障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

毎日沢山ブログ記事を書くと記事の質が落ちる。それでも書き続けると、名作が生まれる。

前に人のブログやサイトをだらだら読んでたらイケダハヤトさんを批判するブログを見つけました。

というか、彼を批判するブログって、結構多いです。


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イケダハヤトさん(通称イケハヤさん)は、ライブドアブログで「まだ東京で消耗しているの?」を運営されているプロブロガーです。最近は、1日に3本の記事を毎日配信しています。


批判者はみなイケハヤさんを批判しますが、誰も彼と同じことができていません。


つまり、批判しているブロガーは、1日3本ずつブログの記事を書くということがどれだけ大変なことなのかを分かっていません。


で、批判している人のブログを読んでいたら、毎日沢山記事を書いていたら、ネタがなくなって記事の質が落ちる。と批判されてました。


私も1日3本ペースで配信していることもあり、そしてネタに困ったことがよくあるため、一理あるなと思いました。


だけど、ですね。実質的にブロガーの勝負はそこからなのではないか?と言うのが、毎日6本ずつ下書きで記事を書いている人間の所感なのです。


ネタが尽きそうになったら、もう書くネタがなくなってしまうと確かに苦しいし、一時的にブログ記事の質が落ちます。


ここは批判者のおっしゃるとおりですが、問題はそこからです。ブロガーの真価が問われるのは、ここからなのですよ!


ネタがなくてもう書けなくて苦しい思いをしているときに、頭を焼き切れる程に使うと、たまに奇跡の様な優れた記事が書けてしまうことがあります。


人間の脳は追い込んだほうが真価を発揮します。締め切り前でどうにかしなくてはと焦っている状態のほうが、脳は潜在的な力をフルで発揮してくれます。


週刊連載漫画のほうが月刊連載漫画よりもスケジュールは厳しいですが、その分名作が多いですし、ブロガーも1日のノルマを設けて書いていると最後の1,2本は無我夢中で必死になって頭が真っ白になった状態で書くため、奇跡的に名文が生まれることがよくあります。


追い込まれた先にしか見えて来ない境地があり、書き続け、困難な道のりの果てにしか見えて来ない頂があるのです。自分も1日7本ペースで下書き記事を書いてたときが一番良い文章が書けていたと感じます。


この記事が自分のベストだと思っていますが、必死になって鬼の形相で無我夢中に執筆活動に没頭し、膨大な記事を書き続けることでしか、こういう文章は生まれません。


短時間で沢山書くという行為は始める前は上手く書けなくて苦しいものですが、3時間も唸(うな)りながら執筆活動を続けていると、脳が乗ってきて、サクサク書けてしまえるようになるのです。


上手く書けないときでも、それでも無理やり書き続けるという行為を経ないと、その先にある名文の執筆には行き着くことができないと言えます。


だからブロガーはとりあえず書く。何でもいいから無我夢中で膨大な文章を執筆し、世に公開するなかで、たまに奇跡的に名文が生まれる。


じっくり考えて書くのではなく、修羅場のように自分を追い込んで、数をこなさなければ質の維持はできないというのが私の自論です。


何でこんなものが書けてしまったんだ!と言えるくらいの記事は、脳を焦燥させ必死にさせなければ生まれないのです。


ブログ執筆に没頭し、時間を忘れて鬼みたいに仕事に打ち込み、文章を執筆する。


これを続けて行きたいと私は思っています。