障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

アクセス数を1万倍以上増やすには、未来予測マーケティングが最も効果的

「ブログ飯」という本を買って、70ページくらいまで読みました。

筆者が実際にやっているWebマーケティングでもっとも効果的だったのは、「未来予測マーケティング」というものでした。


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未来予測マーケティングについて、忘れないうちに、ここにログ(記録)を残しておきたいと思います。


アクセス数をいきなり数万アクセスまで持っていく、もっとも効果的なWebマーケティングが未来予測マーケティングです。


ガジェット系やゲーム系のサイトを運用されている方は、すぐに実行に移してみるといいと思います。


私のサイトでは潜在的マーケティングはしますが、未来予測マーケティングはできません。なぜなら、このブログは社会科学や哲学、障害者の生き様がメインのテーマになっているためです。


ガジェット系かゲーム系のサイトでないと効果が薄いのです。恐ろしく結果が出るWebマーケティングの手法ですので、読者様のお役に立てるのではないかと思います。

それでは書いていきます。


1.未来予測jマーケティングとは何か?

未来予測jマーケティングとは、Google、Yahooの検索評価を利用したマーケティング手法です。


GoogleとYahoo!は同じ検索アルゴリズムを使っており、この2社だけで検索エンジン市場のほとんどを独占しています。


そしてこの2社の検索アルゴリズムはインターネット上にまだ生まれていない情報、インターネット上に初めて書き込まれた新規の情報を高く評価する傾向があるのです。


たとえば、2ちゃんねるで書き込まれた記事をまとめサイトがコピーして転載するとします。その場合、初めてその記事が生まれたのは2ちゃんねる内であり、その次にまとめサイトという順位が着きます。


そのため、オリジナルの情報である2ちゃんねるの最初の情報がGoogleとYahoo!で上位に表示されることになります。


海外ニュースサイトの翻訳まとめサイトでは、海外ニュースを日本語に初めて転載したサイトがもっとも高い評価を受けることになります。


だから、海外ニュースまとめサイトは、速報性が高く、秒単位でどこのサイトが世界で初めて日本語の記事を書いたのか?を競い合っているのです。


日本語にしたという段階で、その日本語の記事はインターネット上に初めて生まれた新規の情報だとGoogleとYahoo!は評価するのです。


サッカーの海外掲示板の日本語翻訳サイトがホイッスルが鳴ってサッカーの試合が終了した数秒後に日本語のまとめサイトをアップロードしているのは、速報性(オリジナル性)が検索順位に影響を与えることを知っているからです。


世界でまだ生まれていない情報、インターネットにまだ生まれていない情報を、検索エンジンは高く評価するのです。


だけど、新規の情報であっても、ニーズがなければ検索されることはありません。そのための未来予測マーケティングなのです。


2.未来を予測するマーケティング

たとえば、実際にあった話として、ブログ飯の作者が作った、「Xperia(エクスペリア)非公式マニュアル」というサイトがあります。


ブログ飯の作者さんがスマホが好きで、エクスペリアというスマートフォンが発表されたとき、そのカタログスペックを見て驚愕したのです。


このカタログスペックがほんとうなら、発売されれば社会現象になるほど売れるだろう。売れるということは、発売後に検索需要が爆発的に生まれるだろうと、発売の数ヶ月前に予測したのです。


インターネット上にはまだエクスペリアの記事はほとんど存在していない時期です。その段階でカタログスペックからエクスペリアの非公式マニュアルサイトを発売日の前に作ってしまい、


記事を30本以上発売前にインターネット上に上げてしまうことで、初代エクスペリアが発売後、「エクスペリア 使い方」「エクスペリア マニュアル」といった主要な検索キーワードで


1日あたり3万件検索されたとき、その検索の上位に「Xperia(エクスペリア)非公式マニュアル」が表示されることから、


サイトを作り上げたあとの未来に爆発的にアクセス数が激増するというマーケティング手法が未来予測マーケティングと呼ばれるものです。


このサイトは、いまでも「エクスペリア 使い方」で検索すると上位に来ています。1ヶ月で数万件はアクセスされていると思います。


これが未来予測マーケティングの全容です。


3.未来予測マーケティングの対象となるもの

未来予測マーケティングがもっとも効果を発揮するのは、発売前のガジェット(スマホやノートパソコンのような小物)とゲームソフト・ゲーム機です。


少し前だと「ポケモンGO」の非公式サイトをアメリカで社会現象が起きていたときに、世界で初めて日本語のサイトとして、個人で作ってしまうことで、日本でリリースされたあとにアクセス数が数十万、数百万件に伸びたはずです。


英語の記事を読んで使い方を日本語にしただけで、GoogleとYahoo!は日本語においてインターネット上に初めて生まれた情報として高く評価してくれます。


海外掲示板の翻訳サイトが上位に来るのは、この言語翻訳の新規性のためです。


いま、未来予測マーケティングをやるのだったらプレステ4の「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」や富士フイルムが世界初で開発しているミラーレス中判デジタル一眼カメラ「GFX」のように発表されスペックは


公開されたものの、まだ発売されていない商品であり、そして競合サイトがまだ存在しない商品の紹介記事や使い方マニュアルのサイトを作ってしまうことです。


ドラゴンクエストXIはどんなゲームなのか?予測も含めてその楽しみ方を自分なりに記事にして30本はドラゴンクエストXIの情報を公開してしまうことです。


キャラクターデザインが公開されたら、過去のドラクエの主人公たちと比較した記事を作ってみたり、ストーリーが公開されたら、自分でそのストーリーの詳細を肉付けし、予測してみたり。発売前のワクワク感を共有できるページをたくさん作ってしまうことが大切なのです。


ニュースサイトは1ページということであれば、ドラクエXIの記事は既にインターネット上に存在しています。


だけど、30ページ以上のまとまったドラクエXIの情報が発売前に閲覧できるサイトは、世界でまだ存在していないのです。


その状況で世界初のまとまった情報サイトを作ってしまうことに新規性における優位性を保つことができ、ドラクエXIが発売されたときには、世界で最初に作られた充実したサイトという評価を検索エンジンから受けられるのです。


そのため、ドラクエXIが発売された後には検索上位に表示されることになり、爆発的にアクセス数が数万、数十万アクセスへと増加するというマーケティング手法が未来予測マーケティングとなります。


私のような社会科学の記事を書いている場合、潜在的マーケティングはできるものの、未来予測マーケティングはできません。


爆発的に大ヒットするであろう商品が発売される前に、30本以上のまとまった情報をインターネット上に公開させ、未来において生まれる検索キーワード需要(例えば「ドラクエXI ストーリー」など)の記事を既に作ってしまうのが未来予測マーケティングです。


このマーケティング手法だと、やり方次第では誰もがブログだけで飯を食べられることになります。要するに「ブログ飯」のタイトルに偽りなしだということです。


インターネットより書籍のほうが有益な情報が載っているのは、それが有料記事か無料記事かの違いです。つまり、その記事に報酬が発生するのか、無報酬なのかの違いであると言えます。


私が本をたくさん買うのも、このためなのです。