障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

障害者が応募できる仕事は、そのほとんどが将来AIに奪われる仕事である。

障害者にできる仕事なんて基本的にほぼすべて単純作業である。


☆☆☆


よって将来的にはすべてをAIやロボットや外国人労働者に奪われ、そして一生賃金が上昇しない、労働生産性が低い仕事ばかりである。

障害者にできる仕事、求人内容は大体こんな感じだ。


■こんな感じ

  • コールセンターの電話対応業務
  • 入力業務・印刷業務
  • シュレッダーへの書類の廃棄業務
  • ピッキング・箱詰め業務
  • 清掃員・警備員

これ、全部お給料増えない仕事であり、単純作業だ。

単純作業の対義語は専門職・管理職だ。


つまり、医者・弁護士・記者・ジャーナリスト・マーケター・パイロット・企業幹部・経営者・システムエンジニアなどである。

これらの仕事は障害者求人に1つもない。

ハローワークへ行けば分かる障害者雇用の現実である。


話を元に戻す。

今年の東京都が選ぶ「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞したのは、大和ハウス工業の特例子会社「大和ライフプラス」である。


特例子会社というのは、法定雇用率を満たすために障害者だけを専門的に雇いまくる子会社のことである。

そして親会社の簡単な仕事、清掃業務や入力業務などだけを障害者にやらせる会社のことである。


所謂、単価の低い仕事だけを専門的に請け負う会社のことだ。職場内低賃金労働者のことだ。

ちなみに、障害者雇用エクセレントカンパニーに選出された大和ライフプラスの仕事内容は


■大和ライフプラスの仕事内容

  • 文書・図面等の電子化
  • 印刷・製本およびコピーサービス
  • 事務処理全般。

出典:ビックローブニュース(https://news.biglobe.ne.jp/economy/0907/prt_180907_9979117198

である。


要は一生お給料が増えない図面のコピーと電子化の繰り返しを延々とやる仕事である。

労働者の技術力が向上しない。よって、お給料が増えない仕事だ。


ちなみに大和ライフプラスのホームページの採用ページへ行くとわかるが、正社員なのか非正規社員の募集なのかも、書いていない会社である。

ついでに月給がいくらなのかも書かれていない。


月給も雇用形態もわからないまま応募フォームから求人応募してこい!としか書かれていない、かなりズサンで情報公開されていないWebページである。

これで障害者雇用エクセレントカンパニーなのである。どんだけヤバい現状なのかがよくわかる。


常に最低賃金と隣り合わせの最低の仕事しか選べない。障害者になったら人生終わるのだ。あきらめよう。

絶対ニートのほうがお得だと思う。


ていうか、正社員雇用なのか契約社員雇用なのかすら明記してないヤバい会社が東京都で一番のエクセレントカンパニーであり、お給料が一生増えない現実を情報公開せず、面接で伝えられるのだ。


こういう簡単な仕事しかないので、いずれAIやロボットに置き換えられるであろう。

大学生のアルバイトと同じで障害者の仕事とは時間を差し出して、その対価としてお金を受け取るだけの行為でしかないのだ。


一般的なサラリーマンは仕事をすると時間が奪われるが、その分、技術力とお給料の両方を受け取ることができる。

私が毎日プログラムを書いているのは、会社でプログラムを書く仕事をしていたからだ。


会社のWebサイトを一人で運用してたから、勝手に技術力が身に付いたのだ。だから起業したのだ。

こういう技術習熟が障害者の仕事にはないのである。


一生設計図の図面をコピーして、ぶ厚い紙の設計図を製本して、ファイリングして倉庫にしまう。よって、技術力が一切上昇せず、お給料が増えず、人生を終える。

これで東京都随一の障害者雇用エクセレントカンパニーなのである。

絶対ニートのほうがましだと思う。


単純作業かトイレ掃除のような清掃業務しかない現実で、まあせいぜいがんばってください。

ロボット工学か情報工学が発展したら、あなたがたはロボットに仕事を奪われます。


Amazonピッキング業務(箱詰め業務)の工員と同じです。私は起業してしまったので、毎日技術力が向上してます。

主にマーケティングスキルですが、日々上昇してます。


健常者の場合それが当たり前なんですが、障害者の場合この面においてほぼすべてブラック企業であり、人間にとって一番大切な時間だけが奪われ、何も技術習熟することが一生涯ありません。

まあがんばってください。


ちなみに、AIに仕事を奪われることはほぼないとみてます。

障害者から仕事を奪うのは外国人労働者と情報技術(IT)とそして、ロボット工学です。

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