障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

この盲ろう者は仕事を休みたいとは思わない。

自分は盲ろう者弱視・難聴障害者)です。なんかまた3週間休みなしで仕事してます。


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なぜ、休まず仕事をするのか。自分でもよく分からないです。というか別にしたくてしているのではなく、体が勝手に動いているのです。


たとえば、次の日曜日休みにしようと心に決めます。で、実際に日曜日になって、朝起きてパソコンの電源を入れます。


そうすると最初の1時間はネットサーフィンをしているわけです。楽しいです。で、気づいたら仕事をしているのです。


なんて言えばいいのか、仕事と趣味の区別が付かないのです。毎日ノルマを決めているし、400文字詰め原稿用紙25枚ずつ書くと決めています。


これはかなり楽な目標であり、達成しないことがほとんどありません。だって、起きているときはずっと記事を書いているのだから。


意識して仕事をしているのではなく、気が付いたら指が動いているのです。好きといえば好きなのですが、最近ではもう無意識のうちに仕事をしているのです。


で、折角の日曜日も、当然その前の土曜日も仕事です。趣味なのか仕事なのかの区別が付いていません。


どこかへ出かける用事があるときでも、1万文字書いてから外出しようとします。頭おかしいのか少し不安になります。


でも、意識していないのに、書いてしまうというか、書かないと死んでしまう体質になってしまった以上、もう仕方がなく、あきらめているのです。


性分といえばいいのか体質なのか、分からないです。ただ曜日も時間も日時の感覚もなく、ただおびただしい量の記事を書いているのです。


仕事だと思っていないからなのか、休みたいとは思いません。2ヶ月とかぶっ続けで働いてしまい、倒れて起き上がって、起き上がったら休めばいいのに、またパソコン付けて仕事しているのです。


中毒なのだろうか。よく分かりませんが、社会に対して盲ろう者の実情を伝えられたらと考えているのは確かです。


そのため昨日は日曜日で当然仕事してて、今日も起きてからずっと仕事しているのです。

少しは社会の役に立てたらと考えています。