障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

会社で言いたいことを言うと怒られるけど、ブログで言うと収入が増える。

日本の会社では自分の意見を言うと自己中と言われます。

企画書とか意味不明な書類を作らされて、(その書類を作ってる時間は金を生んでいない)大体ボツになります。


☆☆☆


だけど、ブログで自分の意見を言うと100%アクセス数が増え、収入が増加します。


会社では全知全能なる上司様が承認を下した案件しか通りませんが、ブログだと閃いた瞬間にすべて記事にしてしまうため、明らかに後者のほうがたくさんの記事を生産していることになります。


上司が万能なのであれば、上司様は一人でフリーランスとして食べているはずです。


それなのに、フリーにはならない。てか、なれないのです。会社のホームページを7年間運用してアクセス数2,000ちょっとで何も企画が通りませんでしたが、


個人でブログを始めて1年で既にアクセス数は9,700。来月は10,000になるメドが立つほどに爆上げしているのを見るにつけ、上司とか意味ないんだなと、ね。


ネットに詳しくない上司が居ないほうが、失敗の山を築いた方が早く成功できるんだなということを自分がフリーになって初めて知ったのです。


証券会社のアナリストが「来週は株が上がりますよ」とレポートを書いても、誰もそれを信頼しないシグナル理論と全く同じです。


だって、ほんとうに株が上がるなら、そのアナリストはもう会社に来ないでしょ。


自分の貯金を株にぶっ込んで一気に超大持ちになっているはずです。


なのに、証券会社に勤めているのは、自分の言っていることが不確かだということを自認しているから会社に来ているのです。


ホームページにおいても同じで、ネットに詳しくない上司が「止めたほうが良い」というのは、リスクがほんの僅かでもあった場合ストップを掛けているだけで、そのページが成功するか成功しないかという部分、つまり伸びしろの部分は、まるで見ていないのです。

なんか、会社ってほんと中間マージンなんだなと、ね。


フリーだと自分一人で市場と向き合って日夜戦っているから、自分の実力が非常によく分かります。


能力がなければまだまだなんだって分かるし、市場(Googleと読者様)から高く評価されれば、自分そこそこやれてるじゃん。


って思うわけです。
全知全能とまではいかないけど、適切なのは上司ではなく、市場なのです。


つまらないかおもしろいか、社会の役に立つか立たないかの判断を委ねるべきは上司ではなく、実は市場であり、「読者様が喜んでくれるかそうでないか」だけを考えながら記事を書いていたほうが実は高く評価されてしまうのです。


こんな当たり前のことに気づくのにフリーになって1年も掛りました。会社では皆に合わせないと協調性がないと言われます。


私が合わせたいのは会社からお金を受け取っている会社の同僚ではなく、あくまでお客様なのです。同僚のことなんてちっとも考えてないからw。


あくまで、お客様がこの記事を読んでくれたら、どういう気持ちになるだろうか?喜んでくれるだろうか?楽しんでくれるだろうか?


ただただそれだけを考えているため、フリーになると実力がよく分かるというか過去に勤めてきたすべての会社のホームページよりもこの「盲ろう者ブログ」のほうがアクセス数が多い(選ばれまくっている)のを知って、企画がボツになってやるせない気持ちだった当時の自分があんまり間違いじゃなかったんだな、と。


とりあえずやってみて、記事をアップしてみて読者様の反応を見るのが全て。つまり、お客様満足度が全てなんだな。という当然のことを思い知ったのでした。


そんな訳で周りに合わせられず、自分の実力があると思っているWebマーケターやライターは自分でサイトを作って力試しをしてみるといいと思います。


自分の実力を判断するのは上司ではなく、お客様です。


読者様に喜ばれる文章だけを書こうと意識して一生懸命に書けば、10本に1本くらいは高く評価してもらえるものです。


(この場合、10本中9本は失敗作です。でもアップロードしてみないと、どの記事が喜ばれるのかは分かりません。だから全部アップロードするのです)。


ブログを運営して1年が経ち、そんな当たり前のことにいまやっと気づいたのでした。


(おしまい)