障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

私が絶対公務員になりたくない理由

自分は公務員に絶対なりたくないです。

その理由は公務員では「人間として成長しない」ためです。


☆☆☆


どこの区かは言わないけど、東京23区の障害福祉課に行って「困っています助けてください!」と言うと、だいたい


『年金の請求書がたくさん届いているなら、年金事務所へ行ってください。ここの仕事ではありません。』


とか


『分かりません。マニュアルに載っていません。』


と言われます。


千代田区障害福祉課みたいにあまりに素晴らしすぎる対応をするところもあるため、全部がこうではないですが、ほとんどがこうです。


お客様が来たとき「分かりません」で追い返してしまっては、人として成長できません。


ベンチャー企業で働いていると、もうほとんど「分からないことしかない」状態で仕事をします。


サイトとか知識もないのに作れと言われて、参考書片手にサイト開設して運営も一人で開始するため、たくさん失敗するけどスキルがメキメキと向上します。それって素晴らしいことだと自分は思ってます。


人は努力するから、分からないときでも精一杯やろうとするから、人として成長するのです。


その成長の機会を「マニュアルに載ってないからわかりません」でお客様を追い返してしまったら、自分が成長できる機会を逃してしまいます。


だから、公務員には月給100万円出すと言われても絶対嫌です。


自分が成長できないためです。安寧をむさぼって税金が給料になるなんて、そんなお金でご飯食べたって美味しいとは思えません。むなしい気持ちになってしまいます。


ド真剣に今を生きている以上、障害者としてこの生を生きている以上、日々精一杯、一生懸命に生きて生きたいです。


辛いことはしたくないけど、自分の得意分野だったら、困難にぶち当たったほうが人は成長できると考えます。


だから公務員にはなりたくありません。ていうか、なりません。浮世離れしたおっとり感は、成長の源泉ともなる熱意と向上心を削ぐためです。