障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

今年のクリスマスは都内の病院で過ごしたよ。

今年のクリスマスは都内の病院で過ごしました。


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社労士の方から教えていただいた眼科の病院にクリスマスに行ったら、5時間検査して一日が終わってしまった。

なんか少し虚しく感じられた。


障害が悪化しているため、障害基礎年金がもらえるかもしれないのだ。


実際左目は分厚いメガネを掛けて0.08だった。少しヤヴァイなと思ったけど、体が悪くなることは個人の努力では打開することができない。


人間死ぬときゃ死ぬし、無理に病気に抗ったり一生懸命になっても、障害が悪化するときは無残にも悪化するのだ。


だから体は消耗品であり、病気との闘いにおいて一番大切なことは、「今回の人生はクソゲーすぎ」と綺麗さっぱり最初からあきらめてしまうことなのだ。


それは別に良いとして、もう検査しすぎて目が腫れているのに、しかも変な薬漬けにされて目の瞳孔が開いてしまって歩くことすらできないのに、検査をするのだ。


日本ではやぶ医者でも最高の名医でも点数制のため、料金は同じだ。

御茶ノ水の眼科へ行ったのだけど、どうやら日本トップクラスの病院みたいで、江戸時代から続く歴史ある病院だった。


なんか第二次世界大戦中はGHQに協力したとか記念館みたいなのが病院内にあって(井上クリニックという病院だ)


視力検査機を日本で初めて導入した病院とのことだった。


視力検査機

視力検査機

出典:株式会社ニデックコーポレートサイト(http://www.nidek.co.jp/visitor_general/eyestory/entry-2440


ちなみに、私はメガネを掛けて両目で一番上が見えないw。病院の分厚いメガネだと右目だけ一番上の0.1の○が見える程度だ。


ついでに、中心視点が見えてない。だから数学が好きなのだが、理系の大学には行けなかった。


微分積分の計算大好きなのに、目が見ようとしているところに焦点が当たらず、2行目の計算式を見ていたのにいつの間にか4行目の計算式を見てしまい、計算ができないのだ。

そのため、プロブロガーなんぞをやっているのだw。


障害のせいで、いろんな職業をあきらめてきた。

社会人になりたての頃、会計士になりたかった。簿記1級を取った。視力が悪化し、会計士にはなれなかった。


プログラマーになりたかった。目が悪くて掲示板程度しか作れず、それより上の高度なプログラムはどれほどの努力をしようが作れなかった。目が腫れてしまうのだ。


そう、無理なもんは無理だ。努力とかあんまりしてもしなくても意味が無い。病魔には敵わない。


井上眼科クリニックの20階の夜景をクリスマスの25日に窓の外の御茶ノ水周辺の夜景を見ながら、37歳になりすべてをあきらめてきた己の人生を回顧した。


私の人生に生きる意味なんて何もない。

明日、事故で死んじまっても、もしかしたら関係者はみんな大喜びするかもしれない。


生きる意義がない。なにもない。

みんなから存在自体が迷惑だと言われ、来るな!こっちに来るな!薄汚い!気持ち悪い奴め!と言われ、迫害を受ける。


そんな程度だ。障害者の人生なんてそんなちっぽけなもんに過ぎない。


努力も一生懸命さも誠実さも社会は評価しない。社会は私という人間を一切評価しない。障害者になった瞬間から


「だってあなた障害者でしょ」


「経営企画室とか頭が良いのは分かるけど、あなたは障害者なのよ、自分の立場分かってる?」


と言われる。そう、努力では無理なのだ。だから私は社長になった。(開業届けは来月税務署に提出するつもりだ)。


意味のない人生にどれだけの意味を持たせられるのか、それが私の生き様であり、障害者の生き方なのではないか?そう思っている。


インターネットであれば、私の文章にも千人に1人くらいは需要があると考えるからだ。


千人に1人の需要があれば、このサイトのアクセス数は(1.3億人÷1,000人=13万アクセス)となる。


月に13万アクセスあれば生計は立てられるのだ。

そのため、何考えてんのか自分でも分からんけど、ブロガーなんぞをやっているのだ。2017年のクリスマスはそういう1日だった。


クリスマスイブは仮想通貨ビットコインキャッシュの技術情報を英語と中国語のサイトから翻訳し(翻訳されたサイトが既に存在する)それをずっと精読していたら1日が終わった。


周りからは可哀そうねえ~とよく言われるが、それなりに楽しかったりする。


障害者は福祉を受けている側なのだから苦しまなければいけないという意味不明理論は、私には通用しないのだ。


己が楽しいと思っていれば、周りからは地獄の様な生活に見えても、楽しいものは楽しいのだ。がはは!

(おしまい)