障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

ネットに書かれた個人の意見はまるで役に立たない!!

以前、ネット掲示板の5ちゃんねるに45歳のビル警備員の嘆きが書き込まれていました。


☆☆☆


彼は匿名で、このお給料では家族を持つことなんてできない。結婚なんてできる気がしない。と、嘆いていました。

45歳で、です。


ネット掲示板にアップされたビル警備員の給与明細
警備員の給与明細
出典:キニ速(http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/4894922


そのとき、掲示板では、月収178,750円しかない彼の手取りに対して

  • 私より3万円も多いじゃん
  • でも、写真に写ってる財布、ブランド物でしょ?
  • バイトでもしろ!!
  • 給料が勝手に上がっていくような職業に就けなかったお前が悪い。

と書き込まれていました。



大体ネット掲示板で心の叫びを書き込んでも、閲覧者から返ってくる反応はこんなものです。


この文脈を見て、ああ日本って25年間も海外企業に負け続けた負け国なんだなあって、私はとても実感しました。

腑(ふ)に落ちたのです。


読者様はこの会話のどこに問題があるか分かりますか?

45歳のビル警備員は月給が17万円しかなくて困っている。と、ネット掲示板に書き込みました。


それに対して返ってきた反応は、「私より3万円も多いじゃん」「でもその財布ブランド物じゃん」という、個人の意見なんです。


ネット掲示板にいくら書き込んでも彼が結婚し、妻子を持つための何らかの問題解決策も提示せず、あまつさえ、それはお前がそんな職に就いたのだから、お前の自己責任だろ!!

とまで言うのです。


つまり、ネット掲示板に書き込んでも、ツイッターや他のSNSサイトもそうだけど、インターネット上に書き込んでも、彼の困っている状況は引き続き継続したままなんです。

  • まったく役に立たない空間。
  • まるで社会問題を解決できない空間。
  • 一つも社会の役に立たない場所。

水掛け論の個人の意見の集合体。それがインターネットです。



まとめサイト読んでも無意味。匿名の書き込みなんて烏合の衆だから。人が困っているのを見て、それをお前の自己責任だろ!!


と、なぜか人が困っているのに、その困っている人に怒りをぶつける低所得者同士の醜い争い。


何も問題解決していないし、できないし、この問題を解決したいという人がネット空間上に現れない、ゴミみたいな文書しかない現状。


ああ。やっぱり日本人って劣化してるんだ。海外から25年間も負け続けたため、知性がもう劣化し過ぎたんだ。


ネットに係わっても、まるで役に立たない文章ばかり読まされるのだから本屋さんへ行って参考書や専門書を読んだほうが、インターネットを見るよりずっと有意義な時間の使い方なんだ。


彼らはいつも怒っているけど、誰一人社会問題を解決できない能力の著しく劣った人たちが、自分の不平不満をぶつけるためだけに他人が困っているのを見ると、これ見よがしに大喜びして、困っている人間を更に批判するんだ。


つまり、インターネットってまったく人のためになってない。社会の役に立たないクズみたいな文章の集まりなんだな。


と読解できたため、最近の私はインターネットの劣悪な文章はあまり読まず、出来る限り出版社を通した有料の書物を読むように心がけています。


だって、読んだってまったく役に立たないのだから。ゴミみたいな文章でみんな貧乏人で怒り狂ってて、人を批判するだけで、社会をより良くしたいなんて考える人は、一人もいない場所なのだから。


それなら紙の書物を読んでたほうがずっとまし。

役に立たないゴミの集まり。それがインターネットなんだな。と実感し、時間を無駄にしたくないため、もっと本を読もう!と思ったのでした。


インターネットは高学歴のインテリも底辺も、どちらも質の悪い文章しか書けません。


タダの文章ほど時間を無駄にするものはないのですよ。偽物なんです。ふふふっ。個人の意見とかどうだっていいし、全部役に立たないガラクタのまがい物なんです。