障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

頭の良い人ほど労働は損失であり時間を奪われる行為だと考えている。

最近、ツイッターのタイムライン見ていると、頭の良い人やインテリほど日本の労働環境を疑問視していることが見受けられます。


☆☆☆


日本人の常識として「労働は良いこと」。無職の人は得体の知れない、社会的評価の低い人。


と見られてますが、ツイッター上では度重なる過労死や職場でのうつ病などのつぶやきがツイートされ、むしろ労働は損失。


できる限りAIを使って人間は働かない、ストレスを溜めない健康的で人間的な生活を送るべき。


というツイートが主流で、特に高学歴のインテリほどそうツイートする傾向があり、大変おもしろく感じています。


個人的にはフリーランスになって長時間労働をしすぎたため、過労で何度も病院へ行くのが面倒なことと、


病院通いは労働効率が悪く生産性を下げてしまうことから、自分も中長期的には短時間労働が理想だと考えています。


人間の文化及び習俗はそう簡単には変えることができません。


たとえば、電子署名であれば2~3回クリックすれば済むものを紙に印鑑で捺印して契約を締結することは極めて非生産的であることは日本人はみんな知っています。


海外みたく判子の文化がないほうが労働効率が高まって一人当たりの労働量が増え、その分、労働生産性が増加し、所得(お給料)が増えることはみんな知っているんです。


たくさんの労働量をこなせば、それだけ収入が増えるのは当然です。


だけど、みんな知っていても文化や習俗はそう簡単に変えることはできないことも自覚しながら働いています。


こういう時、私は社会がとても面倒くさいと感じることがあります。そして、独自の高生産性によって、大量に仕事をし、高い所得を得るにはどうしたらいいのか?

について私は思考をめぐらせます。


自分的にこれの解決策は「一人で仕事をする」だと思ってます。


どうしても組織で働く場合には組織の多数派に合わせなければいけないため、判子文化も紙での経費精算も、入力業務も受け入れる必要があります。


だけど、一人だとやりたい放題です。すべての責任が自分に帰属されるため、収入が0円だとほんとうに苦しいけど、人に合わせなければいけない同調圧力を100%回避させることができます。


ツイッターの言論空間はとても自由なので、昭和世代の日本人の言う「苦しまなければ労働じゃない」「楽して仕事をするものじゃない」


というテレビのステレオタイプに対しても苦しむことによる労働生産性の増加がデータとして取得できない以上は、根性論は成果と関連性がなく、無意味な論説である。

みたいなアナーキーな人がいて私は好感を持つことが多いです。


ただ、こういうことをツイッターでツイートしている人たちは大変にインテリで、日本の企業に雇わられるような落ちこぼれではなく、GoogleAppleで働く人か無職のどちらかなので、


日本の労働観の常識を適用させる必要がなく、ストレスを溜めず自由に生きている人たちです。


自分もフリーランスのため、日本人の労働観とか無視して好き勝手に働くようにしています。


つまるところ、能力が低く日本企業に雇わられる多数派の人間だけがこの辛く苦しい同調圧力のなか低生産性で所得(お給料)の低い日本企業の労働観に従わなければならず、能力の高い人間は自由を享受できる。


ツイッターを見ていると、知力の格差に応じて人間の幸福感までもが決定付けられてしまう。


世界は知力格差社会。グローバル格差社会なんだな。って実感できてしまい、少し頭痛がするのです。


多数派よりも外資系企業にストレスフリーで働く一握りのスーパー社員か無職のほうが、両極端ほど幸福感が高い。


努力量とは一切関係ないところで人間の幸福感が決まってしまう。私たちの社会は複雑で多密で複合的であり、そこがおもしろいと感じるのです。

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