障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

なぜか、聴覚障害者というだけでよく馬鹿にされる。

1年前、区役所の住宅課に要約筆記者と一緒に訪問した。


☆☆☆


私がアホだったから(いまでもアホだが)、都営住宅と区営住宅の区別が付かなかった。そのため、都営住宅か公営住宅で入居できる物件ってありますか?

と、住宅課の公務員に聞いてしまったのだ。


そしたらあなたはまだ3年間継続して東京都に住んでいないから、どこにも入居できない。

と言われた。


正確には要約筆記者が紙に文章でそう書いてくれた。そういうものなのかと私は思った。

で、1年経った。今現在、3年間東京に住んでいるから、都営住宅や公営住宅に入居できるだろう!

と思った。


でも、住宅課はいつもガラガラで公務員もやる気がまるでなくて怖いから、メールで同じ質問をしてみた。

そしたら、区営住宅は空きがあれば障害者であれば、どなたでも入居できますよ。


都営住宅はあと2ヶ月で3年のため、まだ応募できません。ちなみに、区営住宅に現在空きはありません。

と言われた。


区営住宅はいつでも入居可能なのだそうだ。なんで1年前にそれを伝えてくれないのだろうかと、少し哀しくなった。

公務員って一生懸命公共サービスしてもしなくても、年功序列でお給料が勤務年数に応じて上がっていくから、努力するインセンティブ(動機)がないんよね。


で、なぜか聴覚障害者だと、思いっきり馬鹿にされるんよね。少し哀しくなりました。

こういうのって執念だよね。


如何にして税金を多く受け取れるのか。っていう、怒りの執念からあちこちの公共サービスに問い合わせて、知識を蓄えられた人が一番多く税金を受け取れるのだ。

貧しいか貧しくないか、困っているか困っていないか?は、あまり関係ない。


自分は淡白だから、ていうか、あのやる気のなさを見てると気持ち悪くなってくるので、ああ。もういいや。

ってなってしまい、途中で手続きを諦めてしまうのだ。


なんか聴覚障害者になって公共サービスとか福祉手続きとか受けようとすると、思いっきり馬鹿にされる、足元見られるあのノリは一体何なんだろう?

と思う。


いま破産して生活保護中なので、今回は都営住宅応募するけど、あんまりやる気のない公務員とはお付き合いしたくないです。

でも、やる気ある公務員の方もいて、そういう人たちは、民間企業のサラリーマンより優秀です。


元からのスペックが高いからだと思いますね。

で、一生懸命がんばってもがんばらなくても、公務員ってお給料変わらないから(勤務年数に応じて給料が増加するだけだから)、ほとんどの人が気分屋で

俺の気分の乗ってるときは面倒見てやるよ!


ってノリなんだけど、(こういう人雇うくらいだったら全員クビにして、余った人件費を現金給付にしてほしい)

一生懸命な公務員って損得勘定考えてなくて、困っている人がいたら放っておけない人たちなのです。

人の善意に付け込んでいる稚拙な制度だけど、彼らのことは信頼してます。


民間のサラリーマンよりずっと信頼できます。

とりあえず、馬鹿にされたり、嘘の情報教えられたり、情報を全部教えてくれない人が多いため、公務員って基本いてもいなくてもいいと思ってます。

が、制度がこんななので仕方ありません。


てか、住民票の交付とか婚姻届とか、全部タッチパネルにしてしまえば事務職の公務員の9割はリストラ可能なんですが、絶対にしないと思います。

受付でただ待ってるだけの公務員とか見てると、こういう人たちにも税金払ってて納税者は大変だなあ。と思います。

そもそもデータで住民票受け取れれば、区役所っていう建物自体が不要なことに、まだ日本政府は気づいてませんよね。


私が障害2つ持ちだからって、あまり馬鹿にするのやめてほしいです。でも、怒ったりキレたりすることは、そんなになくなりました。

もうこういうことが多すぎて、痛みが麻痺してきて、どうでもいいと思ってます。

いつも通りの泣き寝入りです。

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