最大であと5年は新型コロナウイルスが蔓延することが決定した。
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安倍内閣は、安倍さんが立法の最高機関である国会で118回虚位の答弁をし、支持率34%まで下落し、菅総理に総理の座を譲った。
体調悪化からの退陣であった。
菅総理になり新内閣が発足したとき(発足しただけであり、まだ何も仕事をしていない)、内閣支持率は62%まで上昇した。
ソース
出典:NHKニュース(https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/)
日本人は数値が読めないし成果を出す前でも期待感でワー!っとなり、支持率が上がることを、自民党の一番上の方たちは熟知している。
政治家は馬鹿だと日本人は言う。
しかし政治家を選出しているのはその愚かな日本人であり、政治家のほうが知能がかなり高いことは、過去の歴史を遡(さかのぼ)ることで見えてくる。
過去はこうだった。
■内閣支持率の長期的データ(73年分)
出典:社会実情データ図録(https://honkawa2.sakura.ne.jp/5236a.html)
昔の人は新聞や論文を読んでいたため、首相が替わっただけで内閣支持率が上がることは決してなかった。
そいつの中身を見ようとしていた。その人の哲学と知力を見極めてから、支持するかしないかを決めていた。
知力が高かったのだ。
下段の田中角栄内閣と三木武夫内閣以外では、首相が替わっただけ支持率が上昇することはない。
最上段の小泉内閣以降の20年なのだ。
日本人の知能が低下し、論理的思考力が落ちたのは、2000年代に入ってからなのである。
自民党の上の方の方たちは頭が良いからこの論理性を知っている。
近年では、まだ、仕事してない段階で新内閣の支持率が上昇することを知っているから、来月衆院選というこの時期に総裁選を開いたのである。
とても知的な方たちであると言える。
NHKはインターネットをゴミ屋敷と呼んでいるが、知能の低い記事ばかりしかないのだから日本人の知能が低下するのは、仕方がないことなのだ。
野党は国会を開けて議論をし、新型コロナウイルス感染症対策をしようと訴えている。
しかし与党はそれを拒否し、いま総裁選に夢中で、何一つ仕事をしていない。
1日に死者が50人を越えているのに仕事をせず、そして次の首相が決まると、無条件でまた内閣支持率が上昇し、衆院選は圧勝することになる。
もう無理である。詰んだ後の国なのだ。
それはそれとして、菅総理は総裁任期が終わる最後まで感染症対策をすると仰った。
いま日本では、インドのデルタ株で毎日2万人の感染者が出ている。
インドで生まれた変異株が空港検疫を通り抜けて、日本にいるのだ。
そして変異株は感染後2週間程度は体内にウイルスが蔓延し、他者へ移してしまうことが確認されている。
そのため香港では入国後3週間は国内に入ることが許されず、自費で隔離ホテルを借りて3週間は1歩も外に出れない。
東京五輪が終わりオーストラリアのチームが国内に入国する際にも、新コロゼロ国家のオーストラリアでは、オリンピック選手を28日間隔離して入国後4週間は、国内を一歩も歩かせなかったほどである。
それに対していまの日本はどうだろうか。
インド大使館の公式文章に依ると、日本への帰国・入国者についての水際対策はこうなっている。
■6日間だけ隔離
出典:インド大使館の公式文章(https://www.in.emb-japan.go.jp/files/100221554.pdf)
もう一度言う。
デルタ株は2週間経っても他者に感染させてしまうほど強い変異ウイルスである。
そのため、感染者が国内にほぼいない中国や香港や台湾やニュジーランドやオーストラリアでは、最低2週間から3週間は隔離ホテルから一切出ることができない。
翻って日本は10日で外に出れてしまえるのだが、8月14日からさらに緩和され6日での自宅待機に切り替わり、いまはスーパーや喫茶店などにインドからの帰国者が行き放題である。
しかしメディアはこの事実を報道していない。
日本はデルタ株まみれになった。
そして1日の感染者が2万人を越えた。しかし、まだ空港検疫はしていない。
永遠にしていない。8ヶ月前から空港検疫すべきだと書いたが、まるでしていない。
そればかりか、さらに緩和させ6日間しか空港に併設されているホテルでの強制隔離をしていないのである。
私権の制限は現行憲法下ではできないと言いながら、8月14日までは10日間入国者の私権を制限させ強制隔離しているのに、私権の制限はできないと言うのだ。
もはやネタ国家である。
もう一度言う。
野党は国会を開いて新型コロナウイルス感染症対策をしようと訴えている。
それに対して与党は、仕事をせず、働かず、自民党総裁選に躍起になっている(しかし仕事をしていないのに税金は受け取っている)。
と仰いながら、インドからの入国者の強制隔離期間を10日から6日に緩和させ、14日間は最低でも他者に感染させるリスクがあるのに緩和させ、最後まで感染爆発のためやり切ったのだ。
しかし、これらすべての事実を論理的に、日本のメディアは報道していない。
理論疫学者の西浦教授曰く、最悪あと5年は新型コロナウイルスが国内で蔓延すると指摘している。
そして、新内閣と新しい首相が誕生すると、それがどれだけ能力の低い方であっても
仕事を始める前に内閣支持率は上昇してしまうので、来月の衆院選も国会を開けず現在仕事もしていない与党が圧勝し
新型コロナウイルスがあと最悪5年は蔓延することがすでに確定したのである。
仕方ないです。知能が低すぎるから。
菅総理がやったのは、デルタ株を蔓延させて放置し、あまつさえまったくこれっぽっちもしていない
空港検疫をさらに緩和させ、デルタ株だけでなく、ミュー株とラムダ株を国内に入れ下図の
■下図
選挙へ行ってない右の人たちから奪った税金を左の人たちに配りまくったことである。
具体的には、GoTo予算2兆7,000億円をばら撒き、GoToイートで税金を使って感染爆発を起こしたことである。
さらに選挙にいつも来てくれる飲食店経営者に1日6万円ずつばら撒いて、1日の感染者を菅内閣発足時の2020年9月16日の551人から
昨日の1日の感染者数16,783人まで、1日あたりの感染者数を30.3倍にしたのだ。
これが感染症対策でやり切るという彼の成果である。
あと30年は衰退が続きそうです。選挙へ行かないのだから仕方がありません。
あと、いま、将来起こりうる事象はこれである。科学者は地味にエグい。冷徹な知性である。
■これ
出典:藤沢さんのツイート(https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1434026486810374149)
戦争孤児ならぬコロナ孤児が増えるという確定した事実があるのだが、私たちには何も打つ手がない。
空港検疫してないのだから、仕方がないのだ。
国民の半数以上が選挙へ行かないのだから、仕方がない。
誰のせいでもない。しょうがないのだ。なんかちょっと熱っぽくて、文章の質が悪くて申し訳ない。
頭がクラクラします。
(おしまい)