になって何もかも上手くいかず、うつ病になったこともあるけど、別にどうでもいい。

昔、20代の半ば頃かな。会社ですんごく嫌なことされて、滅入ってうつ病の薬を飲んでいたことがあります。

最近ではめっきりそういうこともなくなり、楽しく暮らしています。


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昔働いていた大企業で同僚の障害者がストレス溜めすぎてて、自分それを見てて、かなりショックを受けたんですよね。


その障害者は、なんか会社のストレス発散のはけ口にされてるみたいで、同僚から無視されまくっているのです。


で、機械的にクソみたいにつまらない単純作業を、朝から晩までやらされていました。


私は相当性格悪いほうですが、当時は上司がすごく良い人で、(というか悪い上司に当たったことがないw)別の部署の自分は、同僚と仲良く仕事していました。


だけど、彼は職場で誰も口を聞いてくれなくて、ものすごいストレスのなか、髪の毛が頭のてっぺんだけ全部抜けてしまってて、あれを見て、自分ショックで心を痛めてしまったのです。


もうその会社は吸収合併されて存在しないので、別にいいのですが、「人の尊厳ってなんなのだろう?」と、若い頃の自分は考えていました。


で、自分ものすごくショックを受けて、会社辞めてから抗うつ剤を飲んで、生活していました。


いま思うと、考えすぎなんですよね。障害者はセンシティブ(敏感)では、生きられない世の中なのです。


精神がタフでないと、生きていけない。そして、嫌なものは見ない、辛い場所へは行かない。それが重要だと思っています。


抗うつ剤って、飲むと何もやる気が出なくなってしまい、しかも熱が出るのです。熱出して家でぼーっとする日々でした。


といっても、4ヵ月後に正社員でまた働き始めるのですが、それまでは、家で熱出して、オドオドしていました。


よく、ああいうグロいの見て、健常者を嫌いにならないなと思います。まあ、そもそも自分は人間が嫌いなため、問題ないのですが、障害者は心が強くないと、うつ病になってしまいます。


で、一度くらい頭ぶっこわしても、元に戻ります。全然問題ないです。あまり感度を高めないことです。社内でのいじめや、虐待や、障害者が蹴り飛ばされてても、その一つひとつに心を痛めてしまっては、精神が持ちません。


会社なんてストレスが非常に溜まりやすい環境のため、弱い人間を常に探す奴が、どこの会社にもいるものです。


うつ病になろうが、薬がんがん飲めば治ります。少し顔にツバ吐かれて笑われるくらい100回1,000回って今後の人生であるのだから、そんなのいちいち落ち込んでいたら、精神が持ちません。


ツバ吐いた奴と一緒になってゲラゲラ笑った後、ぶん殴るくらいがちょうどいいのです。


日本は議会制民主主義の国なので、多数決によって社会を構築しています。そのため、少数派(障害者含む)は、常に不利です。多数決で予算を獲得できないためです。


そこらの信号とか、電車の標識とか、弱視の私には全部見えませんが、それは多数派のために作られたものだからです。


社会システムを障害者のために作り変えたら、予算が足りず、日本は国家破綻します。そのため、無理なものは無理だし、さっぱりとあきらめることにしています。


ああいう職場で働くことは、いまの私なら全然大丈夫だけど、タフになってしまった今の自分でもそれなりに心はありますので、嫌だと思うので、ああいうところでは働きません。


自分で選ぶ権利くらいあると思っています。ヘーゲル哲学を使うならば、「好きなことをしやがれ!!」になります。


私は家で一日中ブログを執筆しているのが好きなため、ずっと記事を書いています。今日は朝3時起きで、いま4時59分です。

ずっと記事を書き続けています。


好きなことを、好きな環境でしているため、ストレスが溜まらず、うつ病にはなりません。


自分の人生なのだから、自分で選択していいと思う。得意な土俵以外では、もう戦わない。単純作業やると脳がだれてくるため、もうやらない。そう心に決めたため、脳みそを使う仕事以外、もう私はしないと決めたのです。


辛い環境でそれでも我慢して働く必要なんて、ないと思います。辛いの我慢するからうつ病になるわけでして、最近の自分は、働きすぎて過労で倒れることはあっても、精神的なストレスから倒れることは、もうないと思います。

どんな体になっても、好き勝手に生きていけたらと思っています。