障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

日本人は数理的に物事を思考できない

先日、オミクロン株対応のワクチンを接種した。


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接種理由は、情報において私が一番信頼しているのはインターネットではなく、日本政府であり、地方自治体だからである。

自治体から接種のお知らせの手紙が届いていたため、かなり遅れたが第8派を見越をして、冬前に打ったのである。

彼らは理論疫学者の意見を聞き、政策を立案している。


私はインターネットの星の数ほどある匿名の意見より、たった一人の理論疫学者の意見のほうが(ほんとうは数名の学者の意見を傾聴しているが)、少数派の科学的意見のほうが、価値があると考えている。

そういう人間である。


接種後、2日間熱が出て大変だった。

その後、今日ネットを見てたら、オミクロン株対応のワクチンは危険!


すでに女性が死亡しており、今日は基礎疾患持ちの男性も死んだ。

絶対に打ってはいけない。との書き込みが匿名掲示板やヤフコメにあった。


数理的に物事を見ていこう。それぞれのリスクと死者数はこうだ。


■それぞれのリスクと死者数

  • 今日の新型コロナウイルスに依る1日の死者数…99名(超過死者を除く、超過死者ってのは新コロに羅患し、それが原因で他の併発病で死ぬ人のこと。オミクロン株はこれが多い。脳の血管が切れるとかそんなん)
  • 餅を喉に詰まらせて死ぬ人の数…年間298名(令和元年。ちな、平成30年は363名)
  • 今年に入ってオミクロン株対応ワクチンで死んた人の数…2名

2022年11月18日、今日、新型コロナウイルスに羅患して死んだ人の数は99名だった。

昨日は133名だった。


2日間で新型コロナウイルスによる死者は232名だった。

メディアはこれを報道しなかった。


昨日と今日でオミクロン株対応ワクチンによる副反応の死者は1名だった。

メディアはこれを大々的に報道した。


ここ1ヶ月でまだ1名なのにである。

年間ペースにすると12名である。餅を喉に詰まらせて死ぬ人は年間298名いる。


このままいくと、餅を喉に詰まらせて死ぬ人の数のほうがワクチンの副反応による死者より24.8倍(298/12)大きいことになる。

日本人は、24.8倍ハイリスクな、餅を喉に詰まらせて死ぬリスクには恐怖しない。


スーパーやコンビニにお餅が売ってても驚いたりしない。私を殺す気か!とか言わない。

さらにお餅の10倍以上のリスクがある道路交通事故に怯え、外に出歩けない人もいない。


外を歩き死ぬリスクは、ワクチンを打つリスクの100倍超なのだが、誰も怯えず外を出歩いている。

しかしワクチンは怖がる。


新型コロナウイルスによって1日100名ペースで死者が出ているのに、メディアは報道しない。

1名ワクチンで死ぬと気でも狂ったかのように報道する。


歩きタバコを日本人はきち◯いみたいに批判する。

しかし火力発電と自動車の排ガスだけで(大気汚染が原因の肺炎など肺疾患だけで)年間5万人が死んでいるのに、自動車や火力発電を避難したりはしない。

恐れてもいない。無頓着である。タバコさえ吸わなきゃ肺がんにならないとすら考えている。


数学を諦めるリスクが一番大きいことだけは分かった。

各自がんばっていただけたらと思う。


ちなみに、今日の副反応による死者は基礎疾患持ちの方である。

そういうこと。

(おしまい)


P.S.


11月15日に寄付を2,000円もいただきました。

ありがとうございました。


最近死ぬほど記事書いたのにあまり売れなくて落ち込んでいたので、とても励みになりました。

ブログのほうも一生懸命に書きます。がんばります。


ただ、1日の収入が300円から500円くらいなので、今後どうすっかなとは考えております。

普通に就職しちゃったほうがこの生活苦を脱却できるためです。


目と耳の病気悪化してる障害者を雇ってくれる会社ってあるのだろうか。

東京にはないと言われたけど、探してみようかと考えております。