障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

人に好かれる人と友達のいない人。人間の器について。

いま、図書館で借りた営業の魔法という本を読んでいる。


☆☆☆


この本はAmazonの検索バーに「営業」と打ち込むと検索トップになる、非常に人気のある本だ。

私は自己啓発書は嫌いだ。

あまり興味がなくて役に立たないと思うから、読まないようにしている。


本のなかで著者が言っていることは、営業にテクニックはない。ということだ。

営業にテクニックがないのであれば、なぜ優れた営業マンと営業成績の悪い営業マンに分かれてしまうのか?


それは人の器だ。と説く。人の器とはなんだろうか?

ツイッターでは批判をしてくる人が多い。人を無条件で攻撃したことがありますか?


とても気分の良いものです。心がすーっとするのだ。友達のいない人がよくする行為だ。

ではこの本に書かれている「人に好かれる人」とはどんな人間なのか。

ここに列挙する。


■人に好かれる人の特徴

  • 謙虚な人
  • 正直な人
  • 清潔な人
  • 人の話を聞いて感動できる人(反応の良い人)
  • 順番を守る人(勝手に人の話をさえぎらない人)
  • 相手に敬意を払う人
  • 聞き上手な人
  • 認めてくれる人(否定から入らない人)
  • 安心させてくれる人

これを続けていくことこそが人の器を大きくすることに他ならず、営業マンとしての資質であると著者は説く。

これってね。ツイッターと逆なんです。


大体ツイッターは相手を批判し、否定から入ります。どうやって相手をやっつけるかを皆考えます。

そして相手の話を遮り自分の意見や主張だけを順序を守らず、一方的に話し続けます。

相手が意識を失い論破するまでです。


私はこういう人を見かけたとき以前はやりあってましたが、最近は無視するようにしています。

友達がいなくてネットで構ってもらいたいだけの人だからです。


私は目と耳を失いました。だけど最近知り合いがいっぱいいます。

年齢が離れているから友達と呼べるのかは分からんけど、その人の家にお邪魔して一緒にお茶飲んだりするくらいの仲です。


相手を否定しないこと。相手の話をちゃんと聞くこと。話している相手を認め、安心させられる人。

こういう人の周りは安心できますね。


よって人が集まってくるわけです。

たとえ相手に非があってもこっちは何も悪くなかったとしても、絶対に否定しない。

俺は悪くない。お前が失敗したんだろ。とは言わない。


パソコン教室を開くとすっぽかされることもあります。ボランティアでやってるんで、仕方ないです。

教材とか一生懸命作ります。5時間くらい掛けて作ります。で、すっぽかされますw。


そんなときでも(こっちに過失がなくても)怒らない。相手が悪くても相手を否定しない。

人の器を大きくするための行為を自然と私もしていたことになります。


だから人から信頼され、人が集まってくるのでしょう。

つっても話す人5人くらいしかいないけどね。私の周りに。


ツイッターでは個人ブログとツイッターのつぶやきの差も知らないで、お前の言ってることはちょっと間違ってるぞ。

と否定から入る人ばかりです。


全員ミュートしますので、もう表示されず、お会いになることは二度とありません。

ブログは調べてアップロードするけど、ツイッターはただつぶやいている場なので、事前に2-3時間調査してつぶやくという行為をしません。


やりあったりもせず、構ってほしいと言われても私はそんなに他者に興味のある人ではないので、全部無視します。

他人に時間を奪われるのが嫌なので、私は他人を否定せず、無視するのです。


他の人と話をしてください。って意味を込めています。

誠実であること。他者を否定しないこと。謙虚であること。守り続けたいと思っています。


人として大きくなりたいから。

筋を通すだけではだめで、自分が筋を通して相手はそれをせず、約束を破ったとしても、それを許すくらいの器のデカさが必要なのです。


営業は困っている人と一緒になって問題を解決し、顧客から信頼されるところから始まります。

つまり最初はモノを売る必要はないのです。最初は相談相手になれればいいのです。


いつも顧客から相談される相手になり、人として信頼されるところから、営業は始まります。

この人の言うことなら信頼できる。という信頼を勝ち取るまで、商品を販売する必要はないのです。


人から信頼される人になれ。そのために自分の器を大きくしろ。

と本に書かれていて、なるほどなと思いました。


これは知力ではなく精神性のため、脳みそは遺伝で決まっている部分もあるけど、精神の高潔さは後天的な資質です。

だから実は誰にでもできることなのです。


無意識のうちに実践してたみたいで、目と耳失ったのに周りに人がたくさん集まってくるような変な障害者になりました。

人に好かれるためには、他人を攻撃せず、否定せず、怒らないことです。

相手の気持ちになって物事考えられる人になれ。です。


マネジメントの場合は部下の成長を促すために叱りつけることもあるのですが、私は人の才能を伸ばしたり、人の上に立てる立派な人間ではありません。

だからこの人としての器を大きくする行為だけで十分だと考えています。


P.S.うちのブログの読書と感想タグの記事は非常に質が高いです。

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