障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

日本は食料自給率0%を目指そう!

なんか専門書読んでたら、生きるのがというか、納税するのがアホらしくなってきました。


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いきなりですが、日本の農家が受け取っている、農業補助金が年間で5兆円です。


んで、日本の農家は500万人。
よって、1人100万円ずつ受け取ってる。


この500万人ができる限り減反して、農作物(特に米)を作らないことで、日本政府から補助金を獲得しているのである。その合計金額が年間5兆円。


なんで、こんなことできちゃうのかって?
それは農家が500万人もいるからです。


この500万人が農業族議員を毎回の選挙で当選させるため、その見返りとして、5兆円を受け取れるわけですよ。


でね、日本の農家は趣味程度で農作物作っているから、一人当たりの生産性が極めて低いのです。要するに沢山の農産物を生産しない。


だって、一人の農家が土地を大量に買いまくって農作物の大量生産を始めたら、農家の数はもっと少なくて済んでしまいます。


そうすると、一生懸命がんばって沢山の農作物を安く市場に提供したいというやる気溢れる誠実な農家が出てくると、農業人口が500万人も必要ではなくなってしまいます。


すると農業族議員が次の選挙で当選することができなくなってしまいます。


そうなると、毎年の5兆円の税金を農家は受け取ることができなくなってしまうから、官僚の天下り先の確保もできなくなるため、農林水産省の官僚も困ってしまう。


つまり、彼らは頑張る農家を組織的・徹底的に排除します。たとえば先月起きた事件のように、一生懸命たくさん生産し、市場に安く提供しようとした、がんばるメロン農家に除草剤を散布し、メロンを全滅させるなどの嫌がらせをします。


なぜなら、全員が頑張らないで選挙で集票マシーンとなり、税金を1円でも多く受け取るにはどうすればいいのか?に、思考メカニズムを働かせるためです。


そのため、日本ではお肉やお米に最大800%もの莫大な関税を掛けて、アメリカではお肉もお米も余ってて、日本に安く売りたいのに、日本はそれら他国の食べ物を国内に入ってこさせないようにしているのです。


だって、安くて日本より美味しいお肉が入ってきたら、競争が発生してしまい、日本の生産者が努力しなければいけなくなってしまうからです。


すでに、日本の食糧自給率は39%であり、パンもうどんもソバもお肉もスパゲティーも、その全てが輸入品であり、お米と牛乳と魚と野菜以外は輸入品で食生活を送っています。


しかも、世界の人口って増えてるんだけど、それ以上に世界で獲れる農作物って、それ以上に増えているんです。


つまり、需要以上に供給量が増えているから、農作物の価格は世界的に下落してるんです。


だけど、海外で直接購入するより日本で購入すると、関税により価格が2倍や3倍になってしまい、日本での海外産の農作物の競争力は非常に弱いです。


つまり、農家が努力しない仕組みを農林水産省の官僚は必死で作っている訳です。


本来ならば、298円でアメリカ産サーロインステーキが毎日食べられるのに、680円出さなければスーパーで購入することができないのは、関税によって価格が値上げされているからです。


つまり、日本の農家たった500万人を助けるために、500万人が頑張らないで5兆円の農業補助金を貰うために、他の1億2,000万人が損をしているのが日本の農業政策なのです。


思ったんだけど、日本ってもう食料自給率0%でいいよね。食料を自給する必要ってないよね。


だって、世界各地で農作物の収穫高は増加していて、その増加ペースは世界人口の増加ペースを上回っている。


そのため、農作物の価格は下落している。だから、日本はわざわざ安いモノを作らず、任天堂スイッチのようなゲーム機やポケモンのようなゲームソフトや、自動車のような高単価の商品を輸出して、安い農作物を輸入したほうが、国民生活は豊かになるよね。


関税は0%にして年間5兆円の農業補助金を廃止してステーキが一切れ298円で売っている日本社会のほうが、庶民は豊かな食生活ができます。


もう農家なんて日本に居る必要はないし、どうしても農家やりたかったらいままでのような減反政策でできる限り作らない努力、がんばらない努力をしないで、日本人がオーストラリアやアメリカの安い土地を買って大量生産して、日本に輸出したほうがいいよね。


つまり、日本は食料自給率0%を目指すべきであり、どうしても農家やりたい人だけこんな狭くて山だらけの日本ではなく、広大な国土のある国の土地買いまくって、そっちで大量生産したほうが生産性が最大化して農家の所得も増えまくる。


って、専門書読んで思いました。農林水産省はがんばらない農家を応援しているのです。それは自分たち官僚の天下り先の確保のためです。


そのために、農業補助金が毎年5兆円も支出され、日本人は一人当たり年間5万円程度その補助金を支払っていることになります。


かなり末期的な国だなって思いました。馬鹿が多いんだよね。この国は。ほんとそう思う。

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