コインチェックのハッキング事件がひと段落着いたのに、最近の仮想通貨市況はまるで値上がりしないという事態が続いています。
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なぜ、ハッキング騒動が収束したのに、仮想通貨の価格が上がらないのか?
それは出川組(コインチェックのCMを年末に見て参入した初心者の投資家)以降、新規で誰も仮想通貨を買わなくなったためです。
1月末の大暴落で出川組は資産のほとんどを失いました。
ハッキングされたネムはハッカーが闇サイトでバーゲンセールで投売りしているため、暴落し、連日価格を下げています。
さらにマスコミが毎日「仮想通貨は危険です。」「危ない金融商品です」という報道を垂れ流しただけでなく、ツイッター内で初心者の投資家を玄人の投資家が「投資は自己責任」「騙される奴が悪い」。
コインチェックを玄人の投資家がアフィリエイト使って勧めたはずなのに「コインチェックにお金を預けた初心者の自己責任」「コインチェックを使ってるとかマジで情弱(情報弱者)!!」
と切り捨てたため、その後の新規参入者がいなくなったのです。いま玄人しか投資してないんですよ。
そのため、主要仮想通貨のチャートはいまこんな感じです。
■こんな感じ
出典:みんなの仮想通貨(https://cc.minkabu.jp/)
リップルは1月初旬に400円近くまで上昇したのに、いま102円です。ネムも200円以上の価格になったのに、今現在は45円です。4分の1以下まで下落してます。
価格が上がらない理由は、新規に購入する投資家がいなくなってしまったためです。
仮想通貨は危ないもの。購入し取引所に株式と同じように預けているだけで、ハッキングされ、盗られてしまう不安定な金融商品だと、一般大衆に認識されたためです。
多くの人間が自分が購入した仮想通貨を自分が買った後に購入するから価格が上がるのに、初心者が失敗すると「騙されたお前が悪い」「投資は自己責任でw」とツイッターで玄人の投資家は罵声を飛ばしています。
これでどうやって実需が発生するんですか?
これでどうやって普及が進み、商業ペースで社会に浸透されると思ってるんですか?
自分が他者を批判すると、その批判が自分にブーメランして返ってくる。
まるで形而上学(循環理論)のように強欲で自分勝手な自己中ばかりが住まう危なっかしくて玄人しか投資できない相場においては、その金融商品を誰ももう購入しないため価格は上がりません。なのに、なぜ上がらいのだ?とかほざいちゃってる。
通貨の本質は信用なのに、相場関係者がクズばかりで信用できないんです。パチンコ屋に並んでる人たち以下の民度しかない「騙されるやつが悪い」とか言っちゃってる人をどうやって信用しろって言うんですか?馬鹿ですか?馬鹿なんですか?
極めて低知性な相場になっているなあと思っております。
イケハヤさんも以前は数年経たないと分からないと仰っていたのに、それがいまでは10年くらい経たないと分からないとトークダウンするのは、便利な通貨なのに、不親切で一般大衆には使い辛く、しかもいつお金を盗まれるのかも分からない安定感に欠けた、実態のない通貨を保有するくらいなら現金持ってたほうがお得。
と考える一般大衆が増えたためです。半年くらい、暫くは上昇しないと見てます。
普及するのにも、もう日本では普及しないか、したとしても十数年掛かってしまうのではないかというのが私の見解です。
仮想通貨は、以前と同じように少額のお金を投資するだけであり、多額のお金を投資するような安定感ある市場ではないと、私は認識しています。
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