障害者新聞

目と耳の障害者が作った新聞です。社会の本質を書いています。

日本人は心がナイーブに貧弱になっている。

先日、ツイッターである知力の高い人が「日本はもうすぐ終わる。南米のコロンビアみたいな国になる。」とツイートされていました。


☆☆☆


いや、いくらなんでも犯罪大国コロンビアにはならんだろと思っていました。


論拠として、牛乳石けんの「さ、洗い流そ。」というCMに出てくる真面目で病んでるサラリーマンが今後絶滅するからなんだそうです。


がんばって働いても一生懸命努力しても、賃金が上がらない国。


もはや、ドイツやフランスやイギリスに1.5倍の給与格差を付けられてしまったこの国では、労働者がどんなにがんばってもさらにもっとがんばれと上司に言われるだけで所得が上がらず、サラリーマンは病むのだそうです。


確かに、この国での労働者としての努力はまるで報われません。

報われないだけなら別にいいけど、今後20年で日本人の唯一にして最大の美徳であった「がんばること」自体を皆がもうしなくなってしまうと言うのです。


そうすると、軽薄ですぐに他人を批判する軟派なヤリチン男性と富裕層のイケメン男性のどちらかしか残らず、一生懸命な日本人男性というカテゴリーが絶滅します。


努力が報われない、まったく賃金が上がらないことで、努力を止めてしまう為です。


すると、政治家や芸能人が不倫とかすると、みんなネットでげらげら他人の不幸を笑ったり、馬鹿にしたりすることが予測できます。

(既にそういう社会にもうなっちゃっていますね。)


個人的には南米の犯罪大国までいかなくても、この国の人たちの民度と向上心は駄々下がりしていることだけは認識しています。


先日、ニュースになっていた香害の記事を読んで、この国はもうすぐ終わりを迎えるんだと自覚したほどです。


■香害のニュース

香害の記事

出典:産経WEST(http://www.sankei.com/west/news/170824/wst1708240010-n1


今の日本人は心が鋭敏でナイーブで弱くて脆いのです。そしてモーレツに働いている人や情熱的に生きている人を批判します。


優秀な政治家が一度でも失敗するとネットで叩かれまくって、精神を壊してしまい入院してしまいます。


日本は終わります。まず間違いなくこの国は終わりを迎えます。

人口が減り国内の経済規模と消費が減り、非正規社員が増加し、年金は60歳以下はすべて75歳以上にならないと支給されない国。


南米の犯罪大国まで行くとは思ってないけど、世界最速でYOUTUBEのチャンネル登録数200万人を突破し(要するに世界一のユーチューバー)のヒカルを、成功者を徹底的に批判し、


同調圧力、みんなと一緒に努力しないで漂っていようという思想を常とする日本という国は、もうすぐ終わるのです。


一生懸命働いてがんばる日本人は、努力が出来る日本人は、全員海外に移住するのが良いのではないだろうか?

と、少し思っている私なのでした。