障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

本物になるためにどう生きればいいのか?

1ヶ月くらい前、家を掃除してたらポケットモンスタープラチナダンボールのなかから出てきた。


☆☆☆


そのためネットの攻略サイトとか見て少しやってみた。

昔の自分はゲームジャンキーで、死ぬほどゲームをやっていたのだが、最近はやってもすぐ飽きてしまう。


1ヶ月が経ち、また途中で放り出してしまったのだ。

なぜ全クリせずに飽きてしまうのかを私は考察していた。


理由は2つある。

1つはゲームの世界より現実の世界のほうが楽しいからだ。


ゲームやっているときより、仕事しているときのほうが楽しいのだ。

漫画も捨てた。娯楽物は全て捨てた。スマホも持ってない。


よって参考書や専門書、論文以外家にない。

娯楽物より知力を高める行為のほうが楽しいのだ。


それは良いとして、ポケモンをやっていて一つ感じたことがある。

強いジムリーダーが倒せないとき、こちらのレベルが低いから一時的にレベル上げをするのだ。


1時間か2時間そこら辺の草むらで野生のポケモンと戦ったり、他のトレーナーと戦っていると

レベルが大幅に上昇する。3か5くらい上がるのだ。


攻撃力が非常に上昇するため2時間もレベル上げをすれば、難なく次のボスを倒せてしまえるのである。

やはりゲームなんだなあと感じる。


ちなみに現実世界もゲームみたいなものである。

高卒だとレベル20で草むらに行くようなものだし、大卒だとレベル50で草むらに行くようなものだ。


レベル20(高卒)に対して高賃金な企業のほぼすべて、Panasonicとかキーエンスとか武田薬品工業とか

平均年収が600万円以上ある企業は、高卒に求人を出していない。


よって大卒なら応募できるが高卒では応募できない会社はかなりある。

高校生は知らないだろうが、特に賃金の高い会社ほど高卒を募集していない

なので親御さんがせめて大学だけは行かせてやりたい。


という情理は、社会を考察していると賃金の高い会社、特にコンサルや金融ではほぼ高卒お断りのため

親たちの言っていることは適切だし、高卒と大卒で生涯平均年収が1億円違う。


同じだけ努力すると1億円の所得格差が付く。

という言葉には、それなりの説得力があると思っている。


そんなわけで現実社会もロジカルに論理的にゲームのようにできている。

学歴で入れたり入れなかったりする場所があるのはもう仕方がないとして、現実社会においてスキルを上げるとはどういうことなのか?


それはこういうことだ。


■本物になるためにすべきこと

本物になるための努力についてのツイート

出典:藤沢さんのツイート(https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1200055821326905344

現代社会ではよく女性がダイエットをする。

だが、すぐにそれは失敗に終わる。

トマトの成分がダイエットに効果的とテレビで放送されると、スーパーのトマトジュースが売り切れになる。


たんぱく質の大豆がダイエットに効果的だと分かると、楽天で大豆たっぷりおからクッキーが売り切れる。

しかし、誰一人ダイエットには成功しない。


なぜか?なぜなら現実社会はもっと地味だからだ。

何かを成し遂げようとしたら、長期間地道な努力が必要になるからだ。


人間社会においては、何に対しても地味で圧倒的な努力が必要であり

楽して何かを得られることなんて何一つないからだ。


たんぱく質の豊富なクッキーを食べれば確かに健康的な体にはなれる。

脂肪や炭水化物をそれほど摂取せずに、お腹を膨らませることもできる。


しかしそれ以外に、彼女らは何一つ努力をしないのだ。

1食をクッキにしただけでまたはトマトジュースを飲んだだけで、ほんとうに痩せられると思っているんですか?

