障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

ツイッターアカウント凍結問題の本質について

ここ数日、ツイッター内で何も悪いことを書き込んでいないのにアカウントを凍結させられる事件が起きています。


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たとえば、


「人間様を刺してくる蚊を殺してやったぜ!!」


とツイートするだけでアカウントが凍結させられたユーザーがいます。人を刺したのではなく「蚊」が「人を」刺したのです。


だけど、日本のツイッター登録者数は3,500万人もおり、一人ひとりのツイートを目視で確認することは不可能です。


ツイッター社はbotによる自動プログラムでアカウントの凍結を決めているため、「刺す」や「殺す」などの言葉が入ったツイートをしたユーザーが自動的に凍結させられたのだと推察します。


この問題が起きてからツイッター内では「ツイッター社は横暴だ」とか「アカウント凍結解除を要求する」などの怒りのツイートがたくさんされていました。


自分的にそれらの劣悪な文章を見て思ったことは、無料の遊園地で遊んでいる子供が、無料の遊園地の待遇改善にもっと金を使え!


と言っているに等しいということです。もしも今後ツイッター社が眼視による確認作業をするのであれば、今までの様に無料でツイッターを使うことはできません。


人件費はとても高く付くからです。かといって、改善できるプログラムをすぐに作ることも不可能です。


プログラマーの人件費はさらに高いですし、すぐに改良版を作り上げることはできないためです。


また、批判している人にプログラマーやとても優秀な理系人材もたくさんいるのに、日本人はツイッターの代替品を誰一人造ろうとしないのです。


ハーバード大学の学生がフェイスブックWindows OSを作り、スタンフォード大学の大学院生がGoogle検索エンジンとYahoo!を造ったのに、日本人は誰一人プラットフォームを造らず


アメリカ人が造ったプラットフォームを無料で使いながらも、その入れ物の中で批判しているのです。


日本人にイノベーティブな人間やものづくりが出来る人間が全く居ないことがツイッターアカウント凍結問題の本質であり、タダで利用できるSNSサイトのなかでそのSNSサイトを批判するのが日本人のロジックなのです。


なんか傍で見てて可愛そうな人たちだなというのが私の素の印象なのでした。


誰も努力しようとしない、かなり痛い民族という印象を受けます。私はせっせと記事を作成し、反面教師として生産的な生き方をしようと心に誓ったのでした。

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