障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

誠実さょりもお金第一主義の社会について

(このエントリーは、3ヶ月前に下書きしたものです。)

昨日、就職活動のため企業へ面接しに行って来た。


☆☆☆


高齢者のワーカーを使って顧客企業の売上を増やすコンサルティング企業から面接確約オファーをもらったためである。


行って、面接で素直に話した。


自分が職場で空気を読まないで一生懸命働いてしまうこと。入社してすぐ成果を出しすぎてしまい、前任者のメンツを潰してしまったこと。


他人の心を大事にすることがとても大切で、自分だけ強欲になってはいけないと思ったこと。開業届けを出して事業者になろうとしていること。

を、面接で正直に話した。


そしたら、「現場を壊し、金を稼ごうとしないネガティブな労働者はいらない」と言われました。


見事に面接試験にまた落ちたのです。これで落ちた会社は305社目になります。誠実さ、真っ正直さ、真面目さ、ひたむきさを、もう日本の企業は求めていない。


いかに楽して効率的に金を稼げるのか?そもそも、お前は金を稼げる労働者なのか?が一番に問われるし、面接で聞かれるのだ。


だけど、スマホの課金ゲー(ガチャ)で破産しちゃった人に日本人は「自己責任だ」って言うけど、あれって自己責任じゃないよね。


企業が、中毒性の高いトラップ(罠)をたくさん作っておいて、一部のユーザーが中毒症状を引き起こし、貯金全部使い果たしてしまう。そんで苦しみぬいた末、破産する。


そういうサービスを提供する側が法に触れないグレーゾーンで哲学的な犯罪、言うならば、人の倫理を犯している。


そして、人間が壊れてしまい、壊れた人間に対して誰一人助けの手を差し伸べようとしない。


困ったときはお互い様。という理性を持った人間的な判断を誰もが行使しない。


猿と同じで人が不幸に陥り、困っていると、大喜びする浅ましい民族。それが私たち日本人なんです。


辛いです。苦しいです。助けてください。っていう人に対してぎゃはは!!と嘲り笑い続ける日本の社会。


これって社会が劣化してる証拠なんだよ。日本人全員が教養を失墜させ、誠実さを失い、馬鹿になってる証拠なんだよ。


全員が所得が低くて、ゆとりのない社会。だから人間哲学がとても稚拙であり、人のためになる会社を興したいって言うと、いまの日本では笑われるんです。


私は会社を作ろうとしています。

障害者がこのブログを読んだら、コイツには負けたくないなと言ってくれる、元気になってもらえる。そんなブログメディアを作りたいです。


人を騙してお金を巻き上げるのではなく、人に喜ばれるサービスを提供して行きたい。


だから、周りから馬鹿にされても気にしません。社会は誠実さを評価しない。だから私はその日本社会を無視します。評価しません。


私の正しいと感じた道を私は歩みます。ズルくて知力の低い人間の意見に耳を傾けません。無視します。


お金第一主義であり、誠実さが安く売買されている社会だからこそ、真っ当さと人に寄り添って、金にもならない事業に時間を掛けられる。


そういう事業者に、社長になりたいって思った。面接日は、そんな心が洗われるような1日だった。


そういう会社を作りたいって決意した1日でした。私は盲ろう者(目と耳の障害者)だけど、真面目に生きて行こうと思います。


会社を興してまともな経営者になろうと思っています。このエントリーから2ヶ月経った後のエントリーはこちらです。

開業届けを提出した話です。

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