障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

アイデアマンと実務家について

昨日、寄付が2回あり、2,000円の収入を得た。

昨日はこの国の国民はアホや!と失礼なことを書いたのだが、1,000円の入金が2回もあった。マジで申し訳ない。


☆☆☆


今月は1日にも500円、9日にも100円が入り、要はもっと書けやゴルァ!!

ということだと思いますので、がんばって今日も書きます。


昨日、失礼な記事を書いたため批判や反論もあり(当たり前である、社会を最初に殴ったのは私なのだから

社会から殴られるのは当然だ)、それらも至極真っ当なことであり、特に反論の余地もありません。


みなさんの仰るとおりです。私が悪いのです。

五輪やっぱやーめた!って言えばいいじゃん。は適切です。


少し前まで私はサラリーマンやってました。

で、自分はアホやから、会社で退職届を提出し、やっぱやーめた!と言いました。


そしたら上司に会議室にちょっと来いと言われて、退職届を提出したのに辞めさせてもらえませんでした(当たり前である)。

意思は固いのか、ほんとうに辞めるのか、辞めたとき仕事の引き継ぎはどうするのか?

ちゃんと責任取れ。などなど、2時間くらい粘られました。


当たり前です。大人なのだから。

で、次の会社にすでに内定してまして、勝手ながら大変申し訳ありません。


どうか辞めさせてください。

と言いました。当たり前だけど、これだけでは辞めさせてもらえません。


そこから先の仕事があります。

まず上司から、いまやってる仕事をリストアップさせて提出しろ!

と言われました。


そのため、日々やってる業務を12個くらいリストアップして、上司に紙だかデータだか忘れたけど提出しました。

するとその全業務を誰に引き継ぎさせるか上司が翌日までに策定し、


2週間以内にすべての業務をそれぞれの同僚に仕事のやり方を説明し、一緒にやって見せ、引き継ぎをしなさい。

と教えてくださいました。


で、全部の業務の引き継ぎを終え、机周りとパソコン内のデータと守秘義務の書類にサインをし

経理やってたからどの事業部署がどんくらい利益出してるのか、どの製品及びサービスで利益生んでるのかとか全部頭の中に入ってる、それを口外してはならない、当たり前である、その書類にサインをする)


それらすべてを終えたあと退職することができました。

そういうことです。


五輪を延期できるかどうかは、1.5ヶ月前にすでに政府の人たちは模索していました。

そして調整が困難なことは、もうその当時、放映権や世界各地のテレビ番組の番組欄や


キャンプ場の宿泊施設の再確保や、会場施設の手配、延期のためのすべてのタスクをやり遂げることは難しい。

実質6月初旬で、すでに延期や中止は不可能だと彼らは知っていました。


ソース↓


■五輪延期は非常に難しいの記事(6月8日の記事)

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出典:朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASP684TBRP68ULFA00V.html

現場の人たちは6月の初旬にすでに延期できないことを、自覚していました。

で、できないことがわかった。10万人以上いる利害関係者全員の調整が困難だと、1.5ヶ月前に知っていた。


現場では延期すべきという議論が5月中から出ていて、6月にはその回答として延期は不可能だということを知っていた。

インターネットの人たちは開催8日前に延期や中止をしろ!

と言う。いまでも言う。


言ってること自体は非常に正しい。

だけど、どうやって延期するの?という回答には誰も答えられない。


なぜなら不可能だからだ。

論理が不安定な(延期することはもう不可能だと確定した要素)について、論理の選択肢の一つに


もし延期できたらという希求の選択を入れても、それは空論になってしまいます。

論理を組む上で50手先60手先を見るとき、その先に行けない論理の選択肢を選択欄の中に入れることはできません。


再現性がないためです。現実的ではないからです。

これを昨日の失礼な記事に書くことができませんでした。


ホワイトカラーの職場では、アイデアマンという人たちがいます。

イデアだけバンバン出します。で、それをどうやってやるの?

と言うと、誰一人答えられることはできません。そういう人の企画書は100%通りません。


言うことよりやること、実際にやってみることのほうが非常に困難だからです。

言う人より、自分が考案したものを作る人、やってみる人のほうが価値が非常に高いとはこのことです。


こんなアプリあればいいなあ。というアイデアマンは、職場には、死ぬほどいます。

しかし自分でプログラミングの参考書を2-3冊買ってみて、30個くらい失敗作を作りながらそのとおりのアプリを完成させてしまう実務家は、ほぼいません。

こちらが非常に価値の高い人間です。言う人より作れる人(ていうか実際に作っちゃう人)。

同じことです。


昨日の記事は言葉足らずでした。謝罪いたします。分量多くなってしまうので、どうしても書けませんでした。

大変申し訳ありませんでした。

私の過失です。