障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

聴覚障害者は郵便局留めを利用すればECサイトからの郵便物を受け取れるよ!

聴覚障害者は郵便局留めを使おう。

そうすれば、耳が聴こえなくても郵便物が受け取れて、ECショップ使い放題になるよ。


☆☆☆


私は目と耳両方の障害者(盲ろう者)なのだが、耳が悪すぎて以前は郵便物を受け取れなかった。

よって、ECサイトで買い物することができなかった。


なぜなら、インターフォンが聴こえないから、パソコン画面上で買い物カゴに入れても、郵便物を受け取れなかったためだ。

すぐ家の目の前まで商品が来てるのに、耳が悪すぎて(ていうか、すでに完全に聴こえなくなった)、インターフォンが聴こえず、宅配便を逃してしまうのだ。


で、生活保護者になって、家から外に出ることがほぼなくなった。外に出ると仕事ができなくなるからだ。

家に篭って仕事だけしていたい。


だけど実店舗のゲームショップとかと同じように商品を閲覧して、ほしいものがあったら購入したいという要求があった。

そこで色々調べてみたんだけど、まったく耳が聴こえなくても郵便局留めが利用できるECサイトなら、商品を受け取れることがわかった。


ゲームやおもちゃを販売するECサイトだと、ブックオフオンラインと駿河屋が郵便局留めに対応しているのだ。

ブックオフだとこんな感じで郵便物が届く。


■こんな感じ

ブックオフから届いたゆうパック

中身は丁寧に包装されている。「お届け先」には郵便局留めとちゃんと書いてある。オレンジ色のマーカーで囲んだところです。

(個人情報の部分はソフト使って消しました)


一番上にあるゲームソフトはxbox360アイドルマスター。100円だったから買ってみた。


100円で買ったアイドルマスター

耳が悪くても郵便局留めを使えば、郵便局へ行って名前を言えば、郵便物を受け取れる。

言葉が喋れないろう者の場合は、紙に「黒須です。郵便物を受け取りに来ました」と書いて局員に渡せば了解を得られる。


言葉が喋れる難聴者の場合は、印鑑と身分証明書だけ持っていき「黒須ですが郵便物届いてますか?」と言えば出してもらえる。

眼・耳不要です。


弱視でも大丈夫だから弱視・難聴の盲ろう者でもネットでお買い物を楽しむことができるのだ。

これで普通に100円とかでゲーム買えるよ。この社会はほんとうに住みよくて、障害を負っていても楽しいよ!


健常者でないハンデはたくさんあるけど、パソコンリデラシーを高めれば、聴覚障害者でも十分にこの世の便利さを享受することができるよ!

なんかね、こんなにも社会は楽しいのに、そんな便利なサービスをたった障害者だからってだけで使わないのは、もったいないなって思って、書いてみた。


普通にブックオフオンラインのほうが新宿のブックオフ全店舗の品揃えより、ていうか東京全部の店舗の品揃えより多いから。

そして安いから。


1,500円以上買えば送料無料だし、代引き手数料324円取られるだけで、あとは何不自由なく郵便物を受け取れて、楽しい生活ができるよ。

駿河屋だとちょっと価格が高いけど、その分、代引き手数料が無料だから、併せて使うのがいいと思う。


どっちも難聴者、ろう者、弱視・難聴の盲ろう者、全員が、利用可能だよ。

郵便局の局員さんは耳が聴こえない人に紙に書いてくれて筆談してくれるから。聴力がまったくなくても問題ないよ。


私たちの世界は障害者に優しいよ。日本社会は障害者を差別したり、そんなにしないよ。たまにするけど。

不平不満を言うより社会に入っていってしまったほうが、楽しいことがいっぱいあるよ。いっぱい待ってるよ。


それを伝えたかったので個人情報が晒される危険性を犯してでも画像を貼ってみました。

みんなこんなにも豊かな先進国日本での暮らしを楽しもうよ!

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