障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

自分、盲ろう者の生活保護者だけど保護費が毎月余ってるよ!

自分は盲ろう者(目と耳両方の障害者)で生活保護者です。

生活保護開始して5ヶ月経ちます。


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5ヶ月で生活保護費が4万円余りました。貯金が増え続けているのです。その理由は食費にしかお金を使っていないためです。

生活保護費から家賃を引くと毎月7万円余ります。


そこから食費と雑費と水道光熱費と通信費(インターネット接続料金)を引くと、毎月1万円程度は余るのです。

自分で稼いだお金ならこの貯金は私のものです。


だけど生活保護の場合、全額税金です。余ったお金は私の稼ぎではなく血税です。

貯金しててもあまり意味がありません。


だからと言って毎日肉を食べたりビールを飲んだり生活費をかさ上げしても、意味がないと考えます。

よって、ケースワーカー生活保護費が余るから返納したい。

と言いました。


そしたら、そんな制度はないから貯金として持っていなさい。と言われました。

それは意味のない行為だと思う。


自分の稼ぎなら貯金は資産になるけど、税金が余ったのだから、貯金ではなく返納が正しかろう。と思うのです。

全額寄付しようと思っています。


ただ、寄付とは消費です。会計学では費用(損失)に分類されます。

たとえば、生活苦の子供の食費に私のお金が使われると、それは消費となって消えてしまいます。


恵まれない子供が牛乳を飲んだり、お肉を食べたりしたら、消費ですから会計学で言うところの費用(損失)となり、食べた分だけお金が失われてしまいます。

よって、投資をしたいと考えています。


ノーベル賞の受賞金額は、ノーベルの資産を運用することによって永遠にノーベル賞受賞者にお金を支払うことができます。

10年後も100年後も資産の運用益によって、その増えた利息の分がノーベル賞の受賞者に与えられるため、元本が減りません。


生活保護者は投資をしてはいけません。ビットコインや株を買っては(というか保有しては)いけないのです。

余ったお金をどうすべきなのかいま考えています。


仕事ばっかしてるから別に物欲もないし、そもそも、税金で物欲を満たすのは倫理的に問題があると考えるのです。

生活保護者はまともに生活していれば保護費が余ります。


食費以外絶対に使わなければお金が余るのです。このお金、保護者が持ってても意味がないため、やはり国に返すべきだと思ってます。

しかるべき措置を取りたいと考えています。


私は仕事ができて幸せだし、盲ろう者の経営者として、まともに働いて、いずれは生活保護を脱却するからです。

たとえ盲ろう者であり目と耳を失った人間であっても、生活保護は一時的なものであり、いずれは納税者になり、生活保護期間中に受け取った保護費はすべて返納します。


そうしなければ私の倫理観が自分を許すことはないからです。

哲学的に倫理的にまともに生きることが盲ろう者としての正しい生き方だと思うのです。

己の怠け心を律して、正しく生きて生きたい。そう考えています。

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