最近このブログが、盲ろう者の業界で有名になりつつあります。
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実は、ウチのブログはたくさん失敗してます。ブログタイトルだけで6回ほど替えています。
一番最初のブログタイトルは社会科学の教科書でした。
そこから目と耳に障害をもった盲ろう者のブログにしました。
障害者関連の記事を障害当事者の自分が書くと、軒並み検索1位になることに気づいたためです。
インターネットの世界に障害者が書いた生々しい現実の記事がなく、それを書くことでネット空間上に新しい価値ある情報を提供できたため、Googleから高く評価されたのです。
その後、盲ろう者から見た社会にして、盲ろう者の部分を障害者に替えていまのブログタイトルがあります。
途中、天才障害者のブログやら天才障害者社長のブログやら、ブログタイトルを替え、アホみたいに失敗しています。
頭おかしくなるくらいに、気が狂うくらいに失敗してます。
このブログの過去記事を漁ると失敗の連続です。
Webマーケティングとブログの本を本屋さんで13冊ほど購入し、読みながら運営を始めました。
本に書いてある通りにならないことも半分くらいありました。
このブログは運営しているテーマが障害者及び盲ろう者からみた社会のため、本に載ってるブログと同じマーケティングをしても、成果が出ないときが度々ありました。
また、本は執筆後出版し、購入して精読するまでに、書かれた後2年ほどタイムラグが出ます。
よって2年前のWebマーケティングが通用しないこともたくさんありました。
試行錯誤で大量に失敗し、失敗から学び、アクセス数を増やし続けてきたのです。
ブログタイトルを盲ろう者から見た社会から障害者から見た社会に替えたのも、障害者という言葉を入れたほうが障害者関連の記事が多く読まれるためであり、アクセス数が増えるためでした。
そして今日Googleサーチコンソールを開くとこうなっていました。
■今日のGoogleサーチコンソール検索クエリ画面
数値は左からアクセス数、表示回数、検索順位であり、アクセス数の多い順に検索キーワードを並べたものです。
読み方は一番上の検索キーワードだとGoogle検索で「盲ろう者 楽しみ」と打ち込むとウチのブログは4週間で369回Google検索に表示され、順位は1位で、168回アクセスされた。
と読むことができます。
盲ろう者関係のキーワードだと軒並み世界1位です。検索すると1ページ目の一番上に表示されます。
ついでに4番目にアクセス数の多い「障害者雇用 いらない」という検索キーワードでも、ウチのブログは世界1位です。
ていうか、盲ろう者関係の検索キーワードだったら大体世界1位獲れます。でも、全然、全能感みたいなものはありません。
誰だって記事本数1,276本も書けばこうなります。
ただ、障害者も盲ろう者も誰一人努力していないだけです。
会社へ出社して上司に言われたことやってる人間と、自分で市場を切り開き、新しい価値をインターネットに提供している盲ろう者との違いです。
自分は、1日12時間労働休みなしくらいで、ここまでこれました。
ほんとうは1日16時間労働くらいしてたんだけど、それを続けてたら病院通いになってしまい、生産性が落ちました。
よって労働時間を少し減らしました。最近のペースだと月間3万アクセスくらい行きそうです。
インターネットにおける盲ろう者関連キーワードのなかでは、たぶん私が世界一有名なブロガーです。
「盲ろう者 ブログ」でも検索1位ですし、当然と言えば当然です。だけど別にすごいことでも、嬉しいことでもありません。
私を雇ってくださった最後の会社の社長のほうが、自分よりたくさん努力されていました。
普通に1日16時間労働、休みなし。を続けていらっしゃいました。目と耳両方で障害を持つと、周りからよく休めと言われます。
特に生活保護課の公務員の方と医者からたくさん休養を取れと言われます。
でも、休養を取っていたら世界1位にはなれなかった。努力を継続しなければいけませんでした。
ストイックに。規則正しく。夜9時50分には床に着き、夜2時に起きてずっと仕事を続けてきました。
いまこの下書き記事を書いている時刻は、朝の3時58分です。障害が悪化して親から馬鹿とか我が家の恥だとか、医者から休めとか言われました。
すべて無視させていただきました。
ブロガーがやるべきことは、あくまでもマーケティングです。人と社会の役に立つために必要とされる記事を書く。
潜在需要のある人と社会から求められる記事のテーマを見つけ出し、執筆する。
それを2年間続けただけで世界1位になれるのです。
逆説するとたった2年間継続して1日12時間労働休みなし。をやってこれた障害者及び盲ろう者は、日本に誰一人いなかったのです。
障害者は努力しなければなりません。盲ろう者も目があろうがなかろうが、努力しなければいけません。
障害年金にあぐらをかき、ダラダラと生きてる暇なんて、ほんとうはないのです。
生まれてきたからには、どんなに残酷な体であろうとも、努力しなければいけません。
休めとか我が家の恥とかこのクズめ!とか言われても、無視しなければいけません。
最終的にどんなに言い訳を言いつくろうが、この社会は競争社会です。競走に勝った一握りの人間だけが巨万の富を得てしまう、超が付くほどの格差社会です。
検索10位以内(厳密には2位以内)に入らないと、ほとんどアクセスされません。
世界で1位か2位にならなければ、仕事をする、記事を書く意味なんてないのです。私たちは努力しなければいけません。
障害年金の増額を!などと言っている暇は、ほんとうはないのです。
仕事が忙しいためそんな他人やら国家を批判する時間が、まともな障害者にはありません。
つまり、他人やら国家やらを批判している障害者は、努力してない奴等。まともではない人たちです。
誠実にGoogleと向き合わなければなりません。盲ろう者で有名人になりたければ、己の人生を仕事に捧げなければなりません。
そしてそれは、健常者、障害者、盲ろう者全部同じなんです。
どんな体でも楽して儲けられる道なんてないんだ。何ひとつないんだよ。盲ろう者で有名人になりたければ、人より多く働かなければいけません。
障害者でも健常者でもこの法則から逃れられることはできません。
生まれてきたからには努力しなければいけないし、ただ人より多く努力するだけで、その人の出目、学歴、性別、年齢、障害状況、国籍関係なしに、Googleはあなたを評価してくれます。
努力しなければいけません。ただそれだけのことなんです。それができるかできないかで人生の明暗を分けます。
人の言うことは無視しましょう。
己の言い訳をすべて無視して、体が悪いから、目がもうほとんど見えないから。
などという言い訳を無視してまったく見えなかろうが、ブログ執筆の環境を整え、ひたすら長時間労働する。
有名人になりたければただそれだけです。努力しなければいけません。ただそれだけのことなんです。
でも、たったそれだけのことを、誰もがしていないのが現状です。人間社会の現実はこれです。誰も努力しないんだ。
いつからだって、誰だって世界1位になれる。でも、それを知っていても、誰も長時間労働はしない。
それが現実社会なのです。それが人間界の「常識」なのです。
常識に囚われているようでは、超一流の労働者にはなれないんだよ。
ド真剣にクソまともに、超誠実に人と社会に向き合う人間がいない。現代社会は実にヌルい社会なのです。