はてなブログに引っ越してもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。
☆☆☆
ブログが使いにくかったり、使いやすい部分もあったり、ライブドアブログと違って良い部分もあれば悪い部分もある。
そんななか、はてなブログ使ってて一番嫌なことは、ログアウトするとトップページへ移行してしまうことである。
はてなのトップページは下品だ。
無能な同僚と働くということとか、夢女子対腐女子とか、ひどく下衆な記事が好まれるため、トップに表示される。
本能で動く知力のない人間は嫌だなあと思う。社会科学を使わないからそうなるのだ。
大学で学ぶ学問は3つに分類される。それは人文科学、社会科学、自然科学である。
理系は自然科学を学び、文系は文学部なら人文科学を学ぶ。
そして経済学部や商学部は社会科学(社会の法則性・規則性)を学ぶのだ。
ノーベル経済学賞を受賞したマイケル・スペンスのシグナリング理論を使うと、無能な同僚と働くということは、私は馬鹿です。
と言っていることが分かる。
動物はそれを知らない。分からない。だから自分の愚かしさを世界公開してしまう。
自分の会社を常に批判し、愚痴を言っている社会人もそうだ。
損保ジャパンが破損した自動車の保険金支払を拒否したり、一部の病院が、損保ジャパンの保険を予め拒否することで
事故を起こした際保険に入っているのに自費で負担しなければならないことも、シグナリングで回避できる。
しかし誰も社会科学を学ばず損をするのだ。
無能な同僚となぜ働かなければならないのか?
それはつまり無能な同僚はどんな職場にいるのか?でシグナリングできる。
無能な同僚のいるシグナルを発する職場とはどんな職場だろうか。
平均賃金の高いゴールドマン・サックス証券や任天堂に無能な社員がいるだろうか。
いるにはいる。しかしほとんどいないのだ。
無能な社員が多くいる職場とは、低賃金の人たちが多く勤める中小企業のことなのである。
あなたはその無能な同僚と一緒に働いている低賃金労働者だ。
つまり私たちは低賃金で無能です。無能同士だから一緒に働いてます。
と言ってるようなものなのだ。
なぜ、こんな簡単なシグナリングが分からないのだろうか?
中小企業で常に貧しく、それに不平不満を言っている社員も同じである。
中小企業に対する不平不満は間違った行為だ。
たまに中小企業に間違えてもんのすごく優秀な社員が入社してくることがある。
私は東証一部上場企業から中小企業まで15年間働いたが、ものすごく優秀な人が
中小企業で働くとどうなるのかを知っている。
すぐに転職してしまうのだ。半年もしないで転職してしまう。
なぜだろうか?
なぜなら優秀な人は高待遇な職場にも引く手あまたであり、すぐ転職できるからだ。
多くの企業から誘いを受けるからである。
では、転職できない人とは、どんな人なのか?どんなシグナルを発しているのか。
それは転職活動をしても誰もどの企業も欲しがらない、能力の低い社員のことなのである。
無能な同僚に囲まれている人は自分も無能なことの証左なのだが、自分だけは棚に上げ、俺だけは俺だけは違う。
と言うのだ。
俺だけは違うんだ。だが、俺の周りの同僚は無能だ。と言うのだ。
いや違わないから。それ、全員能力低い職場だから。支離滅裂だから。
優秀な社会人は、最終的には自分と同じくらい優秀な社会人のいる職場にたどり着く。
その優秀さに見合った企業から必要とされるのだ。
社会科学でもこの理論が普通にあるし、同僚を馬鹿だとか無能だとか言ってるってことは、つまり俺は馬鹿だし無能だ。
って言ってるのと同じことなのだ。
とツッコミを入れたいところなのだが、言わない方が良いのだと思う。
また、損保ジャパンの保険を病院が拒否するのは(それを知らない時点で)、どうやって
シグナリングを見つければ良いのか?
とても簡単だ。
やばいことをやっている会社は業界の2位以下であり、規模の経済性を考慮すれば、どの業界もトップシェア企業が
一番品質が高くなり、コスパがよくなるのである。
保険とか金融とかパソコンメーカーとかカメラとか業界の特色を知らなければ、とりあえずトップシェア企業の
商品やサービスを購入しておけばいいのである。
基本的に売上の規模が大きい会社ほどコスパが良くなる。
トヨタ自動車のカローラを自分で作ろうとしたら1,000万円以上掛かるし
一眼レフカメラの入門機で世界一売れてるのは、キヤノンのEOS Kissシリーズであり
入門機で一番コストパフォーマンスの高いカメラは、この世界一売れてるキヤノンのEOS Kissシリーズなのである。
たくさん作ってるんだから1製品あたりの製造原価が安くなるなんて当たり前のことなのだ。
銀行や保険などのサービス業も同じで、顧客数が多ければ一人当たりの固定費や管理費を減らすことができるため、シェアが大きいほどコスパが良くなるのだ。
よって、業界の2位以下は無茶をしなければ利益を出せないため、保険料支払いを拒んだり病院からお断りされたりすることになる。
少し論理を組み上げて思考すれば誰だって分かることなのに、誰一人思考しない。
やはり読書は有効なんだなと最近思っている。
論文を読めば、何もしなくても論理的思考力を高めてくれる。
論理の10手先20手先まで思考する癖を身につけられるのだ。
私はスマホを持ってない。スマホはお金を使うことに特化した便利な機械だが
お金を稼ぐのに特化した機械はスマホではなく、パソコンだからだ。
本を読みその身に着けた知力でパソコンを使ってお金を稼ぐ。
スマホでECサイト使ったりソシャゲやったりして消費する時間を、私は紙の本を読書することで過ごす。
人は人なのだ。
他者のライフスタイルとか全部無視して知的読書生活してたほうが知力はぐんぐん上昇する。
人と同じことしてたら競争で人に勝てないって、平均値の中位になっちゃうって、なんでわからないのだろう。
学生さんとかみんなスマホ持ってて、自分も持ってたら自分は中位に埋没するってなぜわからないのか。
ぶっちぎりになりたいなら、スマホ持たないで遊んでる時間勉強してたら良いんじゃないの?
その理路と知性の拙さが私には理解不能です。
脳科学者がスマホ持つと馬鹿になるって警鐘鳴らしてるのに、みんな持ってるからとかマジ意味不明だから。
なぜ他者と一緒に沈んでいきたいのか、私には分かりません。
P.S.シグナリング理論について詳しく知りたい方は関連エントリーを御覧ください。
これ↓