障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

インターネットによる格差社会は、努力の格差社会である。

ICT(情報通信技術)が発達すると格差社会になります。

私は、以前まで格差が悪いものだと思ってました。


☆☆☆


だけど、インターネットによる情報通信技術の発達による格差社会は、それほど悪いものでもないと考え始めています。


なぜなら、インターネットによる格差社会は努力の量がそのまま所得格差へとつながっているためです。


具体例を挙げます。1冊1,500円の本が100万冊売れたとします。その場合、印税は大体10%なので作者が受け取れるお金は


 1,500円×100万冊×10%=1億5,000万円


となります。作者は10%しかもらえません。


残りの90%は出版社社員やその会社の役員のお給料と印刷所の工場社員の所得。また、本屋の店員さんのお給料と、水道光熱費、そして運送会社の社員などすべての人に分配されます。


つまり、出版社を通すと遍(あまね)く多くの人たちにお金が行き渡り、格差が是正されます。


それがインターネットを使って作者が自分のホームページを有料化させ、記事を購入してもらうとします。


1ヶ月すべての記事読み放題で料金は1,500円。そして、ユーザー数が100万人居た場合


 1,500円×100万人=15億円


となってしまうのです。
この場合、出版社、印刷会社、運送会社、本屋さんといった中抜きの中間マージンが一切入ってきません。


つまり、インターネットは格差を拡大させるのです。毎月15億円もたった一人の著者にお金が入ってきてしまうのです。


では、もしも、私と同じ月1万アクセス程度で記事の質が非常に高く、有料化できるブロガーがいたとしたらどうなるでしょうか?


当然のことだけど、計算式はこうなります。


 1,500円×1万人=1,500万円


読者が1万人付いているだけで、月収が1,500万円も行ってしまうのです!


インターネットは会社やリアル社会と違って、努力した分がそのまま努力した人へと流れ込んでくるのです。


会社勤めで会社のサイトのアクセス数を1万アクセスにした程度では、月収1,500万円なんて絶対に不可能です。


しかも、年収換算だと自分のサイトのアクセス数が月1万アクセスでなんと脅威の年収1億8,000万円です。


サラリーマンで会社サイトの月のアクセス数1万アクセスで年収1億8,000万円の人材なんて日本に存在しません。


100%いません。1万人に購読してもらっている程度では、1億8,000万円から会社役員やら同僚のお給料を差し引いてそこから、会社の水道光熱費や利益などを全部引かれて年収はせいぜい450万円程度しか受け取ることはできません。


インターネットを使うと年収1億8,000万円。それが会社勤めだと年収450万円。


そう。インターネットを使うと努力した人がそのまますべての報酬を受け取れてしまうため、格差は拡大してしまうのです。


でも、これって、努力量に応じて収入が増減しているのです。ただ単に努力すればいいだけですよね。

たくさん記事を書いて読んでもらえればいいだけなのです。


そしたら、この情報通信技術による格差って、すごく良い格差だと思いませんか?私はすごく良いことだと思っています。


インターネットは努力したら努力した分だけ報われるのです。素晴らし社会だって思いませんか?


私が日々一生懸命に記事を書く理由がここにあります。このネット社会では「努力が報われる」ことを知っているのです。


だから毎日記事を1万文字も書いているのですよ。ハッハッハ!!!