障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

笑い者にされても無視して書き続ける大切さについて

前にベンチャー企業で働いてたとき、別の会社の社長から「ブログ執筆が仕事なんて楽なもんだよなあ~」と、言われたことがあります。


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沈黙は金なり。と言うように、私は反論しませんでした。


だけど、心の中では、「この人ほんとうにブログ界隈のことを分かってないんだな」と思ってました。


プロブロガーのイケダハヤトさんの年収は4,000万円です。ガジェット系でブログのアフィリエイトで収入を得ているプロブロガーは、月間アクセス数400万PV以上の人もいて、年収1,000万円程度だと、かなりの低所得者に分類されます。


ブログは費用対効果(労力対収入)が極めて低いWebメディアです。社長さんはそれだけを知っていたのでしょう。だけど甘いね。激甘です。


たとえば、イケダハヤトさんのブログの記事本数は7,000本を越えています。Googleにクロールされたページ数は、なんと脅威の9,700ページを越えてしまっているんです。


これがどれほど凄まじいことなのか。1本の記事を書くのと、毎日休まず書き続け、7,000本書くのとでは訳が違います。


その膨大な努力量と雨の日も風の日も、お正月もお盆休みも取らないで、1日も休まず5年10年と1日3本以上の記事をアップロードすることの困難さ。あまりの仕事量の多さを、一般人は知りません。


あなたは、1日1万文字ずつ書き続けたことがありますか?マジで10日間続けると10万文字になり、たった10日間で、400字詰め原稿用紙で250枚になります。

これね、ギャグじゃなくてマジですよ?


普通に3年間休みなしだと1,000日以上、自分のペースだと1日1万文字なので、それが1,000日続く訳だから1,000万文字(爆)。


3年継続すると、なんと異次元の400字詰め原稿用紙2万5,000枚です。プロブロガーはみんなこれやってるんです。


努力してるなんてもんじゃない。死ぬほどくたばるほど、発狂するほど、キチ○イと言われるほど、努力してるんだよ


周りからブログなんて職業にしてるの?と笑われても、笑わせときゃいいんです。


無視して書き続けるべき。1日1万文字ずつ、無尽蔵に、苦労を買いまくってでも、努力すべきです。


ブロガーは、人の批判なんてしている暇はないんです。あまりにも仕事量が多すぎて倒れてしまい、病院通いすることもあります。


私も月1で通院していますが、仕事量が多すぎて、体が着いて来れなくなってしまう程です。


楽な仕事なんて社会にはどこにもないし、ブロガーなんてこれ以上ないほどに過酷な職業です。


1日1万文字ずつ書いていると、1週間で指がパンパンになります。そして喉がガラガラに腫れてしまい、免疫力が低下し、3週間休みなしで労働すると発熱します。


正直、よっぽど書くのが好きな人でないと、地獄のような苦しい経験になるため、ブロガーになれなんて、軽々しく言えません。


右の肩なんて肩こりでパンパンに腫れてしまい、回復する時間もなく、次の日も、また次の日も、1日1万文字ずつブログを執筆しなければいけない。


それを5年10年と継続してやっとのことで、記事本数7,000本とか1万本に達するのです。もはや血の滲むような努力が必要になる訳ですよ!


だから、正直どんなに笑われても批判されても、反論する時間すら取れず、パソコンに向かってキーボードを叩きまくる日々が続きます。これがプロブロガーという職業です。


批判されても無視しましょう。というか、プロブロガーやってれば分かるけど、反論する時間なんて存在しません。


1日24時間すべての時間を、というか、人生のほぼすべてをブログの執筆に捧げるくらいの考えで行かないと、成果は出ません。


結構マジなんです、これ。マジでここまでやらないとアクセス数は増えないし、求めている成果は出ないのです。


職業としてのブロガーは、ただひたすらに過酷な仕事だと私は思っています。