このエントリーは藤沢数希氏著「損する結婚、儲かる離婚」を読後の、私の読書感想文です。
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これ↓
■書籍「損する結婚、儲かる離婚」
出典:新潮社ホームページ(http://www.shinchosha.co.jp/book/610706/)
(ここから本文です)
…最近、ツイッターに馬鹿女が多い。ひたすらに頭の沸いたクソ女がツイッターで炎上している。
倫理観の問題上、私はここに晒したりはしないが、こんな感じの炎上がいまツイッターで起きている。
■主婦の炎上ツイート
わかんねーよカスがよ!!
って思う。
男も女も平成末期は脳みそも末期で、魅力なき人間が多い。まあ、係わり合いにならないため、どーでもいい。
だけど一生懸命働いている人間が損する、日本の結婚の法律は、間違いだと思う。
結婚(ていうか離婚)において発生する慰謝料のことだ。日本の離婚における慰謝料は全部で3つある。
それらは
- 財産分与
- 婚姻費用
- 慰謝料
である。
まったく知られていないが、極めて重要な法律のため、ここに少し執筆していく。
まずは財産分与からだ。
1.財産分与
財産分与とは、結婚後の財産は、妻と夫で2等分しろ!という法律だ。
つまり、結婚後に夫が必死になって働くことで貯金が5,000万円まで貯まったとしよう。
その場合、妻が愛人作って別居を開始し、離婚に至った場合、どちらが悪いかは別として、妻の内助の功があったからこその5,000万円の貯蓄だ。と、日本の法律は解釈するのだ。
だから妻が専業主婦で昼間不倫ばっかしてても、愛人10人作って、もうどの男の子供なのかすら分からなくても、離婚時には財産は2等分されるのだ。
よって、医者や弁護士などの高所得者が、結婚後にひと財産を築いてしまった場合、その半分は、愛人作って逃げて行った妻に支払わなければならない。
酷い話である。まさに、損する結婚、儲かる離婚である。
次は婚姻費用だ。
2.婚姻費用
婚姻費用(業界用語でコンピ地獄)とは、別居中の経済的豊かさは夫婦は同じでなければならない。
という法律だ。
よって、専業主婦の妻が愛人3人作って別居を始めたとしよう。夫は医者で年収は3,000万円だったとする。
その場合、夫婦は同じレベルの経済的豊かさでなければならないという理念から、愛人作った妻に夫は毎年1,500万円ずつ支払わなければならないという法律である。
この法律もまったくもって知られていない。
欧州ではこういう日本と似たような法律があるため、すでに結婚という行為をしない夫婦が多数派を占める。
よって、婚外子(結婚しない男女の間で生まれた子供)が5割を超えているのである。
お互いに好きになったら、結婚しないまま家庭を築いてしまうのだ。
だって、婚姻費用(コンピ地獄)でどちらかが不倫したら、不倫したほうされたほう関係なしに、所得の高いほうから低いほうに、収入の半分を差し出さなければならないからだ。
こんな契約は最低である。お互いを不幸にしかしないのだ。
お金持ちの男性にとって結婚とは、それほどに重い行為なのだ。しかも収入の多いほうは離婚したくても離婚できない。
妻が辣腕弁護士を雇い、離婚裁判でドロドロの愛憎入り混じる法廷闘争に持ち込まれたら、最長で10年は婚姻費用を支払わなければならないのだ。
その10年間は収入の半分をたとえ相手が愛人作っての別居だったとしても、支払わなければならないのだ。
これも「内助の功」という法の理念があるためである。
なんで別居して精神的苦痛を感じている、一生懸命働く男性が内助の功で、収入の半分を取られにゃならんのか?
法のルールは道徳に反しているのである。
何が哀しくて高所得の男性が10年間も離婚裁判し、その優れた才能を無駄遣いしなければならないのか?
現代社会に内助の功なんて存在しないのである。内助の功の概念が日本の法律に生まれたのは、明治時代になってからだ。
そして明治時代に明文化された内助の功が、平成時代の私たちの足枷になっているのだ。
明治時代初期、夫は山へ柴刈りに行き、妻は川で洗濯をしていた時代、夫の労働量と妻の労働量は同じだった。
ご飯は竈(かまど)に薪(たきぎ)を少しずつくべていき、ふー、ふーと風を火に当て、付きっきりで白米が出来上がるのを待たなければならなかった。
洗濯機のなかった明治時代には川へ洗濯しに(ほんとうに行ったのか知らんけど、多分町にある共同の井戸水を汲んで)それを使い、1枚1枚服を洗濯しなければならなかった。
いま、ご飯炊くのは炊飯ジャーに無洗米を入れて、ジャーの炊飯ボタンを押すだけである。
で、出来上がるまで、妻はせんべいでも食べてワイドショーを見てればいいのだ。
また、洗濯も洗濯機に衣類を放り込んで、洗濯ボタンを押すだけである。最近は乾燥までしてくれるから、外に干す必要すらない。
それなのに、サラリーマンはどうだろうか?
朝から晩まで仕事!仕事!仕事!で鬼みたいに働いているではないか。これで本気で、夫の働きの半分は、妻の内助の功だと言えるのか?
逆説すれば、年収5,000万円の外資系投資銀行で働く金融コンサルタントやトレーダーが、女性と結婚すると、内助の功により、年収が倍の1億円になると思っているのか?
なるわけねーだろゴルァアア!!
女は働け!男にパラサイトするな。寄生すんな。
現代の法律は明治時代に作られたこの内助の功によって、一生懸命がんばる労働者ほど損をするのだ。
3.慰謝料
最後の慰謝料についてだが、これは最大で100万円程度だ。
どちらが悪いのかはたったの100万円であり、妻が愛人20人作って、もうどの男の子供だか分からなくなっても、離婚できず年収の半分をアバンギャルドの妻に奪われ、
そして離婚時には財産分与によって、2人で築いてきた(正確には高所得な男性が一人で一生懸命がんばって働いて稼いだ)貯金を、この悪女にも半分やらねばならない。
だから本のタイトル通り、損する結婚、儲かる離婚。なのだ。
欧州の人たちはこれを知っているから、もう結婚なんていう古ぼけたツール(道具)は使わないよ。ってことで、結婚しないで家族を築いているのだ。
確かに、収入が高いほうから見たら、結婚は損でしかない。年収2,000万円の男性は、同じく年収2,000万円の女性と結婚するのがベストだ。
パラサイト(寄生)して来ないためだ。
どちらも社会に独り立ちしているからだ。要は高収入な男性または女性は、自立した異性と結婚しろ!
ってことだ。
そうしないと婚姻費用と財産分与で、大体全財産1回分は取られるよ。実際に取られているよ。というお話です。
詳しくは書籍の「損する結婚、儲かる離婚」をご覧ください。
ケーススタディーが大量に載っていて、また、最後に虐待にいたる論理的メカニズムも執筆されており、これから結婚を考えている社会人にとっては、大変に役立つ書籍だと思います。
読んでて面白かったです。要するに、自立してないクソ女はもっと働け!ってことです。