何かツイッターぼけーっと見てたら、そこそこ気になるツイートがあったので、それについて私は思考を開始することになった。
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学生のツイートだか何だか知らんけど(知らんのかいw)、「大学で勉強しないと非正規社員になっちゃうよ」って言うツイートだった。
それについての社会人としての私の思考ロジックはこうである。
「私は大学でこんなに勉強してきたんです。だから雇ってください。」
と言って雇ってもらえる学生は皆無に近い。では、どういう学生が企業人事部から好まれるのか。それは
「学生時代に自分でWebサイトを設計して売上を増やした経験があります。貴社の事業内容ですと、私のスキルがお役に立てると思います。」
こんな感じの受け答えが一番喜びます。企業では、たとえば営業部隊と呼ばれるように、人事部の視点で思考すると、この学生を雇うことによるわが社の利益は何か?
すなわち、この学生は中長期的に、支払った給与以上の富をわが社にもたらすのか?
と思考します。そのため、「私は大学でこんなにも勉強してきたんだから雇ってください」と言って、雇わられる学生は皆無であり、面接試験で落ちまくるんだろうなと過去に実際にあった経験則や論理性から私は思考していたのである。
「これだけ頑張ったんだから、これくらい報われてもいいでしょう。」みたいなゴミ理論が自分はほんとうに嫌いで、そうではなくて、企業に入社するための入社試験なのだから、企業視点で物事考えられる人材のほうがよっぽど企業人事部は喜んでくれるものです。
つまり、「このスキルがあれば貴社のお役に立てると考え、大学在学中に沢山勉強を積み、実戦経験も得てまいりました。」
「Webマーケティングには絶大な自信があります。貴社のお役に立ちたいです。」
のように、「入社したらこれから頑張りたい」ではなく、既に実戦経験積んでてお金を稼ぐことができてて、そのスキルが応募企業の事業内容と一致してて、人事部社員を納得させられるだけの高いスキルがあることを証明する場が面接試験なんじゃないかなあと、一人で勝手に哲学していたのである。
ただ、それをやりすぎてしまうと、既に一人でお金を稼いでいるため、わざわざ企業に雇わられる必要もなく、就職活動に時間を消耗することもなく、ただ黙々と自営業で社長やってればいいため、そこまで優秀な学生になると就職活動市場に出てくることもなくなります。
よって、一人で生計を立てるのは難しいけど、お金を稼いだ経験のある学生が、就職活動市場で一番優位に立てる学生なんじゃないのかなあと、一人で哲学していたのである。
ただし、あまりにも日本は人手不足のため、これらの前提事項はそんなに頑張らなくても覆されるのが現実だと見てます。
つまり、体力があって元気な22歳の学生が「頑張りまあーす!」と言えば、そもそも、人手不足で倒産する企業すら続出しているいまの日本企業(笑)においては、ただそれだけで採用されるんじゃないのかなと。
5回入社して5回辞めたフリーランス障害者の私は、そう妄想しています。
「これから頑張りたい」とか言う人は、大体いつまで経っても頑張りません。
努力している人は既にサイトを1つとか2つ持っていて、自分で既に運営していて、その事業からお金を稼いでいる人たちです。
これだけ勉強してきたんだから、その努力が報われるべきというギブアンドテイクの思考法で社会に出ると、最初の頃少し苦労するだろうなと思った次第です。
どうすれば企業のお役に立てるのか、どのスキルが企業の役に立てると説明できるのか?そして、説得力を持たせるためにも、すでに現場経験を積んでいるか。
という思考ロジックが就職活動に一番求められるものなのではないかと、目と耳両方に障害を負ったクロス(私)は哲学していたのでした。
(おしまい)