世界長者番付1位のビル・ゲイツ(総資産約9兆7000億円)は、どんな仕事観を持った人なのか?
日本人の労働者と全然違うため、書いていきます。
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まずはツイッタから3つのツイートを抜粋します。
ビル・ゲイツの人生観と労働観はこんな感じです。
人生は公平ではない。そのことに慣れよう
— ビル・ゲイツ名言集bot (@naoki5get) 2017年3月30日
私の方が積極果敢で、バカみたいに競争心が強い。私はその日その日のビジネスを片付けていき、ポールは研究開発で会社を常に最前線に押し出す努力をしている
— ビル・ゲイツ名言集bot (@naoki5get) 2017年4月5日
一心不乱に働くこと、ベストを尽くすことが嫌だというなら、ここは君のいるべき職場ではない
— ビル・ゲイツ名言集bot (@naoki5get) 2016年12月25日
・・・ビル・ゲイツは競争大好きの仕事大好き人間です。日本でいう昭和のモーレツ社員です。
長時間労働して死ぬほど働きまくり、他社との競争が大好きな人です。大好きな仕事に熱中し、時間を忘れて全身全霊で打ち込み、没頭する仕事スタイルです。
しかも人生は公平ではないことを知っている人です。
日本はいまこの真逆の状況で、競争を好まず、闘争心と覇気がなく、できる限り競争を隠してみんな一律に夜遅くまで残って、大嫌いな仕事をしましょう、というのが日本人の労働観です。
そのため日本企業の製品、特に電化製品などは競争せず、競合と足並みを揃えているため、どこも似たようなものばかりを開発し、どこの会社の製品を選んでもみんな一緒のため、全社そろって価格下落を引き起こし、儲からないのです。
他社と似たような製品をがんばって作るから、他社と一緒で安心できる。競争しない。ビル・ゲイツのように、むき出しの闘争心で戦うことはない。
「いかにして勝つか」「成果こそ全て」という基本原理を日本人は持っていない。
他社と異なるものを作り、差別化を図り、戦いに勝つからこそ企業に売上が入ってくる。そして、その売上の一部が自分のお給料になることを、日本人労働者は理解していません。
どんなに不遇の体になってしまっても、どんな障害状況だろうとも、「成果こそすべて」なのです。
お客様に選ばれるような最高の製品プロダクトを設計・開発し、提供するのが労働者の仕事というものです。
沢山仕事をして競争に打克ち、社会に必要とされる人間になり、爆発的に成果を出していきたいものです。