痩せるには地味な努力が必要なんです。


私は生活保護者でウェストすかすかですが、やってることは1日100回のスクワットと、毎日7km程度歩くことと、炭水化物を制限していることです。

これをかれこれ3年間続けています。


毎日100回スクワットして多少筋肉を付け燃費の悪い体にすれば、少し歩くだけで痩せます。

地味に毎日7km程度歩いてます。


筋肉を付けると人は燃費の悪い体になります。代謝が上がるからです。

座ったり立ったりするだけで大量の筋肉を動かすため、カロリーをたくさん消費します。


その状態で1日1.5時間も、半年間歩けば、誰だって痩せることができます。

とても簡単です。

でも、誰一人やらない。特に女性は運動を好まない。


地道な努力を長期間すれば痩せるのに、誰一人努力しない。

途中で投げ出すのだ。

楽なことばかり考えていては永遠に痩せません。デブのままです。


何かを成し遂げるとき、現実社会はポケモンのように簡単にはいきません。

努力の量がゲームと現実世界では異なります。


この世界では圧倒的な努力をすればいいんです。

本も1,000冊程度読めばモノを知っている人間になれます。


でも、誰もそんなことしません。そんな大変な行為を世間一般の人間はしません。

だから誰一人本物にはなれない。


誰かのサロンに入ったり金を払ってセミナーを受講したりと、ブロガーも楽することばかり考える。

だからブログを継続するという一番大切なことをせず、途中で投げ出してしまうのだ。


そうして楽して何かを得ようとする人間を騙して、夢を売る人間が金を収奪し、誰一人地味な努力をせず、途方に暮れる。

地味な努力を長期間すれば良いだけなのに、自分で自分の限界を決め付けてしまって、誰一人努力をしないのだ。


本物になるためには簡単です。

ブロガーだったら1日24時間ブログに人生を捧げるだけです。


他人のサロンとか金出して行ってる暇はありません。近道はありません

サラリーマンだったら1日24時間仕事のことだけ考え、1日15時間程度働けばいいだけです。


でも誰もそれをしません。だから誰一人本物にはなれない。

現実社会ではポケモンと違って10倍以上努力しないと、レベルが1つ上がらないようにできているんです。


だけどポケモンはゲームの電源を切ると無理やり現実世界に引き戻されます。

レベルがリセットされます。


しかし、現実世界では、一度レベルが上がったらずっと能力の高いまま、能力の高い自分を動かすことができます。

私はこれが楽しいんだと思う。


ゲームをやってもすぐ飽きてしまう理由は、現実世界のレベルアップのほうが楽しいから。

仮想世界を生きているより現実世界のほうが楽しいのだ。ぶっちぎりでだ。


破滅的に過労で倒れながらもブログを書いてると、1,000時間もブログを書いてると、スキルが上がっていることが分かる。

知力の緩やかな上昇が実感できるのだ。

その瞬間が私は好きなのだと思う。


知り合いのプログラマーデスマーチやってて家に帰れず、夜の3時に疲れて会社のトイレで寝てしまったことを、私に話してくれたことがある。


少しトイレに行くつもりが便座で寝てしまったんです。

そしたら上司から電話が掛かってきて、いまどこにいるんだ!


と怒られたと話していた。

でもその地獄の現場経験を積んで、その後お会いした彼は、精悍な顔つきをした社会人になっていた。


前に会ったときとはもう別人だった。

以前のようにめそめそしたりおどおどしたり、他人の目を気にしなくなっていた。


さらに修羅場とも言えるような現場経験とプログラミングスキルを職場で獲得した彼に対して

他の会社も、より高待遇で賃金の高い会社も、彼のような優秀なプログラマーに対して、是非ウチに来てほしい!

と言ってくれるようになったのだ。


少し前まで職もなく求人を受けても落ちてしまい落ち込んでいたのに、いまでは自信に満ち溢れた顔をするようになったのだ!

本物とは何か。本物になるためにはどうすればいいのか。

もう答えは分かったでしょう。


脇目も振らずに果てしなく努力すればいいんです。地道な努力をすれば良いんです。

私はブラック企業が素晴らしいとか言いません。


しかし優秀な人材はすぐにブラック企業からいなくなる事実を知っています。

本物はより高待遇の会社が必要としてくれるから。


愚痴をこぼすくらいだったら、目の前の仕事に誠実に取り組む。

優良企業はそういう優秀な人材を常に欲っしているんです。


ただ限界を振り切って努力すればいいのに、誰もしない。

常に周りの目をきょろきょろと気にして、スキルを高める時間を無駄にしている。


何もしない。何もしないで他人だけ批判して良い気分に浸っている。

これが偽物です。現代の日本人のことです。


本物は他者とか興味ないの。

目の前の仕事に夢中だから、自分がなんて言われてるのかすら興味ないんです。


本物になるためには限界を振り切り、世のため人のために尽くす!

これだけです。ただこれだけやればいいのに、誰もやらない。


だから日本はぬるい社会なのだが、あまり気づかれてなくて、少し笑えるというか、悲しくもなります。

苦労をしろ。とは言いません。


そうではなくて、勉強にしろ仕事にしろ、真剣に向き合わなければ人は成長しないし

そうしないとあなたは一生本物には成れない。と言っているんです。


長時間一つのことにド真剣に取り組まなければ人間は成長しません。近道はありません。

楽することばかり考えているようでは、本物には成れません。

本物になるには地味な努力が必要なんです。