自分、参考書ばっか読んでるため、あまりニュースとか見ていない。
☆☆☆
ニュースを見ない理由は、日本のメディアの報道の質が低いからだ。
ただ障害者雇用の水増し問題は興味深かったため、少し時事情報を集めていた。
で、今月22日、つまり2018年8月22日に昨年度の障害者の職場内での虐待件数が、ひっそりと厚生労働省から発表されていたのを知った。
この2つ、関連性のある時事ニュースなのだ。
まず職場内での虐待件数なんだけど、これが過去最高を記録してんのよね。
ソース↓
■職場内で虐待された障害者の数
出典:北海道新聞(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220710)
ここ4年で障害者の虐待件数って4倍程度に増えてるんだよね。激増してるんです。
それはなぜか?
なぜなら、障害者を雇わない企業に対して国が罰を与えているから、無理矢理雇わせているからです。
法定雇用率を守らない企業には障害者雇用給付金を支払う義務があるからです。
そしてこの法定雇用率と罰金の金額がどんどん上昇してるんです。要するに、わが国は厳罰化に舵を切ってるのです。
ほれ↓
■法定雇用率と障害者雇用給付金の年次推移
出典:厚生労働省ホームページのPDF資料(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000132445.pdf)
企業は、公官庁も雇う義務を自ら厳しくしてるんだけど、障害者を雇わない企業に対して、どんどん厳しいルールを設計しています。
国の分離政策によって汚い生き物の障害者は、健常者と一緒の教室で勉強することが、最近まで許されなかった。
だから高等養護学校や特別支援学級でまったく勉強させず、福祉漬けにする。ってことは前回の記事で書いた。
で、基礎学力すらまったくない、健常者の義務教育未満の学力しかない障害者を、無理矢理企業に雇わせているのが現実です。
するとどうなるのか?
能力の低く使えない障害者は職場のお荷物となり、ただ椅子に座ってるだけで、または、簡単な仕事をしているだけでお給料をもらって、だらだら働くことになるわけだ。
するとどうなるのか?
健常者で正社員のサラリーマンが一生懸命に深夜まで残業してボロボロの体で翌日出勤してくるのに、隣の席ではただ座ってるだけでいいと上司から指示された(過去の私のことだ)障害者が、朝からネットサーフィンして、死んだ魚のような目をして、ぼんやりしているのだ。
するとどうなるのか?
当然だけど全く働かない、上司から何一つ仕事をもらえない、なのにお給料だけもらってる障害者に対して、嫌がらせや虐待の一つや二つは、したくなるものなのだ。
要するに職場の雰囲気が最悪になり、この歪みが、虐待が起きるメカニズムに発展していくのだ。
物事の根源は、障害者を分離政策によって馬鹿なまま社会に出してしまうから、企業の職場内において障害者が使い物にならないことが虐待の原因であり、問題の本質なのだ。
そして障害者が使い物にならないから、なのに椅子にただ座ってるだけの給料ドロボーだから、公官庁や地方自治体も、雇ったフリして水増ししているのだ。
ほらね。因果関係が全部繋がった。
水増し問題も職場内での虐待の問題も、問題の本質は障害者が頭の悪いまま社会に出てしまうことなんだよ。
高等養護学校卒業時の障害者の学力レベルは18歳なのに、健常者の9歳と同じレベルなんだよ。
変でしょ。これ。
ここを変えないと仕事を得られず無職になり、空腹で住む場所すらなくなり、犯罪を犯し、刑務所への出入りを繰り返す累犯障害者になる。
または、運良く雇ってもらえても何も指示されず放置され、職場内でぼんやりしていて、健常者のストレス発散の材料にされ、虐待件数が過去最高を記録する。
つまり、累犯障害者問題も、障害者雇用の水増し問題も、そして職場内の虐待件数が過去最高を記録したこの問題も、すべての原因は障害者の学力不足から来ているのだ。
社会から必要とされない人材のまま社会に出てしまうことが問題なんです。
よって解決策は、分離政策をやめるか、または、高等養護学校と特別支援学級のカリキュラムを変更させ、まともな授業を行い、社会に必要とされる人材に育て上げるかのどちらかです。
せめて障害者に義務教育終了レベルの知力及び学力を持たせる必要があります。
そうしないと厳罰化させても、今度は民間企業の水増しやルール違反、虐待件数が増え続けるだけです。
少し考えれば分かるはずです。
高齢社会に突入した日本では健常者は人手不足で、どの企業も喉から手が出るほど人を欲しがってる。
なのに、障害者は余ってる。
それはなぜ?
なぜなら、障害者は職場で使い物にならないからです。お荷物だからです。能力が低いからであり、能力が低いまま社会に出てしまうからです。
問題の本質はここなんです。
障害者は使えないって言うと、障害者団体が人権問題に発展させるけど、実際に社会の役に立つ超優秀な人材だったら、水増し問題なんて起きないでしょ。
逆に優秀なら雇いまくって雇用率超過になるはずです。
障害者雇用の目標人数を達成できない(要らない人材を雇いたくない)から、国も地方自治体も、水増ししてるんです。
逆説すれば、障害者の能力が低すぎるから水増し問題が起きてるんだよ。
私たちは社会から必要とされてないんだ。それは能力が低すぎるからなのだ。それをまずは認めましょう。
少し思考すればこんなこと誰だってわかるのに、日本人は劣化しまくってるからテレビも新聞も、国はひどい!ズルをしていて許せない!
とか、感情論やら人権問題やら、まったく的外れな議論に収束しているのです。
彼らは経済学を学んではいないため、経済合理性の元で多くの人及び企業が一斉に同じ方向を向いて動いていく、という経済のダイナミズムを知らないのです。
障害者が優秀だったら健常者と同じように人手不足になって、誰も水増しなんてしないでしょ。
逆説すると、障害者の能力が低いから水増しして雇いましたー!と、嘘を付いてるんだよ。
職場での虐待も同じです。健常者と同じ程度の能力だったら、一緒に協力して仕事をするはずです。
でも実際には単純作業しかさせなかったり、上司によっては座ってるだけでいい。と言ってくれたり(ある意味最高の職場ではあるw)
健常者と障害者に能力の差がありすぎるから、こういう問題が起きるんです。
日本人は馬鹿だね。こんな簡単な社会問題も考察できないのだから。ほんとこの国の人たちは劣化したなあと思う。
知力が低すぎるんですよねー。
まあ、いいけどね。