ネットカジノの期待値計算おもしろすぎる。
☆☆☆
大体これ↓だよね。
■ネットカジノの期待値計算
出典:Twitter・X(https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1780518467399225345)
大谷翔平さんの通訳であった水原一平さんは、ネットカジノを1万9千回やって、496億円使い込んだ。
全部剃っちまった。
その内訳総額は、賭けて勝った金額217億円と、賭けて負けた金額279億円の合計。
で、負けが62億円。
この場合、水原一平さんは1回当たりの賭け金が261万円で、期待値-12.5%(62/496)の87.5%。
だから平均して、毎回、持ち金が12.5%ずつ減っていったことになる。
100万円使うと(勝ったり負けたりを繰り返すと)、平均して、87.5万円になって返ってきた。
期待値が1を下回っている。
小5で習う通り。百分率。87.5%は0.875。
1以下。
ちな、競馬の期待値は1-25%の75%。
100万円賭けると平均して75万円になって返ってくる。
その75万円を再投資すると、56.25万円になって返ってくる。
オッズはそう設計されている。
期待値1にするとオッズはもっと上がる。
万馬券はもっと増える。
でもそれやると儲からないから75%にしてる。
0.75ね。
つまり、全馬券を平均して買うと75万円になって返ってくる。
宝くじは期待値50%だから、全くじ買うと、掛け金は半分になって返ってくる。
100億円使って全くじ買うと50億円になって返ってくる。
当たりの当選金額はそのように設定されている。
1にしない。0.5。
全部エンターテインメント、娯楽だよね。
投資(増やすのを目的とした行為)ではない。
期待値が1(100%のこと)を下回るから。
使えば使うほど損をする。
なのに、それでもギャンブルをする。
辞められない。
経済学でいうサンクコスト。
対義語は機会費用。
だから依存症であり病気であり治療が必要ということである。
ギャンブルは損するの確定している。
だから、病気。
しかし粗利(売上から製造原価を引いた金額)が20-40%なのに水原一平さんは期待値-12.5%だから、彼がやっていたネットカジノは結構良心的だったことが窺える。
または、彼がギャンブル上手だったかのいずれか。
ほんとだったら-20~-40%で毎回のギャンブルで2割から4割ずつが減っていたのだから。
減るようなオッズが設定されている、期待値1を上回らないよう設定されている。
心理学において無能であればあるほど、自分だけは上手くいくと思考する。
何事においても。イミフ。
しかし東大卒同士の会話、ワロタ。
(おしまい)