なんか超簡単な社会問題なのに、誰もネットに解答を書かないため、私が書きます。なぜ、都内のお店は共用トイレが多いのでしょうか?
それはお金が掛るからです。
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都内の飲食店で共用トイレが増えている理由は、企業の利益を増やすためです。
考えてもご覧なさいよ。トイレ2つ設置するより、1つにしたほうが費用を半分にすることができるのですよ?
共用トイレで女性と男性が同じトイレを使うことによる店内でのトラブルよりも、トイレの設置費用を半額にすることで生まれるお金のほうを経営者は優先しているのです。
そうすれば、設置費用と固定資産税とスペースが狭いのだから借りてる場合は、家賃も少額で済みます
人と企業は利潤の最大化のために動いています。それは株主資本主義社会のためです。
株主資本主義社会とは、「利潤の最大化」のために社会が最適化されている社会のことです。
成果が出れば、トヨタ自動車の取締役は成功報酬として沢山のお給料をもらえます。
沢山の成果を出した人間は株主に評価され、沢山の報酬を受け取ることができます。
だけど、トヨタ自動車の期間工は昨日も今日も明日も同じ仕事をしているから、お給料は10年経っても変わらないのです。
10年後の仕事上の成果がいまと一緒だったら、給料だけ逓増(ていぞう)することはありえないのです。
昭和の時代に毎年同じ仕事してたのにお給料だけ増えていったのは、それ以上に日本人の人口が増えていたためです。
人口(市場パイ)が増加しているから会社の売上高も毎年増えていったのです。
だから、エレベーターガールとか直接的にはお金を生まない職業すら存在したのです。
いまは人口減少社会であり、昨年度と同じだけの努力をすると企業の売上高はどんどん減っていきます。
だから、費用側を切りまくっている。そのために共用トイレが都内に増えまくっているのです。
日本は売上のパイ(人口)が減っている国なのですよ。国がいま衰退中なのです。
それがよく分かる兆候の1つが共用トイレであると私は考えています。