私は日本の政治家を信頼していない。
だから彼らが言った言動はログ（記録）を取っている。
☆☆☆
そして3年前に言った言葉を本当に実行したのか。
5年前に言ったことをちゃんとやったか。やってる感ではなく、実際にやり遂げたか。
「成果を出した」かをちゃんとチェックしている。
政治とは何かを言ったかではない。何をやったかである。
成果が大事なのだ。というか結果以外不要である。
ケーススタディを1つ見ていこう。
新型コロナウイルス死亡率ワースト1位の大阪、吉村府知事の3年前のツイートだ。
■吉村知事の2020年6月17日のツイート
出典：Twitter・Xでの吉村知事のツイート（https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1273207269514080256）
吉村知事は2020年6月17日に、2021年春以降までに（つまりいまから2年半前までに）、大阪ワクチンを開発し、数百万人単位で接種する。
と言った。
しかし1本も大阪ワクチンは接種されなかった。
大阪の医学はコロナに打ち勝つどころか病院を統廃合したため、47都道府県ワーストの死亡率となった。
ついでに東京都の6割の人口しかないのに、514万人も東京都より人口が少ない、半分ちょっとの人口なのに、コロナで死んだ死者数も全国47都道府県ワーストワンであり、文字通りコロナに敗北したが正しい認識である。
ソース↓
出典：厚生労働省の統計データを集計し、ビジュアル化した東洋経済オンラインの専門サイト（https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/）
大阪府の吉村知事はワクチンを開発すると言った。
しかし実際に開発したのは米国のファイザーとモデルナ社であり、大阪からワクチンはただの一度も開発・実用化されなかった。
Twitter・X上では実用化する！コロナに打ち勝つ！と書かれている。
しかし何もしていなかったばかりか、死者・死亡率47都道府県ワースト1位であり、なぜかやってる感から維新の支持率は上昇した。
数百万人に接種する！と大風呂敷をぶち上げたにも係わらず、1本も接種しなかった。
というか開発すらしなかった。
大嘘つきである。
できるかどうかではなく、やりもしなかった。
開発すらしなかった。
言っただけ。やってない。やってる感。
それで支持率が爆上がり、今年府知事として再選なされた。
彼は何もしていなかった。
むしろ陽性者は東京都のほうが多かったのに府の病院施設が劣悪杜撰だったため、医療リソース不足から患者を受け入れられずトリアージ（命の選別・高齢者の医療を放棄してでも助かる見込みのある若者を助ける、医療資源の乏しい自治体が取る行為）、と連呼し、やってる感だけを演出した。
よって大阪では病院に重症者を受け入れることができず、治療できず、死者数が全国1位となったのである。
陽性者は東京都のほうが多かったのに、東京では治療が出来、大阪では出来なかったため死者数がトップとなったのである。
その何もしていない彼に対しインターネット上では、特にSNSでは、ヨシムラ、お前働きすぎだ！吉村寝ろ！
と、当時の気持ち悪い日本人は（いまもネット民はかなり気持ち悪いが）、大声援を送った。
仕事していない人間に仕事しすぎだ！がいいね！を一番多く獲得し、拡散され、リツイートされた。
彼は連日テレビ出演しやってる感とトリアージを連呼し、それが、維新の支持率増に繋がったのである。
死者ワースト1位でだ。
何もしていない人間に対してお前働きすぎだよ。もっと休めよ。である。
気持ち悪い民族である。知能の崩壊であると言える。
私は2020年のこの時点で既にインターネットを見切った。一切、信頼しなくなった。
しかしこれくらいならまだ良い。
序の口である。
たかだか大阪府民882万人中280万人がコロナに感染し、8,557人が死んだだけだ。
という、ただそれだけの事象にすぎない。
どうでもいい話だ。
それで支持率まで上昇したのだ。
維新からしたらいい話ではないか。
私は個人的に維新は嫌いじゃない。
後述する元弁護士のゲーム理論すら組めない人たち280万人が後遺症に苦しむ。
自業自得ではないか。知力の差だ。
日本人の知能の低さに、ひいては大阪府民の知力のなさに、政治家が大喜びしている。
とても良い話ではないか。
マクロで見て大したことではない。
大阪人は日本人の13.6人に一人しかいない。
マクロ（国家全体）としては些細な出来事である。
他山の石とすればいい。
私は大阪人でもないし、府民ではないから、3人に一人のロシアンルーレットを受けて一生肺に疾患を抱えてもいない。
一応、関東民だ。
後遺症ももっていない。
彼らが選んだ人間なのだからそれでいいのだ。
批判すべきものではない。
1億2,000万人に悪影響を与えているわけではないのだから。
しかしインターネットは吉村寝ろ！などとまた間違えた。
ネットはこの事象もさることながら、1億2,000万人に悪影響を与えるツールである。
大阪人だけならどうでもいいが、日本人全体がミスリードを犯し、ネットの知識をあたかもほんとうのことのように信じ込んでしまう。
全体としてネットは害悪である。
それを見ていこう。
大阪などよりももっと害悪な具体例を挙げ、社会の実像と人々の損失を、ここに記す。
続きはnoteで読めます。
