障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

へたれな日本人に、強制的に闘魂注入するブログ(前編)

ブロガーになって「あるある」と思うことは、読者様がアクセスしてきても、すぐに他のサイトに行ってしまう現象です。

アクセス解析していると、それが分かってしまい、自分のブログは魅力がないのではないかと落ち込んでしまうときがあります。


☆☆☆


ウチのブログなんて障害者が執筆してるから、無印良品の記事とか書いて読者さんが入ってきても「障害者きもっ」ってなって、すぐに退出されますw。

よって、直帰率が90%台に達しています。


直帰率90%ということは、つまり、10人中9人がこのブログにアクセスしてきたあとに他の記事を1枚も読まずに退出されることを意味します。


ウチのブログに来た瞬間「障害者きもっwwwwwwww」となって、出て行ってしまうのです。


だからGoogleからもこのサイトはクソツマランという評価を受けてしまい、たまにアクセス数が伸び悩むのです。


記事本数を50本増やしても、アクセス数がむしろ減るとかよくあるため、普通に落ち込みます。


もちろん、残りの1割の人はとても興味を持ってくれて、たくさんの記事を読んでくれるのですが、障害者だと公表してしまうことに損失があるのは確かだと実感します。


そんな訳で、最近の私の癖の一つとして、自分がお気に入り(ブックマーク)しているサイトについて、なぜ、私はそのサイトを定期的に巡回しているのか?

について「言語化」するようにしています。


たとえば、私は「痛いニュース」を定期的に巡回してます。痛いニュースは月間1億アクセスの超人気まとめブログです。


なぜ、自分が痛いニュースを閲覧しているのかというと、人間は他者が不幸になるのを見ると精神的に快楽を感じる卑しい生き物であり、私もその本能を知覚することができるためです。


哲学するのに役立つのです。なぜ、この他者を笑いモノにするだけの記事がアクセスされるのか?


顧客のニーズはどこにあるのかを、痛いニュースを見ることで思考が捗るため巡回してます。


キニ速にもよく行きます。なぜ、私はキニ速に行くのか?


それは、ただ「楽しいから」に他なりません。キニ速も痛いニュースもたとえば少子高齢化についてのニュースが配信されたとき、高齢者を批判したり、もうこの国は駄目だと嘆いたり、お前らまだ日本政府に期待なんかしちゃってるの?と、皮肉を言っちゃったりしてるだけで、誰一人解決策を明示しません


解決策を明示させた難しい文章の質の高いサイトよりも、匿名の人間が政治家を非難したり、高齢者をバッシングしてその場で楽しんでいる、漂っている。


何もしないでゲラゲラ嘲り笑っているだけのサイトのほうが、日本人ネットユーザーのニーズに合致しているんです。


少しでも難しい文章を使ってしまうと、難しくてもう二度とそのブログには巡回してくれません。


そういうのを知るために、人気サイトには定期的に巡回し、この国のネットユーザーの趣味・嗜好を考察する癖を身に着けるようにしています。


知れば知るほど、日本人はアホになっています。そして、競走を嫌い困難な現実に向き合うサイトを嫌い、今さえ楽しければそれでいいという家畜ブタのような知性が、日本人ネットユーザーの動態であることが分かってきました。

後編へ続きます)