障害者新聞

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優秀な理系エンジニアが頑張ると、文系ホワイトカラーの職が無くなる。

優秀な理系エンジニアが頑張ると、文系ホワイトカラーの職が無くなるメカニズムについて、ツイッターで1つのツイートを送信しました。

ブログではそのメカニズム(論理性)について、具体的に説明していきます。


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まず、ツイートの内容はこちらになります。


・・・現代日本においては企業内ホワイトカラーが多すぎるため、それの人員削減と非正規社員化が進められています。


たとえば、東証一部企業の地方支店の営業所で、それまで事務員15人で運営していたところをITによる業務の自動化によって、事務員10人で運営できるようになったという成果を出した場合、その営業所の支店長は高く評価されます。


なぜなら、15名から10名にしたことで、5名のホワイトカラーを解雇できたため、その支払う給料分がすべて会社の利益になったためです。


15名から10名にする場合、業務の自動化が行われます。情報システムによって帳票入力や業務連絡の自動化が行われ、その分、文系ホワイトカラーの仕事が益々減っていきます。


そしてこの業務システムや情報システムといった業務の自動化の仕組みを作っているのが理系のITエンジニアなのです。

(さらに、このような業務の自動化システムを作っているIT企業のことを「システムインテグレーター」と言います。)


要するに、優秀な理系のエンジニアがたくさん輩出されると、その分、どんどん文系ホワイトカラーの職が失われて、企業経営者と管理職は大喜びし、社会はその方向へと進んでいっているのです。


西友のセルフレジは店員を置きません。パートアルバイトの人員が削減され、その分、価格を値下げすることと、西友の利益の増加に貢献しています。


ルフレジのプログラムを作っているのは、当然のことだけどITエンジニアであり、理系の仕事内容となっているのです。


図書館や大型店舗の本屋さんの自動本検索機、銀行のATM、昔は駅員が一つひとつ丁寧に切符を切っていたのに、いま都内ではほぼ100%自動改札口です。


すべて理系の仕事によって自動化され、文系ホワイトカラーの職が失われ続けています。

文系ホワイトカラーは今後、どう生きればいいのか?


これはとっても簡単なんです。文系プログラマーになって、自動化業務に貢献すればいいんです。


文系でも私はスーパープログラマー、クラッカー、ギークハッカーの類を知っています。


数学的な素養があったほうが高度なアルゴリズムを理解できますが、アルゴリズム(論理演算)を理解できなくても、JavaやJavascriptを文系で覚え、コードを書くことは可能です。


自分たちの仕事が減り続けるならば、自分たちもその自動化業務を出来るようになれば、職を失うことはありません。


文系でプログラミングスキルを修得し、フリーで働いている人間も数多くいます。


新しいことに貪欲に学ぶ姿勢があれば、どのような時代でも生きていけます。


いま社会で起きている現象は、IT(情報技術)の進化によって、理系がどんどん文系の仕事を減らしているという現象です。


だけど、文系でもプログラムを書くことは可能であるため、対応はいくらでもできるというのが、私の所感です。