障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

生活保護に落ちるのが恐くて3回嘔吐し、食べたもの全部出ちゃった話

日本人は子供の頃から何年も「人様に迷惑は掛けるな」と言われながら育ちます。


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私もご多忙に漏れず、そう教えられて育ってきました。「人様に迷惑を掛け人の税金で生活する行為」が生活保護です。


そのため、貯金が少なくなり、生活保護に近づくと体調を崩しやすくなります。緊張状態に陥り、食べたものが全部出てしまいます。


2日前も晩御飯にフランスパンとカップラーメンを食べたら、緊張して恐くなって3度嘔吐し、食べたものが全部出てしまいました。


起業家として誰も資金を貸してくれないのであれば、この制度を利用して平日の昼間っから死ぬほど働きまくるのが一番合理的であり、後々納税額も増加し、社会のためにもなるという合理性は理解していても、


倫理観の問題で社会に対して申し訳ないという気持ちが強くなり、自分を破滅へと追い込んでしまいます。


そのため、睡眠障害も発症してしまい、夜中の1時に起きてしまったため、いまこの記事を書いています。


生活保護は極めて有用な制度です。たとえば、月に180時間の残業があり、家に帰れず、残業するという行為に対して自分を責めてしまう人たちがいます。


そういう人たちに対して私たち日本人は、なぜ会社を辞めなかったのか?月に1日も家に帰れない生活を送っていたらおかしいと普通は気づくべきだと、私たちは言います。


私も同じ意見です。だけど、日本の企業は海外の企業とは異なり、正社員を解雇できません。


解雇できないため、採用時には、求職者をとても吟味します。よって、一度辞めてしまうと同じ待遇で再就職するのは極めて難しいです。


さらに、過労自殺の多い男性の40代50代には「家族」がいます。

子供の教育費や予備校へと通うお金や住宅ローンなどで転職というリスクを取ることが許されない。退路が塞がれるのです。


つまり、残業がいくら苦痛であっても残業せざるを得ない。だから退路が立たれてしまい、逃げ場がないため人は自殺するのです。


そういう人たちが死ぬ前に生活保護を選んでおけば、少なくとも次の仕事先を選ぶまでの間のたったの1年間だけでも生活保護を受給していれば、彼らは自殺せずに生きながらえることができたはずです。


だけど、生き恥を取るよりは死を選ぶ。人の迷惑になるくらいだったら死んだほうがまし。


切腹の文化が日本には根付いているため、合理的に生存できるのに人は生を選ばず、死を選んでしまいます。


私は長生きしたいという感情がそれほどありません。

だけど、折角起業したのだから個人所得金額4,000万円オーバーを目指したいという考えがあります。年間4,000万円の所得を得られれば税率は脅威の55%になります。


55%の税率で納税するのがいまの私の目標であり、どれほど眠れなかろうが、緊張状態が続いて嘔吐してしまおうが、それでも、それでも働き続けたいと思っています。


そのため、親も息子が(しかも長男が)生活保護を受給するなんて我が家の恥だと思っているはずですが、そういうの無視して、私は働き続けることを選択しました。


とりあえず、起きているときは緊張しようが嘔吐しようが、仕事します。ブログを書き続けていきたいと考えています。


自分の目標のために、年間所得金額4,000万円の55%を納税する大目標のために、私は生き続けます。