今日、寄付金の備考に、自民党がクソなのは同意だけど、なんで黒須は公明党を叩かないの?
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と言う質問が書かれてました。
寄付金2,000円もしてくれてありがとうございます。
その質問にお答えします。
ミクロ経済学とゲーム理論を使ってみましょう。
日本のネット民はバカだから、アベガー!
とか言って、いま賃金が21ヶ月連続で減ってます。
死ぬほどどうでもいいです。
しかしこれは政治的イデオロギーに依る言説です。
右だ左だとかアベガー!とか、そういう、無学なちっこい奴らです。
しかし私たちは経済学の学徒です。
経済学に人生捧げてます。
経済学の学徒ならば、ミクロ経済学を使うべきではないでしょうか。
ミクロ経済学を使ったイデオロギー(思想って意味だよ)だと、当然のことながら、政治学的イデオロギーではなく、経済学的イデオロギーを使うということになります。
なんか、訳わかんない、右派のアホが移民をすべて国に返せーッ!
とか貧乏人が言ってるが(個人的にどうでもいい事象)、これは政治学的主義主張であって、経済学的イデオロギーではありません。
マクロ経済学が一国のパイ(これをGDPと言う)をどれだけ増やすのかを学問のテーマに掲げているように、すなわち、国民所得の最大化こそがマクロ経済学の命題であるように、ミクロ経済学とは「希少資源の最適な分配方法を探る学問」と呼ばれます。
これは参考書でも大学の論文でもどこでも同じ言葉で使われています。
この言葉を世俗的にすると、どんだけパイのなかから自分の取り分を増やせるか。
つまりパイ(GDP)のなかで自分の得られる金の最大化のためにどのようなインセンティブ(どんな動機でどう動けば良いのか)を探る学問こそが、ミクロ経済学であると言えるのです。
これの類義語は、竹中平蔵がミクロ経済学者であるように、自己利益の最大化のためにどんだけ金を受け取れるのか。
どう動けばどんだけ金になるのか。
自分で派遣法作って自分で派遣会社の社長になる(笑)
平蔵がやったことはこれです。
ミクロ経済学。
自分の金の最大化のために、法案作って派遣社員増やしまくって、中抜きしてと…全力でフルコミットする。
政府を最大限利用する。
合法でできる最大の活用方法により、政府の権限をしゃぶり尽くす。
これがミクロ経済学的に生きるというものです。
だから平蔵はミクロ経済学的にはその生き方は正しい。
正しいと言えます。
パイは変わってないんで、平蔵が金持ちになった分だけ、派遣社員が貧乏人になった。
本来、正社員しかない雇用制度に派遣社員を作り貧乏人にすることで派遣社員を出向させた企業から多額の手数料を徴収し、その手数料を平蔵が全部いただく。
全体としてのパイは変わってないが希少資源を平蔵は多くぶんどることができた。
ええ話や。
これこそが経済学的イデオロギーと呼ぶモノなのです。
私が公明党を押してる(べつに押しても応援してもないし、明日、公明党の党本部に隕石降ってきて全員消滅して滅んでもらっても構わないし、自民党だったらむしろ気分が良くなるが、生活保護費でストロングゼロでも買って一人宴会でもするが)、それなりに公明党を認めている理由は、金になるからです。
公明党の政策で私は給付金を現ナマで既に37万円受け取っています。
日本の高齢者も全員そうです。
お年寄りはもっと受け取ってますよ。実はね。
37万円は最低ライン。ボーダー。
バカな貧乏人は手続きっていうかその手続きの書類が読めないから(ああいう公の書類は偏差値58以上ないと読解不可能)、金を受け取れてないけど、私は文系バカなので無駄に読解力があるんです。
そのため、手続きとかはすごい得意で、家に来る区役所からの書類は全部手続きして返送してます。
それをやったら毎年公明党の政策で、住民税非課税世帯は累計37万円も受け取れたわけです。
まあ、公明党員は100万越したけどね。
日本人はバカだからネットニュースしか読まないし。
スマホぴこぴこしてうんこして寝るような奴らだし。
そういう社会問題なり給付制度は、新聞にしか載ってないんですわ。
それか区役所内のパンフレットにしか書かれてない。
私は貧乏人です。
だからいまは公明党をどちらかと言えば押してます。
で、もし私が金持ちだったら、貧乏人から金を毟り取って金持ちをより金持ちにする維新を応援します。
公明党を応援してる理由がおわかりいただけたでしょうか。
ただミクロ経済学を使っているだけです。
金になるからです。
貧乏人だったら貧乏人に金を配る公明党を応援するし、金持ちになったら金持ちをより金持ちにさせてくれる自民党や維新を応援するだけです。
なぜならそれが金になるから。一番金になるから。
これが経済学的イデオロギーというものです。
本人の主義主張でアベガー!
は政治学的イデオロギー。
現行の自分の立場で、自分を一番肥えさせてくれる相手を応援するのが、経済学的イデオロギー。
イデオロギーの語源であり直訳は「社会階級ごとのモノの考え方」です。
社会階級が変われば応援する政党も変わるわけです。
ただ、ルイ・ヴォナパルト=ナポレオン三世、の時代から、庶民はどこの国でもバカだから、自分を貧乏人にする政策や政党を全力でフルコミットして応援します。
いま維新を応援しているのは貧乏人です。
生活保護の一歩前の奴ら。
よって規制緩和されまくった、大阪では、金持ちはより金持ちになり、維新を応援している貧乏人は、規制緩和によって解雇される羽目になり貧乏人になる。
貧乏人は自分を貧しくしてくれる政党に全力でフルコミット(その政党と一体化)してまで、より貧乏人になろうとする。
なぜならバカだから。
規制緩和させて生活保護者を叩いて、規制緩和され自分ガ無職になり生活保護者になり、将来の自分(生活保護者)をいまのうちに全力で叩きに来てるイケてる人たち。
単なるアホとも言うけど、どうでもいいです。
これが政治学的イデオロギーと言うものです。
この逆こそが経済学的イデオロギーなのです。
私は私の金を増やしてくれる人をただ応援してるだけであって、その立場上、いま私が貧乏人だから、貧乏人に金を配りまくる公明党を一時的に応援しているに過ぎない。
これが経済学的イデオロギーと言うものです。
イデオロギーであるため、社会階級が変われば応援する政党も変わります。
そういうことです。
寄付ありがとう。できうる限り正直に一生懸命書いたよ(ぺこり)。
(おしまい)