障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

【デモは無意味】デモに行く人はただの暇人であり、感情で動く人たちである。

シリアに対するアメリカやイギリスの空爆のとき、また、イラク大量破壊兵器を持っていないのに、何もしていないフセイン大統領を虐殺したときに、デモが起きました。

多くのミサイルによってイラクの子供達が大量虐殺されたときに、日本でもアメリカでもデモが起きたのです。


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何も悪いことをしていない善政を行っていたフセイン大統領の側近が、その恨みからイスラム国を作り、現在のテロとの戦いが続いています。


最初に殺ったのは、先制攻撃を仕掛けた「アメリカ」です。イラク原油をそれまでのドル建てからユーロ建てにしようとしただけであり、大量破壊兵器なんて何一つ持っていませんでした。


なのに、ユーロ建てだとアメリカの基軸通貨ドルが脅かされ経済が低迷することを恐れたアメリカは、何も悪いことをしていないイラクに大量のミサイルを投下し、フセイン大統領を虐殺し、そして、イラクの子供達を全員ぶち殺し、血の雨を降らせたのです。


アメリカのミサイルはシェルターに大穴を空け、シェルターのなかで脅えながら隠れていたイラクの子供達を皆殺しにしました。


当時、日本でもアメリカでもデモ行進をしていましたが、デモなんてやったってやらなくたってそこに論理性とインセンティブが介在していないのだから、ミサイルは降って来るんです。


デモをやることは無意味です。時間の無駄です。なぜなら、デモとは自己満足の行為に他ならないためです。


デモをすると政府の執行に何らかの問題が発生するのかと言ったら、何も問題は発生しません。


各国政府は自国の国益の追及のために動いているため、他国の子供達が死のうが生きようがどうでもよく、一部の国民がデモ行進して感情で喚いていても、それを論理的に無価値と見なし、無視し、国益の追求のために論理的にまた動き続けるだけなのです。


デモをすることで彼らが受ける損失は内閣支持率が2%程度下がるだけであり、デモに政府の行動を疎外する効果は何一つありません。


粛々とミサイルが降って来て、アメリカの国益の追求のために、何も悪いことをしていない子供達が死ぬだけです。


物事を改善しようと思ったら論理的に思考する必要があります。たとえば、日本の年金問題などは、ほぼ何もすることができないと言えます。年金の受給開始年齢も受取額も日本政府が決めます。


正確には衆議院議員が国会で多数決で決めています。その衆議院議員を決めているのは選挙であり、選挙のルールは多数決のため、若者よりお年寄りの人口のほうが多い日本においては、お年寄り有利の政策を掲げた政治家だけが当選するのは自明の理であり、これはもう改善するのは無理なのです。


もしも人徳のある政治家が日本の将来を考え、年金をもっと減らしましょうなんて言い出したら、その人は次の選挙で落選するだけです。

だから誰もそんな自分の立場を不利にするような政策は掲げません。


社会には戦争もそうだし年金もそうだけど、個人の力では何をやったってもう無理ゲーだっていうことは、結構あるんです。


個人が大量に集まってデモ行進しようが戦争は起きるし、ミサイルは降って来ます。


どうすることもできないときは論理的に思考し、解決策を自分の頭で考えるしか手はありません。それでも、解決策が生まれないときは、あきらめるんです。


あきらめて自分のできないことは考えず、いまの自分にできることに対してのみ考察し、自分のできることを一つずつやっていく。それをやらないと、自分があまりに無力で落ち込むことになります。


デモ行進したって世の中良くならないのだから、政治家を志すなり、もう少し平和な他国に移住するなりの、いまやることのできる行動を考察し、そしてすぐに行動に落とし込む。


デモなんてやってるくらいだったら、収入上げるために仕事したほうがずっとましだと私は思っています。そのほうが、ずっと生産的だからです。


論理的に冷徹に今自分ができることだけを考え、一つひとつ行動に落とし込むことで、成果をたくさん生み出していく。


そういう生産的な生き方をしたほうが社会は豊かになると私は考えています。